平成29年11月2日(木)、萩往還の残り区間、山口客館跡から三田尻御茶屋まで約20.5kmを歩く。少し無理をすれば前日歩けたかも知れないが、無理は禁物。前日は休養し、朝一番の列車で山口駅に着き、6時30分から歩き始めた。鯖山峠(現在は勝坂峠という)で若干登りがあるが、ほぼ全線平坦でアスファルトの道だった。
山口客館跡~大内御堀~鯖山峠(距離:約12km、所要時間:約3時間30分)
峠の「郡境の碑」に着いたのは、4時間30分後の11時だった。前日歩いていたら、もっと時間がかかっていただろう。
①大村益次郎医学記念碑・脱隊諸士招魂碑
②郡境の碑・明治天皇の碑
鯖山峠~宮市~三田尻(距離:8.5km、所要時間:約3時間)
佐波川の渡しが「船橋」だったという説明を読んでもイメージがわかなかったが、たまたま仮設の橋が架かっていて合点がいった。防府天満宮前で遅い昼食を取った。約4時間後の15時、御船倉跡にようやく着いた。約44,000歩。
①佐波川の船橋
②英雲荘(三田尻御茶屋)
御茶屋は、藩主が参勤交代の際などに宿泊した公館であるが、当御茶屋は賓客の応接にも利用され、三条実美ら七卿も訪れた。
③三田尻御船倉跡
31日萩~山口間約32.5km、2日山口~防府間約20.5km、2日間で萩往還全線53kmを歩いた。総歩数10.8万歩。チャレンジしたいと思っていたことのひとつをやっと実現できた。
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