くれー「まー」→「まー」ち(マーチ)
3月のmarchじゃなくて、行進のほうのmarch。
といっても、同じつづりなんだけれども。。。
行進とは、「多くの人が隊列を組んで進むこと」。
すぐに浮かぶのは、軍隊とか運動会とか。
肥満児だったからね、運動会そのものは好きじゃなかった。
楽しかったのは昼飯時くらいだったので、行進しなきゃいけないのも「なんで?」と思っていた。
本番のために、「行進を練習する授業」があったのも解せなかった。
全体主義とかそういう観点ではなくてね、
種目そのもので活躍出来るものがあれば、行進だって楽しかったはず。
つまりは、そういうことでしょう。
でも行進曲は耳に残るものが多く、素晴らしいなとは思う。
いちばん好きなのは、やはり『クワイ河マーチ』かな…『戦場にかける橋』(57)
そして、『史上最大の作戦』(62)…日本映画『どこまでもいこう』(99)は、このテーマ曲をうまくからませていて感心した
『大脱走』(63)や『インディー・ジョーンズ』シリーズ(81~)もマーチだし、
広義の意味で『となりのトトロ』(88)の『さんぽ』を挙げるひとも居る。
『さんぽ』はべつにして、
古典ばかりなのは、どうしてなんだろう―という素朴な疑問が浮かぶ。
今風の行進曲が出来てもいいじゃない?
そういう曲に乗せて、戦争を勇ましいものと描く映画が出来ないのはなぜ?
答えは、映画に詳しくなくても分かるよね。
もはやそういう時代ではない、ということでしょう。
ニューシネマ以後に誕生した「反戦」「反省」映画を境に、行進するもの(兵隊たち)を鼓舞するような曲のかかる映画は激減する。
『アダージョ』をかぶせた、『プラトーン』(86)がよい例でしょう。
純粋なる映画ファンの視点からみれば寂しいことだけど、
ヒトとして、これがヒトの成長であると信じたい・・・ってところはありますよ。
※エルガーの『威風堂々』も、もちろん行進曲。
それにしても、これ以上の曲名はないよなぁ!!
次回のしりとりは・・・
まー「ち」→「ち」しぶき。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(238)』
3月のmarchじゃなくて、行進のほうのmarch。
といっても、同じつづりなんだけれども。。。
行進とは、「多くの人が隊列を組んで進むこと」。
すぐに浮かぶのは、軍隊とか運動会とか。
肥満児だったからね、運動会そのものは好きじゃなかった。
楽しかったのは昼飯時くらいだったので、行進しなきゃいけないのも「なんで?」と思っていた。
本番のために、「行進を練習する授業」があったのも解せなかった。
全体主義とかそういう観点ではなくてね、
種目そのもので活躍出来るものがあれば、行進だって楽しかったはず。
つまりは、そういうことでしょう。
でも行進曲は耳に残るものが多く、素晴らしいなとは思う。
いちばん好きなのは、やはり『クワイ河マーチ』かな…『戦場にかける橋』(57)
そして、『史上最大の作戦』(62)…日本映画『どこまでもいこう』(99)は、このテーマ曲をうまくからませていて感心した
『大脱走』(63)や『インディー・ジョーンズ』シリーズ(81~)もマーチだし、
広義の意味で『となりのトトロ』(88)の『さんぽ』を挙げるひとも居る。
『さんぽ』はべつにして、
古典ばかりなのは、どうしてなんだろう―という素朴な疑問が浮かぶ。
今風の行進曲が出来てもいいじゃない?
そういう曲に乗せて、戦争を勇ましいものと描く映画が出来ないのはなぜ?
答えは、映画に詳しくなくても分かるよね。
もはやそういう時代ではない、ということでしょう。
ニューシネマ以後に誕生した「反戦」「反省」映画を境に、行進するもの(兵隊たち)を鼓舞するような曲のかかる映画は激減する。
『アダージョ』をかぶせた、『プラトーン』(86)がよい例でしょう。
純粋なる映画ファンの視点からみれば寂しいことだけど、
ヒトとして、これがヒトの成長であると信じたい・・・ってところはありますよ。
※エルガーの『威風堂々』も、もちろん行進曲。
それにしても、これ以上の曲名はないよなぁ!!
次回のしりとりは・・・
まー「ち」→「ち」しぶき。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(238)』