例会・イベントのご案内とご報告

特定非営利活動法人 京町家・風の会

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秋の洛北・町家見学~第72回例会ご報告~

2016-12-31 15:45:56 | 例会・イベントのご報告
11月23日、第72回例会「稀少!高野の改修前の町家でよもやま話はいかがでしょうか。」がありました。

会場は左京区一乗寺。東と北には色づいた山が迫っています。
東大路、北大路といった大きな通りが近いこともあって、
「こんなところに町家があるんかな~?」
と思わせるような風景が続いています。

ところが、大きな通りをひょこっと脇へ入るといくつかの町家が。
事務局長によると、この辺りにはポツポツあるそうです。

会場にお借りしたのは昭和初期に建てられた郊外住宅タイプの町家。
増築部分や、前にお住まいだった方たちが工夫をされた改築部分もあって、
とても面白いつくりになっていました。



1階部分は床をめくって基礎部分の工事中。
普段は見えない部分が見学できました。


新しいひとつ石が待機中。


こちら建物の歪みを調整する「いがみつき」。
一気にあげず、じわりじわりと突き上げて家の立ちを直していくそうです。
2階の廊下で「前来た時より下がりがましになってるなぁ」と代表理事。


町家好きの方に人気の舞良戸
ほかにもかわいらしい総柄のふすまや、窓のおしゃれなデザインに
心をくすぐられている方もおられました。



天井板もはずしてあって、梁を見ることができます。
「家に点検する入口あったかなぁ」とおっしゃる参加者さんに
「いまは30年程度しか持たない消耗品のような家が多いので、ないかもしれませんね。
町家は直す前提で建っていますから、床下や天井裏にも入れますし、配線配管が露出していたり修繕がしやすいようになってます」
と代表理事。



2階の部屋をぐるっと回っていた廊下と思しきところ。
左に折れる部分は押し入れに変身。突き当りはドアを作って増築部分への入り口に。
このように間取りや部屋数を作り変えているお宅はけっこうあります。
元々お商売によって使い方を変えることができやすい作りになっている
町家ゆえの楽しみ方やなぁ、といつも感じます。

ほかにも他地域との町家に対する公共的な施策の比較や京都独自の改修助成の取り組みなどについても、
みなさまとじっくりお話しできた例会となりました。

これにて今年の例会はおしまい!
来年1月は事務局の本棚「月讀文庫(つくよみぶんこ)」のお披露目です。→★詳細★

おぜんざい、福引もありますので、ぜひぜひ遊びに来てください
お申込みお待ちしております!
ジャンル:
リフォーム
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