本の紹介とか。

2011-03-08 | 将棋

阿久津 主税七段 著 将棋のチカラ(白水社)

阿久津七段による将棋、将棋界のことが分かる本。戦術書ではないので初心者から高段者まで楽しく読める内容です。本書のタイトルやNHK将棋講座の「目ヂカラ」は阿久津七段の名前から主税(ちから)です。


中原誠名局集(日本将棋連盟 刊行・販売 毎日コミュニケーションズ)
こちらは説明不要でしょう。有名な▲中原-△米長戦での▲5七銀。あまりにも綺麗な一手で、直前の▲3三歩がピッタリ入る(△2二玉には▲3一角がある)のも素晴らしい将棋。

僕との対戦(H16・1・10・王位戦予選)も掲載して頂きましたが、攻めても攻めても全然効かなかった、という印象が残っている一局です。

 

 

さて、息子との四枚落ち。

 

                         

 

四枚落ちの定跡は難しいので、矢倉に囲って棒銀を教えています。

 

                         

 

この日の2局目では、言ってもいないのに穴熊にして来ました。理論的には△73桂が跳ねても当たらないし、手数も矢倉に組むより1手多いだけだし、香車がいないから端攻めもないしで悪くはないんですが。二枚落ちで上手に香車があったら端を攻められて、正確に受けられないから全然ダメでしょうけどね。

中盤で▲7七桂と跳ねてきたので

「そういう手は良くないよ」

と言ったら

「だって久保さんやってたよ。」

むぅ、確かに。

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