今日は、ちょっとヒョロナガの昔のお話をー
むかーし、むかし、今から10年以上前の事。
ある所に、ヒョロナガという4歳の男の子がおりました。
当時保育園に通っていたヒョロナガ君でしたが、
同じ園に通う同級生の中に、H子ちゃんという子がおりました。
このH子ちゃん、ヒョロナガ君の事が大~好き!でした。
毎朝、園に登園してくると、園庭でヒョロナガ君が登園してくるのを今か今かと待っています。
園の門から入ってくるヒョロナガ君を見つけると、
H子 「ヒョロナガく~~~~ん!」
と、一目散に駆けて来て、ヒョロナガ君に抱きつきます。
お遊戯の時には、必ずヒョロナガ君の元に行って手を繋ぎます。
先生がみんなに絵本を読み聞かせてくれる時も、ヒョロナガ君のスグ横に座ります。
保護者会の時に会った、H子ちゃんのお父さんは、
「少し前まで ”大きくなったらお父さんのお嫁さんになる!”と言っていたのに、今では、
”ゴメンネ。私ヒョロナガ君のお嫁さんになるから、お父さんのお嫁さんになれないわ。”
って言われるんですよお~。」
と、お父さんを泣かせるホド・・・
さて、そんな日々が続いていたある日、大事件が起きました!
ナント、H子ちゃんと仲良しの、
K子ちゃんとL美ちゃんも、ヒョロナガ君の事を好きだ!っと言い出した。
さあ~大変!そこから始まった四角関係・・・
朝は、3人の女の子がヒョロナガ君を追いかけまわしますー
お遊戯の時には、ヒョロナガ君の腕を3人で引っ張り合いー
絵本の読み聞かせの時は、ヒョロナガ君の横の席を奪い合いー
H子ちゃんは、後の2人にヒョロナガ君を取られまいと、
ひそかに遊戯室のカーテンの裏にヒョロナガ君を連れ込んで・・・
3人のバトルは、その後も続きました。
それぞれの母親は、その光景を温かく見守って(楽しんで)見ておりました。
ところがある日突然、パッタリとヒョロナガ君を呼ぶ声が途絶えました。
ヒョロナガ君とH子ちゃんとK子ちゃんとL美ちゃんのお母さん達は
不思議に思って3人の女の子に聞きました。
母 「最近はヒョロナガく~んって言ってこないけど、どうしたの?」
すると、H子ちゃんは言いました。
H子 「あのね、K子ちゃんとL美ちゃんと話し合ったの。
わたし2人とも好きだし、仲良しでいたいから、
3人ともヒョロナガ君の事を諦める事にしたの。ネッ!」
K子・L美 「ネッ!」
3人の女の子は顔を見合わせてニッコリー
それを聞いて、苦笑した母親四人。
つまりH子ちゃん達は、彼氏より友情を選んだー ということですよね。
彼女達は、もう5歳になっていましたー
さて、ずっと3人の女の子に追い掛け回されていたヒョロナガ君はといえば・・・
どこにいくにも付いて回ってくる女の子達が邪魔で仕方がなかったらしく、
やっと自由になれた!と、ホッとした様子をしていたのでした・・・。
女の子は、”おませさん”ですよね。
小さな恋は、こうしてあっけなく終了したのでしたー
その後、引越しをした我が家。
3人の女の子とも、少しの間は家族同士の付き合いがありましたが、やがて途絶えていきました。
そのうち、風の噂で、H子ちゃんとL美ちゃんも引越したと聞きましたー
でも、人生とは面白いもの!
それからおよそ7年後ー
ヒョロナガ君の中学校の入学式の日、ばったりH子ちゃん親子と会ったんです!
これは偶然か?運命か?!と、驚いた母親2人。
彼女の家は、隣の小学校の校区へ引越ししていたんです。(この2つの小学校は、中学でひとつになります。)
H子ちゃんに、「保育園の頃の事を覚えてる?」と聞くと、「覚えてない。」との返事。
H子ちゃんのお母さんが、「あんなにヒョロナガく~んって言ってたのに?」
H子ちゃん、「覚えてない!お母さんのバカ!」と言って、走って逃げていきました。
久しぶりに会ったH子ちゃんのお母さんと、
「もしかしたら中学でホントの恋に落ちるかも!」と秘かに話していたのですが、
残念ながら、そんな少女マンガのような状況にはならず、
2人とも中学を卒業して、それぞれ違う高校へ行ったのでしたー
☆H子ちゃんももう高3。ヒョロナガとは違う高校へ行って彼氏も出来た。と聞きました。
フッフッフッ、でもH子ちゃん、私は知ってるわよ~。
あなたのファーストキスは、ヒョロナガ君だったんだよ~。
っていうか、
ヒョロナガ君の方が、あなたにファーストキスを奪われたんだけど・・・
むかーし、むかし、今から10年以上前の事。
ある所に、ヒョロナガという4歳の男の子がおりました。
当時保育園に通っていたヒョロナガ君でしたが、
同じ園に通う同級生の中に、H子ちゃんという子がおりました。
このH子ちゃん、ヒョロナガ君の事が大~好き!でした。
毎朝、園に登園してくると、園庭でヒョロナガ君が登園してくるのを今か今かと待っています。
園の門から入ってくるヒョロナガ君を見つけると、
H子 「ヒョロナガく~~~~ん!」
と、一目散に駆けて来て、ヒョロナガ君に抱きつきます。
お遊戯の時には、必ずヒョロナガ君の元に行って手を繋ぎます。
先生がみんなに絵本を読み聞かせてくれる時も、ヒョロナガ君のスグ横に座ります。
保護者会の時に会った、H子ちゃんのお父さんは、
「少し前まで ”大きくなったらお父さんのお嫁さんになる!”と言っていたのに、今では、
”ゴメンネ。私ヒョロナガ君のお嫁さんになるから、お父さんのお嫁さんになれないわ。”
って言われるんですよお~。」
と、お父さんを泣かせるホド・・・
さて、そんな日々が続いていたある日、大事件が起きました!
ナント、H子ちゃんと仲良しの、
K子ちゃんとL美ちゃんも、ヒョロナガ君の事を好きだ!っと言い出した。
さあ~大変!そこから始まった四角関係・・・
朝は、3人の女の子がヒョロナガ君を追いかけまわしますー
お遊戯の時には、ヒョロナガ君の腕を3人で引っ張り合いー
絵本の読み聞かせの時は、ヒョロナガ君の横の席を奪い合いー
H子ちゃんは、後の2人にヒョロナガ君を取られまいと、
ひそかに遊戯室のカーテンの裏にヒョロナガ君を連れ込んで・・・
3人のバトルは、その後も続きました。
それぞれの母親は、その光景を温かく見守って(楽しんで)見ておりました。
ところがある日突然、パッタリとヒョロナガ君を呼ぶ声が途絶えました。
ヒョロナガ君とH子ちゃんとK子ちゃんとL美ちゃんのお母さん達は
不思議に思って3人の女の子に聞きました。
母 「最近はヒョロナガく~んって言ってこないけど、どうしたの?」
すると、H子ちゃんは言いました。
H子 「あのね、K子ちゃんとL美ちゃんと話し合ったの。
わたし2人とも好きだし、仲良しでいたいから、
3人ともヒョロナガ君の事を諦める事にしたの。ネッ!」
K子・L美 「ネッ!」
3人の女の子は顔を見合わせてニッコリー
それを聞いて、苦笑した母親四人。
つまりH子ちゃん達は、彼氏より友情を選んだー ということですよね。
彼女達は、もう5歳になっていましたー
さて、ずっと3人の女の子に追い掛け回されていたヒョロナガ君はといえば・・・
どこにいくにも付いて回ってくる女の子達が邪魔で仕方がなかったらしく、
やっと自由になれた!と、ホッとした様子をしていたのでした・・・。
女の子は、”おませさん”ですよね。
小さな恋は、こうしてあっけなく終了したのでしたー
その後、引越しをした我が家。
3人の女の子とも、少しの間は家族同士の付き合いがありましたが、やがて途絶えていきました。
そのうち、風の噂で、H子ちゃんとL美ちゃんも引越したと聞きましたー
でも、人生とは面白いもの!
それからおよそ7年後ー
ヒョロナガ君の中学校の入学式の日、ばったりH子ちゃん親子と会ったんです!
これは偶然か?運命か?!と、驚いた母親2人。
彼女の家は、隣の小学校の校区へ引越ししていたんです。(この2つの小学校は、中学でひとつになります。)
H子ちゃんに、「保育園の頃の事を覚えてる?」と聞くと、「覚えてない。」との返事。
H子ちゃんのお母さんが、「あんなにヒョロナガく~んって言ってたのに?」
H子ちゃん、「覚えてない!お母さんのバカ!」と言って、走って逃げていきました。
久しぶりに会ったH子ちゃんのお母さんと、
「もしかしたら中学でホントの恋に落ちるかも!」と秘かに話していたのですが、
残念ながら、そんな少女マンガのような状況にはならず、
2人とも中学を卒業して、それぞれ違う高校へ行ったのでしたー
☆H子ちゃんももう高3。ヒョロナガとは違う高校へ行って彼氏も出来た。と聞きました。
フッフッフッ、でもH子ちゃん、私は知ってるわよ~。
あなたのファーストキスは、ヒョロナガ君だったんだよ~。
っていうか、
ヒョロナガ君の方が、あなたにファーストキスを奪われたんだけど・・・