ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

大阪人とルーマニア人、またはブカレスト人

2009-07-30 | ルーマニア・ブカレストの日常
先月のエントリーにて自分で書いていて気づきました、「大阪人はルーマニア人化しやすいのか?」~元記事はこちら「ルーマニア人に指摘される『ルーマニア人化』」とこちらから。



ここで言うところのルーマニア人は、ブカレスト人。この国の首都、ブカレストに住む人は独特の行動倫理を持っているらしく、地方都市の人からは「ブクレシティアン(bucurestian)」「ブクレシティアニ(複数形)」と揶揄する言葉でひとくくりにされること多し。

ものすごく早くおしゃべりする人が多く、人がしゃべっているのにさらに横から口を出す人、さらに大声でしゃべり始める人。発音するときの語調が強いので、喧嘩しているみたいに聞こえるときも。大阪弁のひとつ、河内弁も喧嘩っぽい?

個々に好き勝手にしゃべっているように聞こえるのが、テレビの公開討論会~人がしゃべっている上にどんどんかぶさって話し始めます。大阪弁も、早口。けれど日本でみるテレビの討論会はたいてい標準語。

せわしそうに多くの人が携帯電話でしゃべりながら歩いています、そのうちに2つ目の携帯が鳴り始めたりして・・・。バスの中&トラムの中、マナーとしては携帯を控えよう、でも誰も守っていません。大阪では公共の場での携帯のマナーは守られているはず。



交通渋滞激しい中、車のクラクションもなりっぱなし。ドライバーもせわしなく路線変更します。無理な追い越し&割り込み、当たり前。ふと脇を見ると、歩道に乗り上げ二重&三重駐車、これまた当たり前。大阪では時速80キロで走っていても渋滞だそうで。我勝ちに突っ込んできてまったく進まなくなるブカレストとはまた違った渋滞。

「トロい運転だと思ったら、ガジカ(=若くてちょっと目を引く女の子)だよ、まったく。」と女性の運転を安心して見ていられないのもブカレストの男性。女性の運転を軽視する傾向はどこでもあるようで。
 
信号そのものが少ないので、信号があるということは本当に大きな交通の要所、というわけで気になる信号保守率は?(大阪人の信号を守る率は10%だそうで・・・)せっかちな大阪人もブカレスト人もフライングスタート当たり前、でも、危険度はブカレストのほうがはるかに大。車は「歩行者そこのけ」、と走っていきます。
 
信号の無いところではみんなぞろぞろ、羊みたいに適当に渡っています。車の来ない赤信号では、当然のように渡る人、多し。やっぱりここも信号保守率、低いかも。



一応マナーとしては歩行者優先、でも、根強い車社会なので、要注意。けれど、最近では、信号の無い横断歩道で待っているとき、歩行者に道を譲ってくれる車もあります。大阪では逆に、今までルールとして守られてきた歩行者優先が、最近になってしばしば車に遮られたりしてドキッとすることあります。

ブカレスト人もせっかちだけど、大阪人とはまた違う人種のよう。よって大阪人とブカレスト人の関連性はなし、と結論!ワタクシ・マドモワゼル、「好きやもん、大阪」、親しみを込めて「わたしは大阪人~!」

注:bucurestianとは
文字通りでいえば「ブカレストに住む人」、つまりブカレスト人。が、地方都市の人が「bucurestian」と言うとき、決して良い意味で言っているのではないようで。だから、面と向かって「あなたはbucurestianですか?」と尋ねたりすることは決してありません。会話の中では「ブカレストに住む人」と言う意味では使われていないので要注意。

逆に「あの人は典型的なbucurestianね。」と見えない所で言っていたならば、それはほとんど陰口。一般的に「bucurestian」は揶揄する意味で使われているので、普通には余り口にしないほうが無難。


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