しゃかしゃか母、旅に出ました

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
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【心癒やされた忠清南道公州・麻谷寺(2)】百済歴史遺跡へのFAM④2017/10/27

2017年11月08日 | 2017/10百済歴史遺産へのFAM
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「解脱門」 に続いて一直線上に並ぶ 「天王門」 を通り、

そして、ここ 「極楽橋」 が見えてきました。



「極楽橋」 を渡ることで俗世を離れ仏の世界へと入っていく実感を得られます。



その先には 「梵鐘楼」 がありましたよ。

ここには、お寺に付きものの “四物” と呼ばれる 梵鐘・木魚・雲板・太鼓があります。

すべて叩くと音の出るもので、以前お坊様から梵鐘は人間、木魚が水の生き物、

雲板は空の生き物、 そして太鼓は4本足の生き物のために叩くと聞きました。



「梵鐘楼」 を通り抜けると境内があり、その真ん中にそびえる五重石塔が目を引きます。

高麗末期、ラマ教 (チベットを中心に発展した仏教) の影響を受けて建てられたものだそうです。

高さ8.7メートルあり、石塔の一番上には青銅製の円形の装飾があり、宝物第799号に指定されています



本堂である 「大光寶殿」

こちらは壬辰倭乱で焼失したものの、再建されたそうです。

内部の床がクヌギの木でつくられ、本尊の毘盧遮那仏が東方を向いているのが珍しいそうですが、

なんだか仏像を写真に収めるとバチが当たりそうで、画像はありません。

是非、ご自身の目でお確かめ下さいね。



本堂の脇にある階段を上がっていくと 「大雄寶殿」 があります。

こちらも再建されたもので、釈迦、薬師、阿弥陀如来の三世仏を奉安するお堂です。



お堂の中にある大きな柱の周りを回りながら願い事をすると叶うそうですよ~



随分高い所まで上ってきたので、見晴らしもよく、

いらかの波がきれいに見渡せました。

瓦を見るとほっとするのは、日本人だけでしょうか? いいや、韓国人もそうなのかも…



トイレ休憩や散策の為の時間を少しいただけました。

この 「極楽橋」 のたもとで腰を下ろしていたら、透き通るほどきれいな川の水から

魚が泳ぐ姿を見ることができました。



秋の紅葉の時期に訪れることができて、よかったです!

「ポクポク…」 と木魚の音色に合わせてお経が聞こえてきて、現実の世界にいるのか

極楽にいるのか錯覚するようなひとときでした。



帰り道、菊の花のお茶をいただきました。

秋ならではの飲み口スッキリのお茶のご馳走がおいしかった~



公州で有名な栗を使ったお饅頭を売るお店もありました。



準備中かもと横を通り過ぎましたが、バスに戻るとおやつとして

キム部長が差し入れして下さり、味見することができました。

出来たて熱々で、しかも餡がたっぷりで、美味しくいただきましたよ。



帰国後調べてみると、こちらのお寺ではテンプルステイも可能だということが分かりました。

是非、今度はテンプルステイでお邪魔したいと思う私です。

公州市には、日本語の立派なホームページがあります → こちら
是非、参考になさって素敵な旅を!!

【마곡사 (麻谷寺)】
충청남도 공주시 사곡면 운암리 567 (忠清南道 公州市 寺谷面 雲岩里 567)
アクセス : 市内バス770番(1日15便)から麻谷寺停留所まで約40分

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