KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

はじめてのジオラマ

2015-08-11 00:37:40 | Railway&RailwayModels
 今回も土曜日のはなしですが、川崎市の多摩市民館にて、「夏休み親子工作教室」というのがありまして、今年もスタッフ講師として参加しました(→去年の記録)。

市民館のある向ヶ丘遊園で下車。駅舎は昔のままだが、周囲(特にバスターミナル)はずいぶん変わったなぁ・・・。


この企画は、なかなかの人気のようで、参加者(定員20名/組)は毎年抽選になる。その厳しい抽選を勝ち抜いた親子さんが参加されました。


プログラムは、ここ数年続けている、鉛筆削りからはじまる。


数年前より始めたことだが、始めた当時はカッターナイフを持ったことのない小学生、およびその親(!)も結構いた。使い方を教えたいけどどう教えたらいいかわからない、という親御さんのために始めたもの。とはいえ、自分もこの時期くらいしか、鉛筆削りやらないなぁ、とか、不器用なのバレたらどうしよう、とじつは毎年ひやひやしてる(^^;

今回は、2組の親子がいる班を担当した。ともに小学2年生の女の子とそのお父さんだ。


一方の、奥の子はカッターナイフを使った経験があり、鉛筆削りもそつなくこなすが、少々飽きっぽい性格の子。

もう一方の手前の子は、手を動かすことが好きだが、カッターナイフは使った経験がないという。そのため最初の鉛筆削りでは少々難儀したが、持ち方を変え(というのは、カッターを鉛筆のように持っていたので)、コツを教えてやると、これがまた不思議なことに上達が早い。その後、ジオラマベースになる角材やプラ板もカッターナイフで切るが、あれっ、と思うほど進みが早くなってる。
これを見たメイン講師のBlackJunk氏曰く、「彼女は将来魚捌くのがうまくなりそう」。

同じ小学2年生女子でも、ひじょうに対照的な印象でした。

そして今回から、かねて人気があった、樹木(KATO)の製作を教えることになったが、これはちょっとした息抜き感覚で、楽しく作ってくれました、こんな感じに。


ではここで、今年の生徒さんの作品。
まずは小学4年生の男の子の作品。海辺の木の下で一人たたずむ男。


こちらは、小学3年生の男の子の作品。黒い車や、石垣に貼られたポスターの具合が、ダークな都会の印象を与えている。


ウチの班の生徒の作品。まずは前者の子。

踏切を入れたのはお父さんのアイデアです。また、背景が夕焼けのバージョンが今年から追加されました。
続いて、後者の子。


乗っている車両は彼女の2歳になる弟くんが(工作に参加したお父さんの代理で)もらった都電。今回は結構この子に振り回された印象も(^^;(小学生になったら、間違いなく参加するんだろうなぁ)

最近は女の子も結構参加されてて(もとより自分の担当班が2人とも女子だったのもあるが)、材料で新たにレンガ風パーツを混ぜてみたら、見事にうまく活用してくれた。

哀愁漂う秋を感じさせるのは、高学年の女の子の作品。


最後はもちろん、他の生徒さんの作品とつなげて、走らせて遊ぶ。


今回から樹木を必修でつくったわけですが、それがどの作品も一層面白くしていて、素晴らしいです。


ところで、この企画をもう10年以上も続け、毎回20名の生徒さんが参加してるとなると、のべ200名以上もの生徒がこの工作教室を経験したことになる。スゴイ数だなぁと改めて思いつつ、その中にはいまぼくたちを凌ぐモデラーに成長している人も少なからずいると思う。

それこそ、この間Facebookにて、「わたしがはじめて作ったジオラマ」として、過去この工作教室で作ったであろう作品が出てきたとき、感慨深いものを感じましたね。
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