琥珀色のブログ

 
 琥珀さんってばねっ!

知識と創造力

2009-04-26 21:24:11 | お仕事
 努力の結果、凄く勉強ができて、当時記憶力の蓄積だけで頭が良いと言われていた人は、将来、頭が悪いと言われる可能性がある。

 知識の多さだけで頭が良いと言われ続けた(褒められた)結果、知識こそが能力であると誤解したまま社会人になり、自分の考え方を全て過去の知識に頼って生きてゆくことになる。

 そんな人は、知識(情報量)の多さだけで人の優劣を判断するモノサシしか持てないから、周囲の人達から人間性までも疑わてしまう。

 知識とは、既に地球上に存在しているものであり、誰かが見つけたものである。

 だから、知識に頼って物事を判断するクセがついている人には、新しい価値観は生み出せない。
 せいぜい、情報のカケラを拾い集め、同じようなことを真似するくらいのことしかできない。

 一方、創造力やアイデアは、既存にないまったく新しい知識だ。いくら過去の文献や資料・インターネットで探してみても、どこにも書いていないし、誰かが教えてくれるものでもない。

 創造力やアイデアに富んでいる人は、好奇心や行動力があり、他人と違う価値観や、常識に対して常に疑いを持ち、必要とする知識だけ集めて正確な判断ができる人で、既存の知識や常識に頼らない考え方をする人なのだろう。

 そんな琥珀さんといえば、子供の頃は本当に勉強ができなかった。理由は簡単で、記憶力や集中力が弱かった。

 なので、記憶に頼らず、感覚的なものを頼りに生きてきた。常に人の顔色を見て、どう対処したらいいかということばかりに気をとられていたような気がする。

 その行動は、覚えるではなく、考えるなので、子供の頃から考えるクセがついていた。
 授業中も、勉強(情報)を覚えることよりも、何か楽しいことがないかなぁと鉛筆や消しゴム・ノートを使って遊んでいたり、自分がヒーローになるとかの空想ばかりして時間を潰し、思考は常に現状や現実から離れていたから、当然勉強ができるはずもなかった。

 実は社会人になった今でも、記憶力は良くない。
 短期的な記憶なら、感覚的な能力を利用してかなり正確に覚えられるのだけど、記憶の長期の保管や数値的なもの、人の名前といった感覚では覚えられないこと(暗記する必要があること)は覚えるのが苦手だ。

 仕事をするうえでは記憶力と創造力のバランスが大切で、情報蓄積力が高く、創造力も豊かな、両方を兼ね備えた人が最も能力が高いのだろう。

 琥珀さんの場合、そのどちらも大きく欠けていたりする。 ←最悪じゃん

意に反すること

2009-04-20 22:12:23 | 琥珀さんってばねっ
 軌道に乗ってきた仕事の担当を変えられた。

 どうして? という思いでいっぱいだ。

 もちろん、担当を変えた上司に抗議をしたが、変わることはなかった。

 どうしても続けたい仕事だし、多くの人の役に立つ仕事なので、上司の指示を超えてトップに意見を求めた。

 結果は同じで、組織として動いている以上、上司の命令には従うこと、という意見だった。

 しかも「これまでの実績から、あなたは高卒でも突出したポストに着けるから、おとなしく静かにしていなさい」という、微妙な提示を突きつけてきた。

 高い地位(ポスト)を与えるという条件提示は、今回だけではなく、昨年にも別の(以前の)トップから示されていて、出世のコースに乗せるために別の部署に異動しないか? という提案を示されていた。

 当時、軌道に乗り出した仕事が楽しくて楽しくてしょうがなかったので、その提示を断り、今の仕事を続けたい、とお願いした。

 自分の出世を一番に考えている人なら断る理由はどこにないだろうし、そもそも公務員は、自分の出世のためだけに仕事をしている、といっても過言ではない異常な世界なので、僕のこの考え方は、公務員の常識では特異(非常識)である。
 ましてや、学歴重視の世界の中で、大卒でもその地位までたどり着けない人が多くいるポストの約束を拒否する高卒なんて、ほとんど居ないだろう。

 僕の場合、出世よりも「楽しめる仕事がしたい。喜んでくれる人の顔がみたい」が根底にあるので、上司が出世というエサで縛りつけようとしても、それを余裕で拒否する。
 それは、出世することが本当の幸せではないことを知っているから。

 実は、異業種の何人かの経営者から、僕の能力を見抜いてお誘い(引き抜き)の話がきているが、自分がその仕事を楽しめそうにないので断っている状況にもある。←本当の話

 そんな状況にあるにもかかわらず、担当(副担当にはなっている)を変えられてしまい、どうしても納得がいかない。

 自分をバックアップしてくれている業界関係者の力を借りて、上司の指示を強引にねじ伏せるしかないのかも……。
 そういう手段は使いたくないが、業界のためになるのなら、それも止むを得ないのだろうか?

 とりあえず、今は遠くで様子を伺いながら、周りがどう動いていくれるか静観している。
 もし、現状が変わらないのなら、腐った組織にいつまでもしがみ付いている必要はないので、新たな活動(事業を起こすなど)に踏み込むつもりでいる。

 こんな不景気な状況でも、別の新たな道を開拓し、余裕で歩いていけるだけの自信とアイデアは持っているし、人に使われて発揮する能力よりも、人を動かして活躍する能力の方が遥かに長けていることが分かってきから。

 と、不満を書いて、自分の心を冷静に整理してみた、今日の琥珀さんの戯言でした。

本当の強さ

2009-04-15 22:11:11 | お仕事
 本当の強さって何だろう? ということを、よく考える。

 高校生の頃までは、腕力が強く、威張っていて、人を従わせている人が強さの象徴だった。

 だけど、社会人になるとそうはいかない。腕力で人を従わせようとすれば、それは暴力的行為となり、社会から排除されてしまう。

 社会に出ると、地位がひとつの強さの目安となる。

 地位は、権力でもって人を従わせることができるからだ。

 地位による強さは、権力があるからであり、地位を失ったとたんにその人に従う人がいなくなるようでは、本当の強さとはいえないのだろう。

 それなりの地位にあり、権力を振りかざして部下を従わせるダメ上司の元に付いたら最悪だ。

 優良な企業であるならば淘汰されるべき人材でも、公務員という学歴と年功序列で出世が優先される職業なら、無能な上司でもそれなりのポストに就いてしまう。

 無能さを自覚している上司は、自らの弱さを隠すため傲慢となり、その人のスキルではなく、言葉の強さや態度で強さを誇示し、半ば強引に従わせようとする。

 さらに無能というレッテルを貼られている人は、思いつきでことを進めるから、その仕事をしたらどうなるか? という先が読めない。
 そして良識ある先を読める人は、ヤバイと思ってその人から距離をおくこととなる。

 困ったことに、当の本人が途中でこれはヤバイかもと判断しても、常識とか良識が欠如し、しかも心が弱くて負けを認めることができない人は、引くに引けなくなり、暴走してしまう。
 それはまるで、国土交通省などが数十年前に計画し、住民や社会から「必要ない、環境に悪影響を与える」と反対運動が起きているにもかかわらず中止できない、暴走している公共事業の現状とよく似ている。
 そして、その暴走行為は、周囲の人達に多大な迷惑をかけることとなる。
 最悪、その暴走が、他の優良なものと同一視され、もっと大きな被害を及ぼす可能性すらある。

 常識が欠落している人には近づかず、一定の距離をおく。

 それが最善の方法であることを、僕は無能な上司を反面教師として教わったから、ある意味ではよい経験なので、少しは感謝している。
 実は、常識が通用しない人ほど怖いものはない、ということを以前に教わっていたから、こういう人とは最初から関わらないようにしてたりする。

 
 本当に強い人は、地位や権力がなくても、仕事の実績や能力の高さ、人間性などが認められ、他人が勝手に後から追いかけてくるような人だ。

 地位や権力のみでは、人としての価値や成長につながらないことを知っていて、そういうものに固執せずに自分らしく生きられる人は、本当に強い人だと思う。
 そういう人は、他人に迷惑をかけず、自分の実力だけで生きようとしているので、最初から人を従わせようなどとは考えていないから、実はとても素朴で謙虚だ。

 そんな僕は、自分を省みると、けっして強い人間であるとは思えない。

 自分の信念に迷いが招じることもあるし、煩悩や葛藤に悩まされることもある。

 それでも、一般的な人達よりも少しは強いと思う。

 地位や権力を持たない僕のために、本心から手助けしてくれる人が何人かいるから、本当に感謝している。
 

将来の自分の姿

2009-04-13 22:32:22 | お仕事
 僕が若いころ、自分の将来の姿を思い描けなかった。

 というよりも、どちらかというと情けない姿でいる自分の将来像をみていた。

 でも、今は違う。将来さらに自分が成長している自分の姿を思い描けるようになった。

 現在、周囲の同僚や上司を見渡すと、なんだか悲しくなってくる。

 特に、上司。

 以前は、自分よりも遥かに高い存在だと思っていたのだけど、自分の心が成長するにつれ、認めていた地位にある人たちが情けなくみえてしまう。

 『あんな様な人にならなくて良かったと。あなたたちは何のために生きているの? 何が楽しいの? 』と。
 多分、本人達は自分の無意味さに薄々気が付いているのだろう。それに気付かないほど鈍感な、どうしようもない人の方が、ある意味、幸せかも知れない……。

 自分の将来を描けるようになったのは、自分で自分を変えようと努力したから。自分の心を入れ替えたから。

 早いうちに気が付いて、本当によかったと思う。気が付かなかったら、つまらない人のまま、つまらない生涯を終えただろう。

 くだらない時間を過ごしていた自分、無駄に生きていた自分をかえりみて、本当によかったと思う。

 自分を変えられるのは、やはり自分しかない。

 そして、自分を変える手助けをしてくれ、一緒に成長できる人が傍にいたら、それはとても幸せなことだと思う。

水平智歯

2009-04-09 20:33:33 | 琥珀さんってばねっ
 あのね……。

 最近、ブログさぼりぎみで、しかも今日は、ちょっとビビリぎみの琥珀さんです。

 みなさん、こんばんは。

 歯科治療を施しても、奥歯のうずきが治まらないんですけど……。

 かかりつけの歯科医にレントゲン写真を見せられ、原因は「第3臼歯が水平智歯で圧迫されている」とのこと。 ←専門用語炸裂かよ(怒)

 分かりやすく説明すれば、横たわった状態で埋もれている親知らずが奥歯を押している、とのことである。 ←最初からそう書けよ (偉そうに……)

 でね、総合病院の口腔外科への紹介状を手渡されたので、半泣き状態です。 ←涙目ぎみ、みたいな?

 天下の琥珀さんに対して、「親知らずを取り出す手術をしてこい」と。「歯茎を切開して、親知らずをほじくり出し、傷口を糸で縫ってこい」と。
 それって、痛いよね。激しく痛いよね? 痛くしたらキレますから。 ←迷惑だから止めなさい

 もらった紹介状を無視し、奥歯を放置プレイする訳にもいかず、仕方なく今日、口腔外科に行ってきました。 ←結構素直じゃん、僕!

 口腔外科の先生の説明では、「奥歯が歯槽膿漏になっているので最初にこの子を抜いて、それから親知らずを取り出します」だって。 ←町医者はそんなこと言ってなかったし (町医者に格下げかよ)

 ということで、1回で2本も抜ける特倍サービスとなりました。えへっ。←えへっじゃないよ……

 さらに、半額還元セールで、「奥歯の抜けた箇所に、取り出した親知らずを移植(自家歯牙移植)」することになりました。 ←ラッキー! なのか?
 
 本来、無用の長物である親知らずが、命尽きかけた奥歯の代替になるとは思ってもみませんでした。

 「ありがとう」 親知らず殿下様! (はぁと)

 だけど奥歯の歯槽膿漏は、親知らず殿下様が原因なんだって……。←キサマが原因かよ(キレ気味で)

 ということで、来月末に緊急手術することになりました。 ←ぜんぜん緊急じゃないっし……

2009-04-04 23:22:55 | 琥珀さんってばねっ
 皆さんは、気を意識したことがありますか?

 気とは、オーラみたいなもので、目には見えないけど、大抵の人は感じることができる、その人が持っている雰囲気のようなものです。

 そんな琥珀さんは、実は自分の気をかなり意識しています。

 今は気が出てないなぁとか、強く出ているなぁとか。

 自分の気持ち次第で、気が出たり消えたりします。

 気が出ているときは、自分の気持ちが自信に満ち溢れているとき。

 逆に、やる気が失せているときには、気が薄れます。

 本屋などの人ごみの中だと気の感度が高くなり、周囲1メートルくらいのことが肌で触らなくても、何でも分かるほど高まります。
 自分の周りの空気が圧縮されピーンと張り詰めている感覚、といったら分かるかな?

 また、気を意識して発すると、言葉というコミュニケーションを使わなくても、威圧感や強い印象を与えることができます。

 僕も、以前は気というものが何なのか分からなかったけど、気というものの存在が理解できた人は、気の出し方や、気の種類を自分で調節できたりするのだと思います。

 ひとつ言える事は、気を使いこなせる人になるには、自分を信じる確たる自信がないと難しいと思います。
 気とは、そういうものだから。