例会・イベントのご案内とご報告

特定非営利活動法人 京町家・風の会

かゆい所に手が届く・・・?~第24回例会ご報告~

2010-04-26 14:07:48 | 例会・イベントのご報告
4月25日、第24回例会 町家であそぼ!「町家でお商売ってどんな感じ?」をいたしました。

町家での起業を目指しておられる方、職住一体の暮らしに興味のある方など、入れ替わり立ち替わり4名の方がご参加くださいました。

お邪魔したのは紫竹の町家ぎゃらりー*りこさん。
ただいま開催中の「洛中洛外風散歩 町家ショップらりぃ2010」にも参加してくださっています

織屋建ての町家を改修したお店の店の間で、店主・瀬島訓子さんに
オープンまでの道のりから今までのお話、お商売についてのお話をうかがいました。

京都で暮らすのも初めて、お商売も初めてという瀬島さんならではの
お話を聞くことのできた貴重な機会だったと思います。


事務局長からも町家での起業に重要なポイントを時折補足させていただきました。

参加者の方からは積極的に質問が飛び出し、会場はさながらミニ起業相談会。

業種が違えど町家で営業するという点で共通すること、
逆にお商売によって違うことなど具体的なステップやポイントがよ~くわかりました。

終了後、瀬島さんも「こういうことってどこで聞いたらいいかわからへんし、
考えておかなあかんのに案外気ぃつけへんよね」と言っておられました。



当会でも、またかたちを変えて、町家で起業したい方をサポートできるような例会など企画したいと考えております。

ご意見ご要望などございましたら、事務局までお寄せくださいね


最後になりましたが、会場提供をご快諾くださり、営業時間中にお付き合いくださった町家ぎゃらりー*りこ 瀬島さま、
ご参加いただいたみなさまにこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

千変万化の包容力~第23回例会ご報告~

2010-04-26 13:07:11 | 例会・イベントのご報告
2月28日。第23回例会「日本人ってすばらしい。とにかくふろしきで包んでみましょう」が行われました。

今回のお題はふろしき。今回は会員の方ばかり5名の方がご参加くださいました。

目の前にずらりと並んだいろんな大きさの箱、瓶からボールまで…いろんなものをつつんでみました。

基本の袱紗包みの慶弔時の違いから、応用編として肩掛け風、巾着風、手提げ風などいろいろな包み方を練習いたしました。

紙袋などと違って中身に添うので大きさを気にせず使うことができます。
撥水性のものも出ているそうなので、かばんに1枚忍ばせていれば何かと重宝しそう。



一見複雑そうな包み方も、みなさま次々とマスター。


残りの時間は王田珈琲さんのおいしい珈琲をいただきながら、
風呂敷にまつわるおしゃべりタイムとなりました。
誂え方や紋、そして実際どういう場面で使われているかなど・・・。




そのなかで、自分で普段使わないとしても包み方は覚えとこ!
と感じたお話がありました。





それは「おため」のこと。

「お祝いを風呂敷に包んで持ってきはったら、その風呂敷でおためを包んでお返ししてください。」

これを皮切りに京都の贈答習慣の話題で盛り上がりました。
京都の方は貰い捨てにならないようちょっとしたものを用意されているんだとか。

たしかに、京都は日常的にものが行き交うまちやなぁ、と思わされることが多々あります。

風呂敷の使い方とともにそんな豆知識もお伝えできた例会となりました

最後になりましたが、ご参加いただいたみなさま、会場とおいしい珈琲をお世話くださいました王田珈琲専門店さま、ありがとうございました。