“落合橋”という橋が見沼代用水路(星川)に架かっている。
加須と鴻巣の境界線で、
近くには田ヶ谷郵便局が建っている。
この落合橋付近に“落合門樋”がある。
レンガ造りのレトロな建設物だ。
それもそのはず。
明治36年に造られたもの。
これは見沼代用水路からの逆水を防ぐために設置された。
この下には古川落が通っている。
小さな溝であり、護岸もされている。
だいぶ整備の手が加わったことがうかがえる。
落合門樋が明治36年の建造とはいえ、
完全なレトロ感を出しているわけではない。
コンクリートの階段が見て取れる。
そこだけ妙に現代的だ。
古川落の改修時に手が加わったらしい。
この門樋は、現在加須市指定史跡となっている。
つまり文化財。
一部姿を変えたからと言って、
貴重な建造物であることに変わりない。
古川落は整備され、星川(見沼代用水路)も改修された。
落合門樋から道を挟んだ田んぼは一段低くなっているが、
これは星川の旧流路跡だろう。
とどまることを知らないときの流れの中で、
落合門樋は今日もたたずんでいる。
落合門樋(埼玉県加須市)
加須と鴻巣の境界線で、
近くには田ヶ谷郵便局が建っている。
この落合橋付近に“落合門樋”がある。
レンガ造りのレトロな建設物だ。
それもそのはず。
明治36年に造られたもの。
これは見沼代用水路からの逆水を防ぐために設置された。
この下には古川落が通っている。
小さな溝であり、護岸もされている。
だいぶ整備の手が加わったことがうかがえる。
落合門樋が明治36年の建造とはいえ、
完全なレトロ感を出しているわけではない。
コンクリートの階段が見て取れる。
そこだけ妙に現代的だ。
古川落の改修時に手が加わったらしい。
この門樋は、現在加須市指定史跡となっている。
つまり文化財。
一部姿を変えたからと言って、
貴重な建造物であることに変わりない。
古川落は整備され、星川(見沼代用水路)も改修された。
落合門樋から道を挟んだ田んぼは一段低くなっているが、
これは星川の旧流路跡だろう。
とどまることを知らないときの流れの中で、
落合門樋は今日もたたずんでいる。
落合門樋(埼玉県加須市)