恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

美緒に似た子~その3

2015-04-13 08:15:03 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

☆☆☆☆☆

美緒に似た子~その3


〈譲二〉
二人でシャワーを浴びる。

彼女は器用に俺の身体も洗ってくれた。


譲二「サービスがいいんだね」

女の子「ふふっ。一応プロだからね…。援交の女の子とは違うよ」


一緒にシャワーを浴びていると、また美緒とこうしているように錯覚しそうになる。


☆☆☆☆☆

バスタオルで身体を拭きながら、彼女を思わず抱きしめてキスした。

俺の激しいキスにしっかり応えてくれる。


女の子「…ふぅ…。あんた…キスうまいね…」

譲二「そう?」


彼女の鼻に口づけながら答えた。

女の子「…なんだか…。本当の恋人みたい…」

譲二「…うん…。俺は…今そのつもりだから…」

女の子「…え?」

譲二「…いや。…プロを相手にしたことはないから…」

女の子「そうなんだ…」


ベッドに場所を移して彼女を抱く。

彼女は「明るいままでもいいよ」と言ってくれたが、俺は照明を少し落とした。

その方が美緒を抱いているように錯覚できるからだ。



女の子「待って…、スキンを付けないと…」

譲二「あ、俺が自分でするよ…」

女の子「ううん。あたしがする…。下手くそにつけられて、破れたり、途中で脱げたりすると嫌だから」

譲二「そっか、そうだよね。じゃあ、頼むよ」


彼女は手際よくスキンをつけてくれた。


彼女の中に入るとゆっくりと腰を動かした。


譲二「…すごく…締まりがいいね…。」

女の子「ギュッて締めるようにしてるから…。お客さんはみんな…気持ちいいって言ってくれるよ」

譲二「ああ…。一度出してなかったら、直ぐにいきそうだ…」


彼女は足を俺の腰に絡めて来た。

俺の動きに合わせて腰を振ってくれる。

営業用なのかもしれないが、甘い声をあげて煽ってくる。


俺はますます夢中になり、腰を激しく動かした。


その4へつづく



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