琥珀色のブログ

 
 琥珀さんってばねっ!

Snow Dance

2010-07-26 22:50:00 | 琥珀さんってばねっ
 はらはら舞う雪になって 何処に行こう…… (ドリカム:Snow Danceより)


 自分の向かう方向に混迷している琥珀さんです、みなさんこんばんは。

 今日の日記のテーマは、もう一度、人を信じることが出来るのか?

 人生それなりに経験してくると、人に騙されることも稀にあります。

 基本、自分は人を騙すようなことはしません。

 でも、騙すことを生業にしている人も居て、そういう人に出会うと何とも言えぬ悲しみが襲ってきます。

 何で平気で嘘をつけるの?

 人を騙すということは自分を騙すことであって、それは人を信じられなくなる行為な訳で、それは不幸な自分を生み出しているんだよって。

 騙されるのは別にいいけど、意図的に騙されることによって騙す人の行為をさらに成長させることはしたくないなぁ……。

 いつか、もう一度、信じられる人が見つかるのかな?

 Snow Dance 的な人は、信じられる人かな?  

 なんか、もう、やだ……

 なんてねっ!


残酷な天使のテーゼ

2010-07-11 20:21:00 | 琥珀さんってばねっ
 皆さん、こんばんは&お久しぶりです。

 今日は、自分の人生について。

 これまでの自分の人生を振り返ってみると、大きく3つの段階に分けることができます。

 1つめの区切りは、生まれてから社会人になるまで。勉強やスポーツなどどれをとっても人より劣っていて、何に対しても自信がなく、目標や夢なども無く、何のために生まれ、生き、「ただそのまま年老いて死んでいくんだろうなぁ」程度しか考えず、性格的には陰気だった時代。
 この頃の自分は、いわゆる負け組みで、学生社会では底辺に位置していた。
 だけど、このころの時代は今になって考えてみると、それは大きな財産だった。

 「弱者だったからこそ、弱者の心の痛みが分かる」

 この頃の経験があったからこそ、今の自分がある。
 人の心の痛みが分かるから、愛情の大切さを知り、それを注ぐことができる。

 2つ目の区切りは、社会人になってからのこと。ダメダメな特殊な専門高校に入ったことで、本当に運よくその専門分野での公務員になれたこと。
 周囲はエリート大学を卒業した先輩達ばかりの社会環境の中で、自分を育ててくれた職場環境や社会、お金を稼げるようになり、恋愛をして結婚して子供を授かり、なに不自由なくごく普通の暮らしをしていたころ。

 自己嫌悪から抜け出し、この頃に自分という存在の意味を見出し、仕事や家庭を常に意識し、前を向いて自分を磨いていた時代。

 「平穏だけど、それが幸せだと信じていた」

 そして3つ目は、まだ始まったばかり。
 家内が入院して亡くなり、仕事と家庭を両立維持しながらの暮らしが始まり、この生活がもうすぐ1年を経とうとしている。
 生前、家内が普通に居て、家事や育児をまかせ、ごく一般的な幸せな家庭を築いていたころは(今も幸せな家庭を維持しているが)、その代償として自由が無かった。
 給料を全て渡し、少ない小遣いを貰い、自分の時間を家庭に捧げながら管理され、限られた範囲でのことしが出来なかったが、家内が亡くなったことで自分がお金を管理し、子供たちもある程度成長したのでそれほど手もかからなくなり、やりたいことをやろうとすれば出来る環境が整いつつある。

 それは考え方を変えれば、「新たな人生の始まり」

 そう考えられるようになってきた。8月は新盆。このイベントを終えれば、人の心の痛みを知る、自信を持った新たな自由な自分が生まれる。
 というか、既に始めようと半歩前に進みだしていて、夢を追うことや、自由を謳歌できるようになった。

 家内には申し訳ないけど、深い悲しみの代償と、ひとりで子供たちを一人前の大人に成長させるという大役を背負うことになったけど、とても感謝している。

 「ありがとう」

 これまでの人生、これからの人生、それは新世紀エヴァンゲリオンのテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」の歌詞に凝縮されているように感じる。

 新話が始まる。 新話を始めなきゃ。 新話を始めるよ。