長野県豊丘村神稲(くましろ)北山
北山は、かって7軒の集落だったそうですが現在はどなたも定住されていません
北山の樽沢上流の「ハチコスリの滝」を訪ねました。
下流右岸には「鼻コスリの滝 落差20m」があり、さらに樽沢沿いに700mほど遡上
すると巨岩が現れその奥に「ハチコスリの滝 10+20m」があります。
同行者の話も聞いての仮設ですが
ハチ=鉢でしょうか、古来より頭蓋のことをハチ(鉢)と言う、
「鉢合わせ」とは頭を出会い頭にぶつけるほどの不意の接近、
運動会や野良仕事で頭に巻く紐も「鉢巻き」という、
頭をハチ(鉢)というのは500年も前からだそうで・・
下流の滝が鼻擦りの滝、であり 上流のハチコスリの滝は=鉢擦りの滝で
頭蓋を擦るほどの滝のことと想像します、
昔の人は面白い名前をつけられたものですね・・
その ハチコスリの滝 です
私の簡易計測の落差(下段) 21m
後日、この滝を登って山を登られた方の情報で、この上にもう一段滝が連なってるそうです
総落差30mほどの二段の滝とのことです
滝の横に ヒメレンゲ
滝の右岸 大きな岩
地形図を見るとハチコスリの滝の上の 左股にも滝の匂いがしますが・・
この記事のお陰で、去る7.3.、雨模様でしたが、この鉢コスリ滝に行ってきました~。
鉢コスリ滝が二段構えだったのには、驚きました。1215m地点が下段の滝の釜、1245m地点が上段の滝の落ち口でした~。
その落ち口左岸から尾根を南に登り、1541P南東鞍部で分水界を越え、新九郎滝も訪れてみました。
そのまま起点の野田平へ下りました。
ありがとうございました。
下からは見えない上段があったのですね、貴重な情報です。
しかも危険な山越えを経て~新九郎の滝までのアドベンチャー、
数々の滑や小滝、樋など存分に楽しまれてうらやましい限りです、
私も10~20年若ければ真似してみたいですが もう 無理・・苦笑
これからも気をつけられて楽しい山と渓谷をお楽しみください!