旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

空から見るベルゲン

2013-08-02 03:53:35 | ノルウェー
コペンハーゲンからの飛行機は、ちょうどベルゲンの旧市街上を飛行した。雲の間から射す明るい太陽に照らされて、地図を見るようである。手前の山の上には今晩夕食予定の山上ホテルがはっきり見える↓

フィヨルドで分断された島と半島をつなぐ巨大なつり橋さながらサンダーバードの基地のような場所も見える

今回はベルゲン二泊で時間がある観光。最初に訪れたのはノルウェーを代表する作曲家グリークの住んだ家「トロール・ハウゲン」ノルウェー人にしては珍しく、グリークとニーナ夫人は二人とも身長が150センチほどしかなかった。北欧神話のトロールのようだということで自分たちの住んだ家を「トロールの丘」と呼んだのだそうだ。
ここへ至る森の道に、グリークの時代にもあっただろうブナの木が並ぶ。ガイドさんによるとブナの木の北限はノルウェーのベルゲンであり、南限は日本になるのだとか
記念館に「ハルダンゲル・バイオリン」

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市内へ出てハンザ博物館へ世界遺産のブリッゲン地区。ちょうど港祭りということで地元のブラスバンドが演奏していた

今まで何度も訪れていた場所だが、今回初めて知った事。
第二次大戦でドイツに占領されていた1940-44年、ブリッゲンの一角にノルウェー人の抵抗組織THETAがあったのだそうだ。イギリスに亡命したノルウェー政府に向けて、占領ドイツ軍の情報を流す役割をになっていた。THETAとは「聴く」という動詞からきている言葉である。
この建物にその博物館があった。訪れる時間がほしかった

ブリッゲンから徒歩すぐのホテルへチェックイン、夕食は飛行機から見たフロイエン山の上のレストランでゆっくり(^^)朝、飛行機から見ていたレストラン、たいへんおいしいお肉です

食事の後、雨は止んでいて、まだまだ明るいので近くの散策道を少しだけ歩く。森の中の気持ち良い道だ
最後にトロールも待ってます
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