山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

新見公立大学・短期大学看護学科平成23年度臨地実習施設連絡会議に出席

2012-04-21 07:51:56 | 日記
アップが大変遅くなりましたが、3月8日(木)、新見公立大学・短期大学の看護学科で、平成23年度臨地実習施設連絡会議が開催されました。

僕は、看護実習担当ではありませんが、看護学部の教員として参加しました。

今回のメインテーマは「今、伝えたい看護教育への思い」で、3月一杯で退職となる逸見英枝先生と金山弘代先生が講演(最終講義)をされました。

難波学長と古城学部学科長の挨拶に続いて、上山先生よりカリキュラムの説明等がありました。

その後、お二人の講演がありました。

金山先生の講演テーマは「臨床の現場から教育の現場へ―12年間の私の取り組み―」と題するものでした。

逸見先生のテーマは、「看護教育において大切に思ってきたこと」でした。

お二人の長年の看護教育に対する熱い思いを感じ、立場こそ違いますが、同じく看護学生を教育する者として、その熱い思いは受け継いでいきたいと思いました。

また、お二人のお話に共通すること、そしてこれまでお二人と学内で接してきて感じていたことは、人の言葉の大切さや周りの人とのコミュニケーションの大切さです。

そして、これまたお二人の話に共通して出てきたことは、お二人とも教員生活の支えとなる恩師や上司からの言葉があったということです。

言葉の力ってすごいですね。言語やコミュニケーションを教えている教員として、改めてそのように感じた次第です。

逸見先生とは、僕が赴任してきてから17年間、金山先生とは12年間、同僚として一緒に働くことができ、とてもよかったです。

最終講義をされるお二人を見て、かっこいい引退の花道だなあなんても思いました。

自分の退職の時は、どんなになるのだろうなどと、思いを巡らせてみたりもしました。

それから、実習のお話を聞いて感じたことは、看護教育の中の隣地実習は、英語教員の私に置き換えてみると、海外研修に当たるのだろうということです。

学生たちが教室で学んだ英語を、実践の場で使う機会が海外研修旅行です。

それは、講義や学内演習で看護の知識や技術を身につけ、それを実習の場で使うことと似ています。

学生たちが、隣地実習の場でしっかりと学習ができるように事前学習をさせ、実習中の支援をし、アフターケアをする、それが、海外研修の場合の、事前のオリエンテーションや指導、研修引率中の指導、そして帰国後のフォローなどと共通しているなあと、(勝手に)自分の立場に置き換えてお話を聞かせてもらいました。

この日は、退職されるお二人の先生方と一緒に写真を撮ってもらう機会を逸しましたが、それは3月17日の卒業式・謝恩会の日に実現できました。(こちら→卒業式・謝恩会に出席して をご覧ください。)
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