Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

最終組立てが本格的に始まりました。

2017-08-12 20:47:02 | Maserati A6 GCS
The person who hopes for the English version click this, please.

本日の山陰も不安定な天気が続いております。
雨が降ったり止んだりその合間に晴れ間が出たりと・・・全く忙しいのです。
昨日から次男が帰省して来ておりましてオクラの収穫をしてくれていますが、途中で雨が降ったりしますと葉っぱが乾くまで収穫が出来ません。
収穫をしているとまた雨が降ったりしてなかなか思うに任せませんね〜。
そう言えば8月10日を過ぎますと夜には秋の虫が鳴くのですが、今年はそれも今の所有りません。
しかし季節は確実に秋に近づいているらしく・・・
イチジクを収穫し始めました。
先日から1個・・・また1個と収穫していまして何となくイチジクの季節かな!?と思っていましたがここにきて少しまとまった数の収穫が有りました。
雨の後なので甘みが今一歩ですけど珍しいうちに食べてみようと思っています。

さて制作ですが
プラグコードから作ってゆきます。
実車はブルーのプラグコードを使っていますのでMFHさんのコードを使ってみます。
このコードですがプラグからデリバリーパイプまでとデリバリーパイプからデスビまでと分けて作らなければなりませんから手間も2倍かかります。

まずはプラグからデリバリーパイプまでですね。
10mm程の長さにコードをカットしまして・・・

プラグキャップとコードを接着してこんな感じになりました。

そして少し前に作ったプラグホールの中に接着します
まだシリンダーヘッドが付いてないので良く見えますが、左右のシリンダーヘッドを付けますとほとんど見えない様な気がします(笑)

片側だけシリンダーヘッドを接着してみました
片側ずつ行なうのはコードが見え難くなるからです。

プラグからデリバリーパイプの穴までの距離がまちまちなので1本ずつ確認してカットしてから穴に接着します。
長いのはまだ良いのですが短いとどうにもなりませんからやり直しになります・・・まあ当たり前なんですけどね。
なるべくそんな事が無い様に慎重に作業をします。

接着剤が硬化するまで他の仕事をします
ボディの内側がまだ塗装をしていなかったのでこのタイミングで塗っておきます。
なるべく余分な所にはみ出さない様にマスキングをキッチリしておきます。

反対側カムカバーも取付けて同じ様に配線を接着しておきます。
もう茶色のプラグキャップは良く見え無い様な気がしますね・・・まあ見えないから省略というのはちょっともったいないですからね。

次はデスビからデリバリーパイプまでですね
このマセラティのエンジンはツインプラグなのですが、ツインプラグの場合はこのマセラティの様にデスビが2個の場合とアルファロメオGT-Aの様にシングルデスビの場合と両方有るのです。
どちらが良いのかはわかりませんが・・・模型的にはツインデスビの方が楽かな・・・(笑)

前後に付いているデスビの配線を行ないました
デスビからデリバリーパイプの部分まで配線しております。
1本だけ残っていますのは点火コイルにつながる物ですね。
ツインデスビ場合は点火コイルも2個必要になりますから前後のデスビから1本ずつ余分なコードがでている訳です。

普通ならエンジンをシャーシに積むのですが、この車の場合は組立ての順番が少し違います。
何故かと言いますとシャーシの下側にサイドマフラーが付いているのですが2本のマフラーが上下に配置されていまして下側のマフラーはシャーシの一番下側よりもまだ低い部分に有ります。
と言う事は最低地上高が低くなるのですがこの位置関係が大変難しいのです。
ですからこれを先にやっておきたい訳ですね。
マフラーをシャーシに取付けました。
少し迷ったのはマフラーに少しウェザリングをするかどうかなのです・・・
一般的には少しした方が良いと思いますが、この車の実車写真を見る限り耐熱のブラックで塗ってある様でして余りウェザリングは必要が無い感じなのです。
実車写真に照らし合わせると・・・無い方が良いという判断をしました。

車体を支える為のシャフトにブレーキドラムを接着しました。
これを車体に組み込んでタイヤホイールを付けますといよいよ自立します(笑)

シャフトを先にシャーシの取付けました。
エンジンはまだ接着していません。
フロントの車高は大体良さそうなのでフロントの車高を優先的に決めてからリアで少し調整する様な方法で組立ててゆこうかと思っています。

先にリアのホイール/タイヤをシャフトに接着します。
先ほど書いた事と違うじゃないのって!?
いやいやリアのシャフトはホイールとタイヤを付けても上下に0.8mm程動く様にして有るのです。
フロントはエンジン付きのモデルなので上下に動かせないのです。

ホイール/タイヤが4本とも付きました。
こんな感じになります・・・
この状態でサイドマフラーはカッターマットとほぼ平行な状態なのです。
最低地上高も実車と同じ感じです・・・
格好が良いですね〜。