Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

『拝啓、〇〇様』(5)

2018-11-16 00:10:00 | コラム
~斉藤由貴の巻~

第一夜:斉藤由貴のキャリアを我流紹介
第二夜:斉藤由貴への手紙


【第一夜】

横浜生まれの52歳、80年代を代表する元アイドルであり女優。

84年、『少年マガジン』(講談社)のミスマガジンでグランプリ受賞、
同年、『青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー』(明星食品)のCMで注目を浴びる。

85年、『卒業』で歌手デビュー。

♪ あぁ卒業式で泣かないと、冷たいひとっていわれそう ♪

の歌詞には共感出来なかったが、しっかりシングルレコードを買い、毎日ひたすら聴いていたっけ。

同年の『スケバン刑事』(フジテレビ)でヒロインを熱演し、人気に火がつく。
ヨーヨーを買って真似っ子をしたのは、自分だけではないはず。



86年、NHK連続テレビ小説『はね駒』のヒロインを演じる。

自分が「最初から最後まで」観た連続テレビ小説は、『おしん』と『はね駒』と『純情きらり』だけだったはず。

そのくらい、由貴ちゃんに夢中だった。

また、このころから演技力も高く評価され、相米慎二の『雪の断章 ―情熱―』(85)、大森一樹の『恋する女たち』(86)など映画キャリアでも結果を残すようになる。
とはいえファンとしては、作品的には「どうかな…」だけれど、ボディコン姿を拝むことが出来る『香港パラダイス』(90)のほうをおさえておくべきだろう。



89年、連続ドラマ『はいすくーる落書』(TBS)で教師を演じる。
これまたタイトなスカートで、頑張っていました。

内容はぜんっぜん覚えていないけれど、妙なエロさとブルーハーツの主題歌が印象に残っている。


以降も安定の演技力で『あ、春』(98)などの佳作に出演するも、2000年代に入ると作品に恵まれず。

その原因は自身の体型にある―と思ったのかどうか、数ヶ月で10kg以上の減量を成功させ、そこから活躍の場が広がる。

とくに是枝裕和の『三度目の殺人』(2017)の演技は高く評価され、この年の主要な助演賞をいくつも受賞。


・・・と、いちどの低迷期はあったものの、順風満帆の芸能人生に見える。

見える?

見えないよね、このひとは。

そう、いくつかの忘れ難きスキャンダルがあった。

ファンでなくとも、けっこうなビッグインパクトであったから、覚えているひとも多いだろう。

そのあたりについてのことを、あす第二夜の『斉藤由貴への手紙』で展開したいと思う。


※歌う場は、なんと『スーパージョッキー』だ



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明日のコラムは・・・

『『拝啓、〇〇様』(6)』
コメント (2)
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