だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

韓国、海女たちの犯罪

2024-05-19 21:49:35 | 映画
韓国映画には政治絡みの物騒な時代を描いた作品が多くあり、実際に起きた事件を知ることができ、歴史好きなのでとっても勉強になります。

韓国映画には俳優ソン・ガンホから入ったので、まずはイム・チャンサン監督「大統領の理髪師」(04)で、1960年の不正選挙や…

1979年に起きた朴正煕暗殺事件を知りました。こちらはイ・ビョンホン主演「KICIA 南山の部長たち」(20)もあります。

チャン・フン監督「タクシー運転手 約束は海を越えて」(12)では、1980年5月の民主化運動を軍が銃撃した光州事件を描いていました。

ヤン・ウソク監督「弁護人」(13)では、1981年に釜山で起きた大学生や社会活動家たちが拘留、尋問された釜林事件を描いた感動作でした。

他にも「1987、ある闘いの真実」(17)、「光州5・18」(07)、アン・ソンギ主演「シルミド」(03)などもあります。これに実際の犯罪を…

描いた作品となると…うむ。そんな1本が「モガディシュ 脱出までの14日間」(21)のリュ・スンワン監督「密輸 1970」(23)です。

もちろん実話を元にしています。1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。化学工場の廃棄物で海が汚染され、地元の海女たちは失業の危機に。

リーダーのジンスク(ヨム・ジョンア)は、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負います。しかし作業中に税関の摘発に遭い、刑務所送りに。

親友チュンジャ(キム・ヘス)は現場から逃亡しますが2年後、舞い戻ってきた彼女はジンスクに新たな密輸の仕事を持ち掛けますが、果たして?
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