例会・イベントのご案内とご報告

特定非営利活動法人 京町家・風の会

手作り!みつろうキャンドル~第77回例会ご報告~

2017-12-15 13:58:47 | 例会・イベントのご報告
11月26日、第77回例会「路地奥町家でおたのしみ!~みつろうキャンドル作りワークショップ~」がありました。

会場は西陣の蜂蜜専門店ドラートさん。路地奥長屋の小さなお店です。

店長の花岡茜さんにご指南いただいて、キャンドルを作りました

まずは花岡さんから蜂蜜のお話をうかがいました。
セイヨウミツバチは、その季節で一番おいしい花の蜜を集めてくるそうです
そのため、巣箱を置く期間を管理することによって1種類の花の蜜を採ることができるそうです。

対して日本ミツバチはさまざまな花の蜜を集める習性があります。
いろいろな種類の花が咲く時期に巣箱を置くと、蜜が自然とブレンドされた百花蜜が採れるというわけです。
そのときどきの花の割合や地域によって味が異なることが魅力で、それを楽しみにされている方も多いとか。

蜂蜜への興味と不思議がむくむくと湧いてきたところでテイスティングのお時間。
準備していただいた11種類の蜂蜜をひとさじずつ味見します

それぞれ色や味、なめらかさなど個性を感じさせる点がたくさん!

アボカドは実とまったく違うトロピカルフルーツのような味
対してコーヒーや栗はイメージに近い香ばしさを感じたり…
香りも、口にした瞬間に広がるもの、余韻でふわっと膨らむものなど、個性豊か。
奥深い蜂蜜の世界の入り口をちょっぴり覗かせていただいた気分になりました。

ドラートさんでは普段からテイスティングもできるので
自分好みの蜂蜜を探すのも楽しそうです!

さて、いよいよ蜜蝋キャンドル作り。
蜜蝋は巣を作るために蜂が体内で作り出す物質で、食べても害のない蝋だそうです。
これを着色してシートにしたものを切って花形のキャンドルを作りました。



まずは型紙にあわせて花びらと葉っぱを切って…。
最初は型紙通りに切っておられた方も、手が進むうちに大小をつけたり、ハート型にしたりとアレンジを加えておられました。

次に芯になる糸に蝋の切れ端を手で温めながらくっつけていきます。
ここまでは本当に簡単!
あとは、花びらを互い違いにつけていくだけ、のはずだったのですが。



ここで思わぬ難関!!
急に冷え込んだこの日、手が冷たくてなかなか花びらが柔らかくならず、曲げようとするとひびが入ったり
慌てずにじっくり力と温かみを加えていくことがどうやらコツのようです。
ホットドリンクのカップや、ホットカーペットに助けてもらって
どうにかこうにかキャンドルが完成しました。



予想以上に根気のいる作業になりましたが、その分「巻いてみてもいいかも」「この色の組み合わせもいいね」と
どんどんアイディアが飛び出してきました。
今回のワークショップでは、赤と紫の花を作ったのですが、
ドラートさんで扱っておられるシートは7色あって、お帰りの際にみなさん真剣にシートを選んでおられました。

またオリジナルキャンドルを作られたらぜひ見せてくださいね!

最後になりましたが、ご参加いただいたみなさま、ワークショップをお世話いただきました西陣蜂蜜専門店ドラートさま、ありがとうございました。


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