だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジョー・ライトのカレーニナ

2013-03-01 21:32:30 | 映画
ロシア人の名前は、名(イーミャ:下の名前)父称(オーッチェストヴォ)姓(ファミーリヤ:苗字)の3つで構成されています。ちなみに父称は日本にはなく、ヨーロッパではロシア人、ウクライナ人、

ベラルーシ人、ブルガリア人のみが使用しているそうです。父親のイーミャから作られ、○○の息子、娘の意味になります。例えば、父親がイヴァンなら、息子のミハイールはミハイール・イヴァーノヴィチに。

娘のアンナはアンナ・イヴァーノヴナとなります。う~ややこしい。男性名と女性名があるのは、映画好きは知っているかも。それはともかく、名作『アンナ・カレーニナ』はいかにもロシア人名。

レフ・トルストイの長編小説『アンナ・カレーニナ』(1873年から執筆)は、1877年初版。当然、映画化されています。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、ヴィヴィアン・リー主演の48年版。

アレクサンドル・ザルヒ監督、タチアナ・サモイロワ主演の67年版。マルガリータ・ピリヒナ監督、マイヤ・プリセツカヤ主演の75年版があります。お気に入りは、バーナード・ローズ監督のイギリス映画。

ソフィー・マルソー、ショーン・ビーン、アルフレッド・モリナ主演で、大人の恋がじっくり描かれていました。ため息。ショーン・ビーン、ステキなんだもん!久しぶりに「アンナ・カレーニナ」(12)の登場です。

19世紀末、ロシアのサンクト・ペテルブルク。政府高官カレーニン(ジュード・ロウ)の妻アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、1人息子セリョージャと3人で暮らしていました。

ある日、兄オブロンスキー(マシュー・マクファディン)の住むモスクワへ向かう途中、若き騎兵将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会います。一目で恋に落ちる2人。

兄の妻ドリー(ケリー・マクドナルド)の妹キティ(アリシア・ヴィキャンデル)と舞踏会に出かけたアンナは、ヴロンスキーと再会。社交界も夫も捨て、ヴロンスキーとの愛にすべてを捧げると誓うアンナ…。

果たして?結末はわかっていても見たい。監督は「つぐない」「プライドと偏見」(07)のジョー・ライト。脚本はトム・ストッパード。衣装デザインのジャクリーン・デュランは、オスカー受賞!見ましょ。

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