Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今週も締め切りまで時間がなくなってきました・・・今週は先週よりヤバイかも!?

2017-11-09 22:05:05 | その他
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本日の山陰は雲が多めで日がささなかった様な気がします。
忙しいので外を気にしている余裕はあまりありませんでした(笑)
朝は少しだけ外にいて何をやっていたのか・・・テラスの掃除や・・・枯葉が一杯落ちていまして気になったのです。
そして柿やイチジクを少しだけ収穫し、さっさと中に入って仕事です。

本日はまずこれから・・・
昨日届いたアクリルのカバーを従来型の展示ベースに乗せて大きさを確認しました。
大きさは大体良いですが・・・少し角が出ていますね。
少し研磨しておいてくれると良いかな〜手に持った時に少し角が痛い・・・と言う程ではないけど指に違和感が残りますね。
まあ接着面は結構綺麗だからクレームとまではゆかないかな。

ポルシェには昨日パテを盛りましたので本日は400番のペーパーで研磨しています。
それでも盛り足りない部分もありますからその部分だけ光硬化パテを使って盛り直しておいてから削って面出ししておきます。

次はボディの筋彫りをほっておきます
今回ボディをレジンに置き換えたのはこの筋彫りを深く掘りたかったから
ダイキャストの場合は金型ですから筋彫りを細く深くするのはなかなか至難の技です
金型の筋彫りの部分が細いから破損しやすいわけです
なのでレジンに置き換えてから掘り込んでおきます
そうなら深くほったボディをもう一度シリコン型を作って複製すれば1台ずつ筋彫りを掘る必要がないじゃないか!?
と思われるかもしれませんが何度も複製を繰り返しますとボディが小さくなってしまうのです。
だから1台ずつ掘っている訳ですね
しかしダイキャストのボディからシリコン型を取りレジンでキャストする時に少しだけ縮むのもみなさんご承知の通りですが、それも少しでも影響が少なくなる様にしています
一つはシリコン型を作る場合にシリコンは加温して固めないことです、常温で一晩かけて硬化させます。
加温して固めると早く作業はできますが、硬化した後に常温に戻る時に一層小さくなります
レジンでキャストする時は一度乾燥機で加熱してシリコン型を大きく膨張させておいてから使いますとシリコン型が膨張した状態でキャストできますからレジンの硬化も早いし収縮が最小限で出来ると思われます、まあ膨張や収縮の数値はかなり小さいのですけどね、気持ちですよ。

こんな部分も筋彫りを掘っておきましょう
ライトの脇のフロントバンパーとフロントフェンダーの間の部分なのですがライトの方に行くにつれて浅くなっていまして筋彫りが消えてゆきます。

掘り直しますとこんな感じになります
タガネで掘っていますがすっきりとある程度の深さにできます、これくらい掘っておけば塗料で埋まることもないでしょう。
筋彫りの下側の三角形は本来ウインカーがつく部分!?だったかな??
レース用ではここがパネルになっていましてボディカラーのパネルになっています

それももう一つ
フロントバンパーの下側に付く黒いリップスポイラーの部分にも筋彫りを掘っておきました
ここは元のボディには筋彫りはないのですが後でセミグロスブラックで塗り分けますから筋彫りがあった方がいいと言う判断です
これだけ筋彫りを掘りますと今日できたボディは5つだけですね・・・まだ後12個はあります・・・このままだといつ終わるのかな・・・こんなペースじゃダメですね。

今朝から昨日サフを塗っていたホイールにガンメタリックを塗っていました、おかげさまでガンメタリックは完了しました。

同じ様に見えますがこちらはウレタンクリアーを塗ったホイールです
ただし全て完了という訳にはゆきませんでした
2/3だけ塗りましたが残念ながら完了はできませんでした・・・。


明日はクリアーからですね。
うまくいけはデイトナのシャーシに塗ったパテを研げるかな・・・。