Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

宅配狂騒曲

2024-05-11 00:10:00 | コラム
先日―休みの日(23時ごろ)に煙草吸いながら呆けて?いたら、玄関付近でゴトンという音が。

つづいて、階段を駆け下りる音。

玄関を開けると、宅配便だった。

うん、たしかに注文した覚えはある。
だが「お急ぎ便」ではなかったし、発送のメールは受け取ったものの、早くてあすだろうと。
だってもう、こんな時間(繰り返すが、23時ごろ!)だし。

自分は玄関に「深夜勤務のものです。昼間に寝ているので、サインなどの必要がないかぎり置き配を希望しています」と記したボードを掲げている。

「置き配だから」というのもあるのかな、この時間の配達は。

・・・って、いやいやいやいや。

いや、ここで勘違いしてほしくないのは「迷惑では、ぜんぜんない」むしろ「ありがたい」ってこと。

「いやいやいやいや」と打ったのは、配達員さんが気の毒だと思ってね。

たぶん。
たぶんだが。

会社からはこの時間帯の配達は「当然」禁止されている。
されているが、翌日への持ち越しだと自分のノルマが単に増えていくだけなので。
なので、自主的にサービス残業的なことをやっているのだろうなと。。。

きっついなぁ。


4月よりトラックドライバーの時間外労働の「960時間上限規制」と「改正改善基準告示」が適用されている。
「モノが充分に運べなくなる」可能性が出てきた、これがいわゆる「物流の2024年問題」。

労働者の権利は保障されるべきだが、ネット注文が主流になった現代では益々ドライバーさんの仕事量が増えていくであろうし、このバランスがぜんぜん取れていない。

先日も。
ドライバーさんが団地内公園にトラックを停め運転席で忙しなく弁当を食べているところを目撃、
そしたらばケータイが鳴ってあたふたしていたもんね、不在票を受け取ったお客さんでしょう。いまから来てくれと。
あぁ、飯もゆっくり喰えんのか。


いままで(トラブルを避けるためか)置き配を「原則」禁止にしていたヤマトもいよいよ解禁に。
そうでもしないと、さばき切れないのだろうな。


ときどき。
不愛想な態度だったり、置き配にされたダンボールが潰れているとか。
そんな、ドライバーさんを叩く声を聞く。

その批判の多くは正しいのかもしれないが、笑顔を作る余裕さえないのかもしれない…。


※コーエン兄弟の処女作、『ブラッドシンプル』より。
いちばん驚いたのが、この夕刊?が網戸に当たる場面…才気走っているなぁ!!



※予告編。またこういうの撮ってくれないかな。



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『PFPとはなんぞや』
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする