しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

業務委託

2018年04月21日 | Weblog

自治会長をしていないと解らない事がある。町内の専門部の役員が最近自身が関わることになった団体の宣伝物を町内会に回覧してほしい。と言って来た。コミ協に加盟している自治・町内会にも配布してくれないかとも?言い出す。回覧部数は何部必要か?自治会・町内会別に分けなければいけないのか?それは誰がするのか?と言い出す。どーも良く制度の事情が解っていない様子。

自治会の班長さんに回覧趣旨文章を付けて回覧物を班配布している。月に2回程度の頻度だ。1回に5~6種くらいの回覧物を種類別に分けてセットし、回覧に回している。多くは市から届く回覧依頼の文書類だ。年間100件以上届く。市が地域住民にお知らせしたい情報を自治会長に依頼して回覧してもらっている。この制度は事務委託手数料の対象となっている。このルート以外にもコミ協ルートで配布依頼が来る。これはコミ協で配布担当者に手数料を払っている。それ以外に配布する必要性がある回覧依頼物は自治・町内会に依頼主が直接依頼して回覧してもらっている。学校関係の配布物、公民館、近隣のスポーツ団体のイベント案内等が来る。共通している所は「受け入れ窓口」が自治・町内会長宅であること。配布するかどうかの判断は自治・町内会長にかかっている。行政からの要請回覧物以外は配らないという会長さんも存在する。学校に直接電話していらない。という会長も存在する。宗教関係、政治がらみの回覧物は受け取らない。そうゆう会長さんが多い。この辺の事情はあまり理解されていないようだ。戸別配布。これは手間がかかり、費用もかかかる。だから自治会長に頼んでタダで回覧してもらいたい。そう思うのだろう。実は多くの場合、経費負担があって、回覧制度が成立している。ここら辺の事情は自治会長以外に良く理解されていない。ドーンと何百枚もチラシを持って来てコミ協傘下の全世帯に配布してくれ。とコミ協の事務局に持ってくる人が過去にあった。会長の了解を得ている。と言ったが本当?。会長に抗議して区分け作業をしてもらい、直接自治会長宅に届けてもらう事に変更してもらった。末端の作業員の事務をわからず安請けは困る。そうゆう思いを長い事経験して来た。末端の作業を理解してトップは指示を出す。それができないと不満の種が根ずく。多くのコミ協で今年も似たような問題が起きていると思う。今年も小生の地区でも起きました。

 


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1 コメント

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末端の作業 (こーちゃん)
2018-04-21 05:07:18
末端の作業がわかった上での指示。
経験者でないと困る。
現場の声は重要です。

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