恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

小説を検索しやすくするためインデックスを作りました

インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。

インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。

手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事


他にも順次インデックスを作ってます。インデックスで探してみてね。



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美緒に似た子~その7

2015-04-17 07:47:48 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

☆☆☆☆☆

美緒に似た子~その7


〈譲二〉
アリサと定期的に逢うようになった。

俺がホテルを予約し、部屋番号をアリサにメールする。

落ち合うのはホテルの部屋でだ。

2、3回アリサの方が先に部屋に入ることがあったから、アリサには俺の本名はバレているだろう。

だから、俺の素性は調べたければ調べられるに違いない。

だが、そんなことはどうでもよかった。



約束事は三つ。

ホテルの部屋以外では落ち合わない。

外で出会っても、知らないフリをする。

ホテルの部屋の中では恋人のように振る舞う。



恋人のように振る舞うと言っても、ホテルの部屋の中ではキスしたりセックスをするだけだ。

食事を一緒に取ることも無い。

アリサは「客の男の前では飲み食いしない」ということだった。


アリサ「だって、目をそらせた隙に何か入れられてると嫌でしょ?」


だから、二人でいる時には水すら飲もうとはしなかった。

ただ、口に含んでゆすぐだけだ。

そして、アリサは適当な時間に部屋を出て行き、俺はそのまま朝まで泊まる。


そんな関係も馴染めば当たり前に思えてくるから不思議だ。


『美緒に似た子』おわり


美緒に似た子~その6

2015-04-16 08:07:51 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

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美緒に似た子~その6


〈譲二〉
ベッドの上でキスしたり、愛撫したりして過ごしている…。


アリサ「ねぇ…」

譲二「…何?」

アリサ「あんたのこと、なんて呼べばいいの? ふりでも恋人なら名前で呼ばないと」


アリサのおへその回りに軽いキスを降らせると彼女は「うっ」と声をあげた。


譲二「俺のことは…譲二って呼んでくれればいいよ」

アリサ「ジョージ? 外人みたいだね」

譲二「え? あ、そうだね…それでいいよ」


彼女の誤解はそのままにすることにした。

どうせ、お互いに本名を名乗ることはないだろう」


アリサ「じゃあ、ジョージ」

譲二「何?」

アリサ「さっきから、あたしの名前を呼んでくれてない…」

譲二「あ…、ごめん。…アリサ」

アリサ「言いにくかったら、ミオでもいいよ」


また、胸がズキンと痛んだ。


譲二「…いや。アリサって呼ぶよ」

譲二「アリサ、大好きだよ…」


アリサはふふっと笑うと答えた。


アリサ「ジョージ、あたしも大好き………って、…んふふ、…アハハハハ」


お腹を抱えて笑い出す。

俺は困惑した。


譲二「プロなんだろ…。そこで笑っちゃだめだよ」

アリサ「プロなのはセックスの方だけだよ。
…そんなこというなら、料金に演技料も上乗せしちゃおうかな~」

譲二「こいつ…」


俺はふざけるアリサを押さえ込むと強引に深いキスをした。

今だけは…。

彼女と恋人なんだ…。

そう思い込もうとした。

☆☆☆☆☆


気づくとぐっすり眠り込んでいた。

時計を見ると午前1時20分。

ベッドの隣にはもちろんアリサの姿はない…。

サイドボードにアリサのメモがあった。


『ジョージ♥へ

あたしはもう帰るね。
まじで、今日は本当に楽しかった。
ありがとう。

また、呼んでね♥
ぜったいだよ。
                アリサ♥』


一人で冷静になってみると、何だか自己嫌悪に陥りそうだ。

俺は…何をしているんだろう。

金の力で…美緒に少し似ているというだけの一人の女性を買うなんて…。

だけど…。

そうでもしないと、立ち直れそうにも無い…。


その7へつづく


美緒に似た子~その5

2015-04-15 08:08:10 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

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美緒に似た子~その5


〈譲二〉
ひと月を待たずして、アリサに連絡をとった。

クロフネの掃除と風通しに行った日だった。

美緒を思い出して、どうしても抱きたくなったのだ。

アリサは俺のことをすぐ思い出して快諾してくれた。

☆☆☆☆☆

アリサ「ねえ、こんなホテルでするの初めて…」


前回使ったようなラブホテルではない普通のホテルに入った。

その方が落ち着けそうだったからだ。

ホテル代もカードが使える。


アリサ「高いんじゃないの? それにあたしは泊まらないよ?」

譲二「うん。俺はそのまま泊まるから…。好きな時間に帰ったらいいよ」

アリサ「あんたって…、もしかして金持ち?」

譲二「うーん。どうかな…。稼いだ金の使い道がないだけさ」

アリサ「ふーん。まあ、どっちでもいいや」


彼女はそう言いながら俺の胸にしがみついた。

彼女を抱きしめてキスをする。


譲二「そうだ…。先払いだったね…」

アリサ「…いけない。忘れるとこだった…」


その笑顔を見るとまた少し胸が痛んだ。

(美緒…)


☆☆☆☆☆

今日は二人で先にシャワーを浴びた。

シャワーを浴びながら何度もキスをする。


アリサ「こんなふうに…してもらうと…、本当の恋人…みたいだね…」

譲二「…会ってる時は…恋人役で…いてくれるんだろ?」

アリサ「…うん…。次からも…そういう契約でいい?」

譲二「…ああ…」


お金を払う時に、単にセックスをするだけじゃなく、恋人同士のように振る舞いたいと頼んだのだ。

料金はもちろん割り増しで…。


その6へつづく


美緒に似た子~その4

2015-04-14 08:15:31 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

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美緒に似た子~その4


〈譲二〉
息を整えながら、彼女にそっとキスをした。


女の子「あんたの恋人、『ミオ』っていう名前?」

譲二「そんな風に口走ってた?」

女の子「うん」


彼女はにっこり微笑んだ。

そんな風に笑うとますます美緒に似ている。

胸の奥が痛んだ。


譲二「恋人じゃなくて、元恋人だよ」

女の子「そっか」


ありがたいことに、彼女はそれ以上その話はしなかった。

☆☆☆☆☆


彼女はシャワーも浴びずに帰るという。


女の子「シャワーは家に帰って浴びるから…。
ここで気を抜くと稼いだお金を盗まれたりするんだよね」


彼女の言い方はまるで自分に言い聞かせているようで…俺はまた苦笑した。

そして、彼女にチップを手渡した。


譲二「これでタクシーを拾って帰るといいよ。もう遅いからその方が安全だろ?」


彼女はびっくりしたように俺を見つめた。


女の子「あんた…。やっぱりいいひとなんだね…。
この商売では、あたしみたいな女ばかりじゃないから、気をつけた方がいいよ…。
そうだ、これ」


彼女はバッグの中をゴソゴソと探り始めた。


譲二「何?」

女の子「あった! これ、渡しとくね」


彼女がくれたのは、可愛らしい名刺で、『アリサ』という源氏名らしいものと、携帯とメアドが書いてあった。


女の子「お得意様になりそうな人にしか渡してないんだけど…。
あんたは合格。
また、あたしと遊びたくなったら連絡してね」


もう、彼女に会うことはあるまい…。

名刺をくしゃくしゃにしようとして思いとどまった。

例え、少し面差しが似ているというだけでも、美緒を思い出させる物を捨てる気にはなれなかったのだ。


その5へつづく


美緒に似た子~その3

2015-04-13 08:15:03 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。

 

 

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美緒に似た子~その3


〈譲二〉
二人でシャワーを浴びる。

彼女は器用に俺の身体も洗ってくれた。


譲二「サービスがいいんだね」

女の子「ふふっ。一応プロだからね…。援交の女の子とは違うよ」


一緒にシャワーを浴びていると、また美緒とこうしているように錯覚しそうになる。


☆☆☆☆☆

バスタオルで身体を拭きながら、彼女を思わず抱きしめてキスした。

俺の激しいキスにしっかり応えてくれる。


女の子「…ふぅ…。あんた…キスうまいね…」

譲二「そう?」


彼女の鼻に口づけながら答えた。

女の子「…なんだか…。本当の恋人みたい…」

譲二「…うん…。俺は…今そのつもりだから…」

女の子「…え?」

譲二「…いや。…プロを相手にしたことはないから…」

女の子「そうなんだ…」


ベッドに場所を移して彼女を抱く。

彼女は「明るいままでもいいよ」と言ってくれたが、俺は照明を少し落とした。

その方が美緒を抱いているように錯覚できるからだ。



女の子「待って…、スキンを付けないと…」

譲二「あ、俺が自分でするよ…」

女の子「ううん。あたしがする…。下手くそにつけられて、破れたり、途中で脱げたりすると嫌だから」

譲二「そっか、そうだよね。じゃあ、頼むよ」


彼女は手際よくスキンをつけてくれた。


彼女の中に入るとゆっくりと腰を動かした。


譲二「…すごく…締まりがいいね…。」

女の子「ギュッて締めるようにしてるから…。お客さんはみんな…気持ちいいって言ってくれるよ」

譲二「ああ…。一度出してなかったら、直ぐにいきそうだ…」


彼女は足を俺の腰に絡めて来た。

俺の動きに合わせて腰を振ってくれる。

営業用なのかもしれないが、甘い声をあげて煽ってくる。


俺はますます夢中になり、腰を激しく動かした。


その4へつづく