初ワンマン！ BEST★ＮＡＧＯＹＡレポ

さあ、多くのところですでにいろいろ語られているSCANDAL初のワンマンライブ「BEST★SCANDAL」ですが、本日レポートを解禁したいと思いますｗ
ただ、今回はボク自身が初めてフロアに下りての観戦だったため、今までよりもかなり余裕がない状態でした。参加できない方、これからの予習にと考えておられる方、参考にならなかったらすいませんｗ

また、基本的には今回のワンマンツアーに参加できない方を対象に記事を書くつもりなので、ネタバレがおおいにあります。
特に「BEST★TOKYO」に参戦される方でまだ内容をご存知ない方は、くれぐれもお気をつけくださいね。

では、キレイにまとめる自信がありませんので、なるべく時系列をあわせながらずらずら～っと書いていきます。
すたーとっ！（←あ、くれぐれもHARUNAのマネですから）

・今回はマーブルさんはじめ、皆さんとご一緒の観戦でしたから、子供のように後ろにひょこひょこついていくような感じでしたｗ　開場前に入り口付近でグッズ販売があったのでいくつかGET！　実を言えば人生初のグッズ購入だったりします(^.^)　必需品のタオルとともに、リストバンドとツアーＴシャツ（グレーの、メンバーがブログで着てるやつですね。XLまである親切設計ｗ）を購入。開場のころになるとこのグッズ販売は終了してしまったので、余裕があれば早めに会場に来られるのをオススメします。

・あちこちで面識がないのに、どこかで見た顔が…いつの間にか常連さんたちの顔が、脳内にインプットされていたようですｗ　そしてやたらマーブルさんの顔が広い！（いや、面積のことじゃなくて、知名度がってことですよｗ）どこかで見たことのある常連さんたちが、隣のマーブルさんに次々と挨拶していく光景は、なんだか不思議でしたｗ

・しばらく入り口付近でたむろってると、A助さんが登場。生A助さんに、ボクのテンションは密かに3度ほど上昇しましたｗ　だーりんさんに便乗する形で手紙をA助さんに渡すことに成功。「好きです」と告白しようと思いましたがｗ、勇気がなく断念。（あまりこういうこと書いてると、本当にそのスジのひとと思われそうだなぁ）もっと皆さん、A助さんに群がり「わっしょい！わっしょい！」のような状態になるかと思ってましたが、至って普通でしたｗ　そりゃそうですね。

・ボクはご一緒してた皆さんのなかで一番整理番号が遅かったので、最後の入場。ここでロッカールームを覗くと、わずかにまだ空いてるじゃないですか！　これはラッキーと慌てて確保したものの、まさかの料金200円が100円足りず。慌てましたねえ～(T_T)　ふと隣を見ると、お金を貸してる方を見受けたので、ボクも図々しく100円貸してもらえないかお願いしたところ、快く了解してもらえました。神です。ライブ早々、神に出会えました。そして、コメントをご覧になられている方ならご存知かと思いますが、なんとその方がこちらのブログにも来てくださってる「通りすがり」さんであったことが判明しました！　うわああ～、なんたる奇跡！　通りすがりさん、改めてありがとうございました！　もちろんお金は返させていただきましたｗ

・のっけから幸先いい、初ワンマン。下手側（TOMOMI側ですね）に陣取ったマーブルさんとだーりんさんに合流するため、遅れてきたボクを前に入れてくれるし…いや、改めてありがとうございました。（さすがに奇跡的にこのブログにいらっしゃってる、なんてことはもうないでしょうが）

・開始直前になるとモクモクとスモークがたちこめ…演出の力の入れ具合が伝わってきます。そして、いよいよすたーとっ！

・出囃子がいつもと違います。音楽じゃなく、なにかのアンケートに答えているのが流れてきました。「制服バンドといえば？」「SCANDAL」「最強のガールズバンドといえば？」「SCANDAL」…SCANDALが答えになっているアンケート、なんですね。こういうの、結構ボクは好きですｗ　で、スモークのなかからメンバーの影が！

・「どっ！！」

・いきなり点火です。会場が沸騰したのを肌で感じましたね。そして、ここでボクを見るマーブルさんの眼に、明らかな危険信号の色が！　口元の形が「きますよ！」と！

・人の波がどどど！と動きます。これがモッシュというやつですか？　幸いボクのところには波は来ませんでしたが、女性のだーりんさんをマーブルさんが盾代わりになってサポート。ボクも隙間を見つけて壁になれそうなところに移動しましたが、その折はもう波は収まってましたね。ただ、どうも上手の方がひとの流れが入りやすい構造もあって、かなり激しかったようですね。

・最初に圧縮があってからは、比較的大きな波もなく下手では進んでいきました。後ろから来るというのがなかったのがボクらとしてはよかったんですが、前にいる数人のマナーがよくなかったですね。「お前、SCANDALの曲知らないだろ？」ってくらいノリもしないですし、時々見計らって前に突っ込んでいくだけです。ああ、アーティストは関係なく、自分たちが暴れたいという目的の人間もいるんだな、という現実を見ましたね。ただ、今回はあまりここにこだわっていると、せっかくのスキャワンマンの楽しさが薄れてしまうので、この話題はこれでお終いにしたいと思います。

・ここからは曲やMCの内容が入ってきますが、順番や細かい内容は断片的にしか覚えていませんので、めちゃめちゃであること前提にお読みください。曲順に関しては、他のブログの方のを参考にさせてもらってます。

・メンバーは戦闘服の上になにかアウターを羽織っていたようですが、波との格闘でよく見えず。スモークのたきすぎでRINAが霧の彼方ですｗ　そんななかでの一発目は…「スペースレンジャー」＼(^O^)／いえあっ

・ど～ですかッ！　この一発目！　これはさすがに予想できなかったでしょうｗ　登場と同時に沸騰していきなりこれなんで、そりゃあもうアガる、アガるｗ

・初めてフロアに降りたボクも、心のままに叫び、拳をあげ、ジャンプです。隣にマーブルさんがいい声で叫んでくれるので、非常に叫びやすいｗ　というか、ヘンな話、周りの見よう見まねですよねｗ　とにかく盛り上がってる気持ちを吐き出せばいいのだと、マネしながら楽しみましたｗ　あとから聞いたら、マネしてたもののなかにオタ芸っぽいものもあったそうでｗ　あれ、オタ芸だったのかｗ

・とりあえず盛り上がってるのは確かですｗ　続いての2曲目が「BEAUTeen!!」ここでキラーチューンが続けて登場ですよ。こんなもの、はしゃぐしかないでしょうｗ　TOMOMIがいつも以上に飛び跳ね、笑顔満開で楽しさを伝えてきます。HARUNAのダイナミックの右手もしっかり堪能しましたｗ　MAMIも笑顔で演奏に余裕が感じられます。RINAの姿もはっきり確認でき、さあこれからが本番突入です！

・まさに絶好調のワンマンライブ。しかしここでボクは致命的なミスを犯していたことに気付きました。
　水です。
　体力に自信がないのはわかっていたんですが、それ以上にボクにとっての深刻な問題は水分補給なんですよね。学生時代にスポーツやってたころから、水分はこまめに補給しないとすぐ息切れしちゃいまして。咽喉の渇きとともに体力が消耗していくのがわかります。え～、まだ二曲目ですよ？！
　
・ここで早くも一回目のMCが。MCの会話はなんとなく覚えてますが、どのタイミングで話したかはかなり怪しいので、その心積りでお願いしますｗ　
　「7人しかいなかったらどうしようかと思った」などと冗談を言いながらも（前回のインストアライブでA助さんに言われた冗談が元ネタ。ご存知の方も多いですよねｗ）ワンマンができることを語るメンバーの喜びが伝わってきます。なんというか、グダグダなんですよｗ　もうみんながみんな喋りたがってる、って感じです(^O^)　最前列の様子に気付いたRINAが、特に女の子に気をつけてあげてね、というメッセージ。つくづくこのひとはいいひとですねｗ　今回はRINAの性格の良さを知ることがいっぱいできましたよ（いや、わかってはいましたが）そして印象的なのはTOMOMI。大歓声を受けて「ん～～、ワンマンいいねェ～♪」と悦に入っていましたｗ　この時点でメンバーが最高の気分に浸っているのを確信しましたねｗ

・続いて「アナタガマワル」。BJさまがライブご推奨ということで自然胸も高まりましたが…カッコイイ！　ロック仕様という感じでノッテよし、HARUNA＆TOMOMIのボーカルに聞き惚れるもよし…盛り上がりが納まりません。

・「マボロシナイト」さらに「恋模様」と続きます。ボクの水切れはかなり深刻になりつつありますが(-_-;)、「恋模様」のあのギターフレーズが聞こえてきたら、心跳ねるしかないでしょうｗ　一時期ライブではスピードが速くなるのが気になったこともありましたが、そういったことも今回のライブではまるで感じませんでした。MAMIのギターが余裕とともに安定してきてるんでしょうね。とにかく「恋模様」はイントロのギターだけでゾクゾクしますｗ

・ここで早くも2回目のMC。というかかなり息上がったボクには救いですが。冬といえば鍋、といった話題で観客と自然なキャッチボール。カレー鍋の存在に確かRINAが驚いてましたね。そんなRINAは豆乳鍋が好みだそうです。一方TOMOMIはホルモン鍋が好きとのこと。「もつ鍋でしょ？」とHARUNAがすかさずツッコんでましたｗ　ここで話がややグロイｗ方向に進み、MAMIが解説を加えます…「もつってのは小腸のことだからそれをガブガブと…」ドボンドボンドですから、当然TOMOMIも乗りますよねｗ　小腸を食べるポーズで応えてました。「最近女の子としてヨゴレたキャラつきすぎやから、変えなあかん」とのTOMOMIに受ける受ける。一方で「最前列の子たち、最初よりやせたんちゃう？」というRINAも受ける受けるｗ　ワンマンだとすべらんなぁ～ｗ
　地元名古屋ということで、HARUNAとMAMIから名古屋への愛が語られると、会場からアツイコールがｗ　今回は今まで以上に地元ふたりへの歓声が大きかったように思います。ボクの近くの女子高生らしき子たちも、HARUNAの名前をずっとコールしてました。もうカリスマですよｗ　MAMIが「じゃあ、ボクが唄っちゃおうかな♪」というこの流れはそう――

・「Ring！　Ring！　Ring！」です。この流れはボクも予想で当てていたんで、内心ガッツポーズしてましたｗ　ただ体力的にはかなりヘロヘロですが(-_-;)　心肺機能の問題ですねｗ　ここでハタと気付いたことがありまして。ジャンプするから疲れるのだと。身体を上下させれば誤魔化せること（！）に気付いたボクは、かかとあげと膝屈伸という技を開発したのです。これで周囲からは飛んでるように見えるはず…

・なのにここで「S．L．Magic」！　やっぱりこの曲はライブで聴くと盛り上がりますねー！　飛んじゃうんですよ、どうしても。しかも、なんかずっとジャンプさせられた感じですｗ　今回のHARUNAは煽りが少ないように感じたんですが（まあ、煽る必要もないのでｗ）その憂さを晴らすように連続のジャンプが…

・ヘロヘロな状態で流れてきたこのイントロは…「TOKYO」ですね。でもなにかがおかしい。メンバーが楽器を置き始めてる…しかもRINAが前に出てきてるじゃありませんか！　今回のライブ、一番の仕掛けといっていいショーｗの始まりです。4人が一列に並びダンス…というより、音楽に合わせキメポーズを取るんですね。イメージでいうと、モデルさんたちがバシャバシャ写真撮られるなかでキメポーズを次々取っていく、という感じでしょうかｗ　さすがダンススクールで鍛えただけあって、キメる、キメるｗ　なかにはJOJOポーズみたいなものもありますがｗ、これはこれで楽しめますね♪　しかもワンフレーズごとにひとりづつメンバーが歌い始めましたよ！　メンバーは全員フロントにでて横一直線。当然RINAもそこにはいます。ということは…でたあァ～！　RINAが唄ったァ～！　これはRINAファンにはたまらないでしょうｗ　ワンマンならではですよね。

・続いてが「SAKURAグッバイ」。ライブで聴くといい曲なのはもちろんなんですが、ノレる曲であることもわかりますね。ただこの時、もうボクは限界だったんでしばし休憩を…息を整えていると、なんかおかしいんですよね。足がふらつくというか。これはいよいよヤバイか？と思ったんですが…気付いちゃったんです。
　揺れてんじゃんッッッッッ！！！！　クアトロッッッ！！！！
　
・ここで3回目のMCです。ワンマンの楽しさをメンバーが語り、心底充実してるのが伝わってきましたね。TOMOMIが「こんなん初めて…いや、ワンマン初めてやから当たり前やけどなｗ」といえば、RINAも最高であることのお墨付きです。ここらになると会場の温まり方も相当になっているので、RINAは「なんか楽屋におるみたいや」と一体感を存分に感じてたようですね。HARUNAが夢の大切さを話した流れで次の曲へ…

・「夢見るつばさ」「ひとつだけ」「君と夜と涙」と比較的聴かせる傾向の曲が続きます。僕としてもこれは助かりましたｗ　今回は照明なども非常に凝っているのがわかり、夢つばなんかも幻想的な光の中での演奏です。

・ボク自身に余裕がないのでメンバーの印象もざっとしたものになってしまうんですが、初のワンマンだなんてまるで感じさせない堂々たるステージ、そして安定した内容だったと思います。HARUNAは歌唱力がまたアップしたような印象で、華のあるパフォーマンスとともに中央にしっかり根付いてましたね。演奏的なことはボクにはわかりませんが、マーブルさんからTOMOMIのベースやMAMIのギターの上達ぶりを具体的に教えてもらいました。ステージ上のTOMOMIの笑顔は相変わらず、というかいつも以上に楽しさに溢れてて、下手ファンの方がこだわるのもよくわかりましたねｗ　一方でMAMIは視線ひとつとっても余裕が感じられましたね。そしていつも思うんですが、MAMIは実物で見るほうがずっと美人さんですｗ　RINAのドラムも動きがより激しくダイナミックになった印象で、ドラムソロの場面なんかはまさに華やかの一言でした。

・ここで4度目のMC。HARUNAが「時間が過ぎるのは早いんですが…」といった瞬間、「え～ッ？！」という観客の声が。ここまでに12曲やってるんですが、ホントに一瞬という感じでボクも驚いてしまいましたね。「これだけでわかるの？　みんなすごいね」と笑いつつHARUNAが「次回…次回じゃねえ、時間が」（すいません、ここだけ若干妄想が入り、よりHARUNAらしく演出してますｗ）と言い直すと、観客から「からの？」というナイスな声がｗ　
　ただ、ここで会場が沸くなか、ひとり話を聞いていなかったひとがいました。そう、あのひとです。「え、なんなん？」と訪ねるTOMOMIに、幼児に説明するようにHARUNAが丁寧に教えてましたｗ　RINAの「おかんやな」というツッコミも納得です。
　しかし、喜んでいるわけにもいきません。ここからはラスト・スパートです。残りの力を振り絞るしかないでしょう！
　
・「少女S」キターーーッッ！！！　ラ～～ッシュッ！！

・「カゲロウ」キターーーッッ！！！　ラッシュ！！　ラッシュ！！　光の明滅すごすぎ！ｗ

・そしてラストは…「SCANDAL　BABY」文句なし！！！　感傷的な気分とご機嫌なリズムのなかで心地よいゴ～～ルッッッ！！！

・いやあ、やっぱラッシュはいいですねえｗ　もう十分満足…なわけがありませんｗ　まだアレもやってないですよ。せっかく買ったタオルも回してないしｗ　てことでアンコール発生。一部ではSCANDALコールもありましたね。個人的には海外ツアーでのイメージが強いですから、SCANDALコールの方が好みだったりしますがｗ

・しばしアンコールが続くと…ここで出囃子！の音が。あのラモーンズの出囃子です。おおう、これはまるで、これからまたライブが始まるかのような…

・ここでメンバーがグレーのツアーTシャツに着替えて登場。アンコールの一発目は…「SCANDALのテーマ」！　こう来たかァァ～～ッッ！！！

・ライブ第二部が始まったような錯覚のなかで次なる曲は「タイムマシーンにお願い」です。そう、SCANDALが結成後、初めてライブで披露した曲ですね。初ワンマンにこの曲は欠かせなかったんでしょう。

・そしてオーラス、最後の最後は待ちに待った「DOLL」！！　メジャーデビュー曲のこの曲も欠かすわけにはいかないですよねｗ　つくづくDOLLはいいですｗ　念願の？タオル回しも参加できましたｗ　DOLLには魔法がかかってるとしか思えないですねｗ


今、思い返しても楽しいライブでした。後ろまで、箱全体が盛り上がっていたように感じたのは初めてですね。もしかしたら泣けてくるんじゃないかと、始まる前は思っていたんですが、それを上回る楽しさに吹っ飛んでしまいましたねｗ

もしかしたらSCANDALファンは物凄く幸せなのかもしれないと思いました。テレビではCMに出たり、レコ大の新人賞に選ばれたり、華やかな世界で活躍してくれてる。一方でライブバンドとしてこんな身近な存在として接することができる。これって凄い贅沢なことですよ。

いろいろと、あまりに幸せ気分だったんで、電車を降りてから家までの一時間ほどを歩いて帰ってきました(^O^)　いや～、美しい月と夜の風が気持ちよかったです。