ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

大雨降っても、お仕事でした・・・って

2018年07月10日 18時24分11秒 | お仕事・・・
今回の大雨、本当に大変でしたね。
アチコチで川の氾濫や土砂崩れが起きて、お亡くなりになった方もたくさん出ました。ご冥福をお祈りします。

さて、今回の大雨はウチの県もかなり被害を受けました。

我が家のある市も、近隣にある大きな川が氾濫スレスレ・・・
『大雨・洪水警報』&『大雨特別警報』&『竜巻注意報』&『土砂災害注意報』etc・・・
冷や汗かきましたが、何とか氾濫せずに済みました。
コデブ曰く、
 「ここら辺は水害の被害スキルが違うからな!水害に対する備えは抜かりないだろ!
と、自慢げに申しておりましたが、
まあ実際、遥か昔、数百年以上昔から水害に悩まされてきた地域だけあって、水害に対しては比較的敏感かも?
昨年の10月に、駅前の地下道が水没するーと言うことが起きて、
今年の2月1日には、その地下道に新しくポンプが設置されていましたから、市の対応はかなり早い方だと思います。
今までにも、あちこちで氾濫するたびに、その河川や箇所を補強してきましたからねえ~。
コデブの言うとおり、今回は少しはその効果があったのかもしれないです。

ウチの県全域の小中学校は連日休校になりました。その結果・・・
私はちょっと忙しかったです。
学校が休校になっても、会社やお仕事が急に休めるワケではないので、
障害児を抱えるご家族は、急に子供が家にいる事になって困ってしまう・・・
だからと言って、何処かに預けるにしてもねえ・・・
はい、ウチの急な追加のお仕事増えました。
そのまま週末まで続いた大雨。
週末は、外出支援のお仕事などが入っていたのですが、そのまま決行されました。
流石に行先はお願いして変更してもらいましたがー

そんな外出支援の最中の出来事ですー

駅から続く連絡通路を通って、近くのショッピングモールに行く支援でした。
連絡通路は屋根だけはありますが壁はないので横から雨風が吹き込んできます。
そんな中、私は子供(Aちゃんとします)と手をつないで通路を歩いていました。
Aちゃんは、降り込んでくる雨と風に興奮気味で、「キャーキャー」言いながら喜んで、ピョンピョン飛び跳ねながら歩いていました。
するといきなり、私の手がグッと下に引かれて、危うく私は転びそうになりました。
すぐ横を見ると、Aちゃんがビタビタに濡れた通路にお尻を付いて座り込んでる。
ピョンピョン飛び跳ねながら歩いていたから、てっきり滑って転んだのだと思った私。

私 「Aちゃん、大丈夫?お尻濡れちゃうから立とう!」
と、慌てて子供の手を引いて立ち上がらせようとしたのですが、子供は立ち上がらない。
私 「お尻冷たいよ。早く立とう!」
子供の顔を覗き込んだ私は、ハッ!としました。
子供の様子が変!
目は開いてるけど、どこを見てるか分からない。体は力が入っておらずダランとしている。声をかけても反応がない。何も聞こえてないかのよう。
いきなり、まるで大きな人形のようになってしまったー

 ”これは以前にも見た事がある!たぶん発作だ!

発作なら、そんなに心配はいらない。暫くじっとして横になっていれば治まってくるー

しかし、ここは外部の通路。しかも周りは暴風雨・・・
冷たいびしょ濡れのコンクリートに寝かす事も出来ず、
仕方なく私は膝まずいて子供を抱きしめ、私の体に乗せるように寄りかからせてじっとしていました。
周りを歩いていく人達が不思議そうな顔をしていましたが、そんな事を気にしている場合じゃなかったー

しかしー

人の目は気にならなかったけど、問題は通路の横から吹き付けてくる雨。
容赦なく私と子供に降りかかってくる。このままここにいたら二人ともびしょ濡れだー

少しすると、Aちゃんの手がピクリと動いた。
Aちゃんの意識が少し戻り掛けてる事に気が付いた私は、思い切って動くことにした。
出来れば背負いたかったけど、私はリュックを背負っていた。
リュックを外すには一時的にAちゃんから手を離さなければならない。でも手を放したらAちゃんは間違いなく通路に倒れ込んでしまうから手を離せない。
仕方なく私はAちゃんを抱き上げた。
 
この連絡通路、全長70メートル。倒れた場所からショッピングモールまでおよそ40mほどをAちゃんを抱き上げて小走りで歩く。
”重い・・・
もう途中で泣きそうになったわ。
体は小さいけど、もう中1のAちゃん。身長も130㎝はあるし、最低でも30㌔以上は体重あるよな・・・
こんな重い物を持つのは何年振り?
前のグループホームの仕事を辞めてから、運動不足も半端ない!
息も絶え絶えになりながら、漸くショッピングモールに入り、ベンチにAちゃんを降ろしたー

ここまで来る途中で、Aちゃんが私の背中をトントンと叩いてきたので、完全にAちゃんの意識が戻ったのは分かっていた。
Aちゃんはベンチからピョン!と立ち上がると、もうすっかり元気で、目の前にあるゲーセンに行こう!と私の手を引く・・・
私 「ハアハア、お願い、もう、少しだけ、ここに、座ってて・・・ぜえぜえ・・・

あまりのしんどさに、私の方がダウンしそうだったわ・・・

その後はAちゃんは元気いっぱいゲーセンで遊びました。
クレーンゲームにメダルゲーム、乗り物にも乗ってご機嫌でした。
私もAちゃんの様子を見ながら付き添いました。


今のお仕事をしていると、こんな事は度々起こります。
一言で『発作』と言っても、いろんな形の発作があり、人それぞれ違うのです。
明らかに体の痙攣をおこす発作もあれば、全く発作に見えない発作もある。
今回のAちゃんは、以前にも同じような発作を見ていたので、私も落ち着いて対応出来ました。
ただ、発作が起きた場所が悪かったなあ~
何もよりによって、暴風雨の通路のど真ん中で起きなくてもぉ~
せめて駅かショッピングモールのどちらかで起きてくれたら、もっと上手く対応出来ただろうに・・・

ま、とにかくAちゃんが怪我とかしなくて幸いでした。


☆ この翌日、私は腰の痛みと筋肉痛に苦しめられました。とさ・・・
コメント
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