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【江陵・黒竹が生い茂る烏竹軒】韓国旅行⑲2016/6/21

2017年04月13日 | 2016/6韓国旅行6日
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いよいよ日帰りの 「ご当地シャトル」 のバスツアーも大詰めです。

次にバスでやって来たのは、先ほどの 『船橋荘』 から近くの 『烏竹軒』 です。

もう時間が午後の5時になろうかという頃で、閉館してしまってはと、ガイドさんは気が気でない様子。

なので、ここは随分早歩きで見学しました。



ここ 『烏竹軒 (オジュッコン)』 は、五千ウォン札の肖像画である栗谷李珥 (ユルゴッ・イイ) と、

その母の五万ウォン札の肖像画の申師任堂 (シンサイムダン) の生家だそうです。



建物の周りを写真に写っている烏 (カラス) のように幹が黒々とした黒竹が

生い茂っていたことから 「烏竹軒」 という名前が付いたとか。



この五千ウォン札の肖像画が、朝鮮時代の学者である栗谷李珥。



イ・ヨンエ、ソン・スンホン主演のドラマ 「師任堂、色の日記」 で、

ドラマがここで撮影されたことから、再び2名に注目が集まりました。



庭の手入れが行き届いていて、気持ちがいいです。

そして、屋外にいるのに、観光用のFreeWi-Fiが飛んでいます。



烏竹軒の入り口となる自警門



門をくぐって、正面にあるのが 「文成祠」

もっと引いて建物全体が写るように撮ればよかったですね~

写真の腕がなくて、申し訳ないです。



「文成祠」 は、1975年に建てられた栗谷李珥の肖像画を祀る祠堂になっています。



あっ、ここに 「文成祠」 の全体像がぼんやり写っています。

五万ウォン札の肖像に描かれているのは、母である申師任堂。

その申師任堂は、女流書画家であり、今でも良妻賢母の鑑とされているとか。



その隣に建つ 「夢竜室」

栗谷李珥が生まれる時に母親の申師任堂が龍の夢をみたそうで、「夢龍室」と名前が付いています。

ちょうど祭祀 (チェサ) の準備中でした。



祭祀 (チェサ) は、分かりやすく言ってしまえば、日本の法事のようなものだそうですよ。

でも、準備する人は本当に大変だとよく聞きます。

そうそう、栗谷李珥は朝鮮時代の政治家・儒学者で、韓国儒学の父と呼ばれる人です。

【烏竹軒】
江原道 江陵市 竹軒洞 201 (강원도 강릉시 죽헌동 201)
8:00~18:00、8:00~19:00 (7月末~8月中旬)

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