旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

5/22-29ロマンチック街道とスイス、パリ 写真集頁のURL

2019-05-29 00:17:11 | フランス
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ベルサイユを見学してから空港へ

2019-05-28 12:58:55 | フランス
「きのうのエッフェル塔からこんなのが見えてびっくりしたんです」

え?モンマルトルの丘から黒煙があがっているではないか!
そりゃあびっくりする。でも単純に火事ということだったらしい。
**
帰国便は夜なのでベルサイユに行く日程になっている。
予約は10:10.パリの環状線は混雑。
あ、今ぶつかった!↓白いトラックのドライバーが居眠りしていて黒い乗用車に追突


09:50分ごろにベルサイユに到着。予約なしの個人客が前庭にとぐろを巻いている。
「このぶんだと予約入場も遅れそうだからゆっくりきてください」とガイドさん。
写真をとりながら「B」の予約口へ向かう。

どのグループを先に入れるのか、
係員が内部の混雑を勘案しながら決めている様子。
結局、予約時間から四十分遅れでの入場となった。

二階への階段になにかぶらさがっております↓

「ベルサイユは現代アートも展示しているのです」
そうそう、数年前に、ジェフ・クーンズの「風船犬」が宮殿の部屋にでーんと居るのにでくわしてびっくりしたっけ。

内部も混んでいる

礼拝堂↑ヘラクレスの間↓

↓ベルニーニが刻んだ「ルイ14世の胸像」は場所が変わっていた

↓さすがはベルニーニ。あ、目の中に♥が

↓鏡の間、そこから裏にある王の寝室方面に入れる

そこから宮殿入り口方向の中庭が見える↓

1789年10月5日、パリから行進してきた群衆に対して国王が姿を現したのがこのバルコニーなのだそうだ。
この日の午後、国王はパリに戻り、ベルサイユはその後どんどん荒れてしまっていた。
現在でも「当時」の姿をとりもどそうと日々「復元」が続けられている。

***

午後一時、パリにもどる。
映画館の前をとおったら↓

↑カンヌでパルムドールをとったはじめての韓国映画をやっている
↓こちらはなんと、1966年の名画「男と女」の続編だ↓

同じクロード・ルルーシュが監督している。

****
全日空はド・ゴール空港第一ターミナルから出発
免税手続きはフランスのモノの多くはこの機械がつかえるようになってだいぶん早くなったのそうだ

↓できた時は「未来の空港」などと呼ばれたという円形の第一ターミナルの中を見上げる

小松もはじめてパリに来た時にはおりたってびっくりさせられたが…
今となっては拡張できない出来の悪いSF映画のよう…

恐竜の首のような地下道を通り

かつてサテライト(衛星)と呼ばれたゲートから搭乗した


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モン・サン・ミッシェルへ

2019-05-27 11:02:20 | フランス
シャトルバスを降りると青空を背景にしたモンサンミッシェルの姿

パリから片道四時間半。この姿が見られてよかった(^.^)
おもえば、これまでいろいろな方向からMSMをめざしてきた
※下記からそれぞれの日のブログ写真をごらんいただけます
○2015ジベルニーからやってきて宿泊した時
○2013ノルマンディー上陸作戦ゆかりの地をたずねて
○2013ブルターニュ地方のロスコフから
○2012年対岸のホテル泊、この時からシャトルバスの運行がはじまった
○2011年車ですぐそばまで行けた時代のモンサンミッシェルの様子が見られます。この時は大混雑だったなぁ
**
モンサンミッシェルはアヴランシュの司教オベールのもとに聖天使ミカエルがお告げにきたことから修道院が築かれていった
↓そのアヴランシュの街↓

↓遠浅の向こうにその姿がみえてくる↓

高さ80メートル程の岩山の上にかぶせるようにして修道院が建設されている。

***パリからのバスを降りる

シャトルバスで島内へ
まずは昼食、前菜に有名なオムレツ

メインにパスタ
今日はずいぶん潮がひいている

見上げる大天使ミカエルの像ここ二十年ぐらいで修復されてきれいになった
このもと彫刻の作者が、パリのルーブル近くにあるジャンヌ・ダルク像と同じだったのか。
↓修道院内部にはところどころに元々の花崗岩の岩肌がむきだしになっている↓

↓島内の大通り(グランリュ)↓

↑三年前この道の敷石下を発掘するとたくさんの墓が見つかった。
修道院の最盛期に、上の写真右手にある教会の付属墓地だったのかもしれない。
観光客が行き来する道の下にも
まだまだ中世の遺構がねむっている。


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ノートルダムが焼けてからはじめてのパリ

2019-05-26 17:00:00 | フランス
今日あるモノが明日もあるとは限らない。ノートルダムの尖塔は焼失していた↓

ニュース画像でそれを知ってはいても、自分の目で見るとなんとも言えない気持ちになる。
周囲はまだまだ近づけない↓

ファサードや外壁が倒壊しなかったことは不幸中の幸いではある。
**
午後一時前、TGVでパリ・リヨン駅に到着

セーヌを渡る時、ベルシー地区(写真左手)とフランス国立図書館(右手)が見えた↓

※順不同
↓凱旋門はナポレオンの栄光を記念するために建設されたが彼が生きているうちに完成しなかった
↓セント・ヘレナ島から返還された遺体がこの下に一夜安置された

↓アンヴァリッドはルイ14世が建設させた傷病兵のための施設
↓後ろに見える金色のドームの下にナポレオンガ埋葬されている

↓ギメー美術館は東洋古美術のコレクションでは世界屈指

↑前の広場に立つ騎馬層はアメリカのワシントン
↓オペラ座

★ルーブル美術館は何度来ても見るべきものにあふれている

一度、二度、何度も見ているものでも新しい発見がある
↓ミケランジェロ作の「奴隷」

十日ほど前にフィレンツェのアカデミア美術館でも同じくミケランジェロの「奴隷」を見ていたので今回はその類似と相違が興味深かった。実際に両者を並べてみるような展覧会、やってくれないかなぁ。彫刻作品は移動させるのが難しいからなかなか実現しないだろうけれど。
↓アントニオ・カノーヴァ作「プシケとアモール」19世紀初頭の作品だが古代彫刻のレベルに達していると感じる。
↓「エルミタージュ美術館にも同じ作品がありますが、そちらの方は足が見えないように隠された構図になっているのです」とガイドさんが解説。
↓ペテルブルグにあったのを確かに覚えていたが、そうか、そういう違いがあったのか。8月に行く予定になっているので確認してみたい。

↓ヘルマアフロディーテは紀元前二世紀ごろの作品だがクッションだけは17世紀にベルニーニが製作したものだと知った

↑このクッション、ローマのボルゲーゼ美術館にあるカノーヴァ製作のパオリーナ(ポーリーヌ)のクッションを思い出させる。
カノーヴァも見ていたかしらん。

↓ピラミッド通りに立つ金色のジャンヌ・ダルク像、作者は明日訪れるモン・サン・ミッシェルの頂上に立つ聖天使ミッシェルの像を製作したのと同じ人物なんだそうな。知らなんだ。


***
今日のホテルは地下鉄三号線の北の終点にある。
五時過ぎにチェックインしてから、ご希望の方を地下鉄でオペラ座までご案内して、本日は終了



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ジュネーブからTGV「リリア」でパリへ

2019-05-26 11:00:13 | スイス
クリスチャン・ラクロアデザインの座席はカラフルでさすがフランス的↓だが…

けっして使いやすくはない。
座席の番号表示が実にわかりにくい↓

座席の間に示された数字で光がついているのが今回の座席番号。
それにしても、34?35?って
**後述いたします**

からりと晴れた朝、フランス領トアリーのホテルを出発しスイス領ジュネーブのコルナバン駅へ向かう

昨夜の夕食と今朝の朝食はホテルにつながっているレストランLEONこのチェーンレストランはムール貝が売りの店。旬にブリュッセルあたりでまた食べたいなぁ。

日曜の朝、ノンストップで国境を抜けてスイスへ入った。

フランス領からスイス領ジュネーブへ毎朝通勤しているひともたくさんいるのです

コルナバン駅近くの公園前でポーターとアシスタントさんと待ち合わせ

スーツケースはポーターが運び、我々は駅まで少し歩く。
幸い良いお天気。
それにしてもフランス語圏にはいったとたんに落書きがいっぱい↓

08:50駅に到着。TGVは09:41発なので少しだけ自由時間

ずいぶんひさしぶりに来たらきれいになっていた

↓こちら表玄関

こんな天気の良い日はジュネーブ旧市街の丘からレマン湖を見てゆっくりすごしたい。
またの機会に(^.^)

フランスへの列車は7番8番線から↓ここを過ぎると国境検問がある

ホームに出て入線を待つ。TGVは路線によって愛称があるこの線は「リリア」というのです。運営会社の名前でもあるそうな。

クリスチャン・ラクロアデザインの座席はカラフルでさすがフランス的↓だが…

けっして使いやすくはない。
座席の番号表示が実にわかりにくい↓

座席の間に示された数字で光がついているのが今回の座席番号。
それにしても、34?35?って
★昔のコンパートメント時代からの名残で二列でひとまとめとなっている
つまり、11~18で一列目と二列目の八席。21~28で三列目と四列目の八席。
途中に荷物置きがあって欠番になっていたりして、番号だけみても配置がうかばない。
乗ってみてから皆さんの座席を決めるのが最善。
今回は27名でも全員ひとつの車両に予約されていてよかった。
時々三つの車両に遠く分かれていたりしてあたふたすることがあるのだ。

座席は回転しない。
向い合せの座席はずっとそのまま。
日本の新幹線のように各座席にスーツケースを置けるような広さはまったく、ない。

↓スーツケースはポーターに運ばれて近くにぎっしり積み込まれていた

今回、途中の停車駅はひとつだけ。
この時に誰かが盗んでいかないように見張っておいたほうがよい…

09:41音もなく出発
街をでるとずっとなだらかな緑が続く

ランチボックスをあける

以前は幕の内弁当だったが漬物の香りが車両中にひろがってちょっと心配だったのだが、これならそういうこともない。

三時間ほど、あっという間
*****
パリ到着三十分ほどまえからやっと町になった

12:47パリ・リヨン駅到着

アシスタントさんは↑ホームまではいれなくなった
ポーターさんがスーツケースを全部降ろしたかを我々が確認しなくては↓


さぁ、パリの街へ出ていこう
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