王座戦は3年前挑戦者2年前挑戦者決定戦と相性が良い棋戦なのですが昨年は初戦敗退。竜王戦前に出れるタイトル戦はこの王座戦と王位戦しかないのでなんとか頑張りたいところです。野月七段とは3年半振りの対局でした。
振り駒で先手になり三間飛車対穴熊。図から▲5五歩△同歩▲同銀△4五歩▲6六銀△1二香。手の作り方が難しい将棋になりました。
桂交換が行われたところ。図から▲9六歩と反撃。△同歩なら▲9三歩△同香▲9四歩△同香▲8六桂があります。実戦は▲9六歩△3九竜▲9五歩△1九竜と進展。9筋の位は奪還しましたが先に香を取られて形勢は難解。
この後、端からの反撃が決まって勝ち。ベスト8に進出しました
感想戦終了後23時頃から近くで飲み。既報の通り、昨日大きな動きがありました。
日付が変わる頃だったか、第一報がネット上に出て朝刊に記事を出す神谷さんは携帯とノートを手に行ったり来たり。
結局、3時頃まで飲んで解散。村と一緒にタクシーに乗り3時40分帰宅。直後に就寝。
でも私ら毎日新聞を購読している将棋ファンは、「毎日新聞と将棋連盟の交渉決裂→名人戦・王将戦から撤退」という最悪のコースも考えられ、将棋の内容以前のところで「考えている」のが実際のところです。
26日の棋士総会で理事会の動きが追認されるなら、今まで憧れの目で見てきたプロ棋士集団はとんでもない非常識集団だと考え直し、将棋からは離れようと思います。(囲碁を覚えるのも一つの手かも?)
おめでとうございます。
昨夜は誰と飲んでたのですか?
全力で頭を使った対局の次の日(今日)はどんな過ごし方をされるのか興味あり。気が向いたらぜひ教えてください。
毎日と朝日の共催提案の件新聞で知りました。これはこれで1つの有力な方法だと考えます。一応の道筋を示したのですから執行部は潔く、男らしく見苦しい騒動を引き起こしたことに対する責任をとって辞任するのが唯一の常識的な身の処し方であります。プンプン。。。
名人戦問題ですが、現理事達は引っ込みがつかなくなっちゃったんっすかね。メチャクチャっすね。毎日に3月に出した通知書撤回しないと何をやっても筋が通らないんじゃないんですか?ここまで来ると本当にまずいんじゃないですか?
共同開催なんてばかげた話を朝日が静観しているっていうことは、いずれは朝日に移すっていう密約でもあるのかと勘ぐっちゃいます。
2紙共催提案:目茶苦茶な将棋世界的発想の感じがあります。
米長さんにはもともと破天荒なところあり、将棋のことだからと世人は甘く笑って見過ごしてきた。しかし金銭勝負法律勝負の実務社会ではそうはいきませんね。きついお灸がすえられるかも。
全体収入が減ったなら、労働者(棋士)を減らし、遊休資産売却、などなど決行しなければならぬ。ここを避けるのは経営者失格。甘長さんですね。(チョイト、ワルクチ)
今回の問題を理事会で冷静に見れているのでしょうか?少なくても、ココに書かれているファンの声では、結果次第では、「将棋を辞める」という意見もありますよね。ファンの声が、理事会に届いているのか、疑問を感じています。ファン無視?ってことは、ないですね。
将棋連盟は、どうやって失ったファンを回復するのでしょうか。赤字を回復することをできても、失ったファンを戻すことは容易ではないですよ。
棋士総会では、皆がちゃんと意見を言える場なのでしょうか?理事会が決めた意見に対して、多数決だけで決めるものだったら、意味ないですよね。先輩、後輩関係なく、棋士一人一人の意見をぶつけられる場であってほしいし、反映される場であってほしいな。
棋士総会に将棋ファン代表も一人入れたらどうでしょうか。(ヤクルトの古田監督に意見を聞くとか)
25日が将棋界の一つの分岐点になりそうですね。
それにしても、せっかくの勝利に水を差すようなニュースですね。
共催とは呆れてモノも言えません。ななしさんの仰る通り、朝日との密約がある、と疑って当然です。というよりも疑わないのは余程のお人好し(という名前のバカ)でしょうね。
実際、3手先まで読めば移管の筋が明確に見えてきます。現在の毎日との契約が切れて新たな契約となる再来年からのが共催という事になるのでしょうが、その新しい共催契約の更新の際に毎日が飲めない条件(契約額アップ等)を要求すれば、自動的に朝日の単独開催となり、朝日への移管が完成します。
あと、毎日に対して「共催」という形にせよ開催権を与える提案を出して毎日の方から断らせる事で、最悪ケースとして想定される毎日からの「名人戦差し止め&損害賠償訴訟」が実際になった場合に、訴訟を有利に進めるという考えもあるでしょう。
まあ、我々のような将棋ファンを始めとする世論の批判による手詰まりを打破する為(や上の訴訟対策の為)に、米長会長と朝日の本件の担当責任者とが顧問弁護士を交えて謀議をして編み出した「妙手」のつもりなんでしょう。但し、この場合の「妙手」の「妙」は「妙なる」の妙でなくて「妙ちきりん」の妙だと思いますが。
それにしても、今回の米長理事会の行動は「筋を通す事が大切だ」とか「間違いを正すなら早ければ早いほど傷が浅くて済む」とか「過ちを無理に通そうとすればするほど深みに嵌る」といった教訓を改めて思い知らせてくれました。
教訓がここまで単純かつ明確な形で実証されるケースというのは世の中でも少ないので、子供達にとっては非常に解り易い良い反面教師的な生きた教材となったと思います。
それとも、この共催案は最初から世間に通用しない事を承知の上で、26日の棋士総会での票決を乗り切る為だけに出したんでしょうかね。
そうだとしたら、米長会長や理事会は棋士の方々の理性や常識を随分と過小評価していると思います。
将棋連盟・朝日新聞社・毎日新聞社の関係が良好である、あるいは三社とも良好にしようとする意志がある。
「両社は報道、観戦記等で競い合う」内容が将棋界を盛り上げる目的を持って公平で紳士的に行われ、30年は続ける意志がある。
だと思います。
しかし現実には連盟理事会と朝日さんは良好かもしれませんが、連盟理事会と毎日さんは・毎日さんと朝日さんの関係は良好とは言い難い。
将棋界を盛り上げ普及を図るというよりは三社の力関係を決める目的に使われる可能性が高く、共催以前にもめて将棋界の品格を下げる可能性がある。
従って、現段階では名人戦共催は現実的建設的な提案とは思われません。
それを感じているからこそ、連盟会長と理事会による一連の動きに対してファンは否定的なのです。
それでも今はまだ理事会の独断・暴走ということで事態を収束させる望みはあります。 しかし、26日に予定されている総会の結果次第では、取り返しのつかない事態になりかねません。
お書きになられている内容、私も全く同感です。
私はこのブログで伝わってくる明竜王のお悩みの様子や名人戦問題発生直後の羽生先生・佐藤先生らの御発言から、こうした諸先生に代表される若い棋士の方々が正しく判断されて票決に臨まれる事を信じて運命の26日を待ちたいと思っていますが、仰る通り、26日の票決結果次第では、一気にファン離れを引き起こす事は確かだと私も思います。
私だけでしょうか?
『米長氏がだんだん小泉首相に見えてくる。』
質問というのは、名人戦問題で連盟から全棋士宛に送られた書簡の中に「職員の退職引当金は1億5000万円不足」という記載があったと報じられております。質問というのは、この額の根拠は何か、という事です。少なくとも、26日の総会での票決に際して、この点を竜王御自身はしっかりと把握されておいた方が良いと思い、老婆心ながら質問の形でコメントさせて頂く次第です。
この不足額の算定根拠に関して、「現時点で全職員が一斉に退職した場合に支払わねばならない退職金の総額(の不足額)」という情報を耳にしました。
問題の1億5千万円というのが、その様な額であるのならば、非常識と言わざるを得ません。どんな優良企業でも、今の時点で社員全員が一斉に退職した場合の退職金総額を引き当てて(つまり別枠で積み立てて)いる会社など存在しないと断言しても間違いないと思います。
大企業の場合、将来の(つまり定年まで勤め上げた場合に発生する)退職金を運用利率を見込んで積み立てる事が義務付けられており、積み立て不足額は債務(借金)として会計上の処理をせねば
ならず、近年中に中小企業にも同様の会計処理が義務付けられる予定です。
上の将来発生が予定される退職金を運用利率を見込んで積み立てる、というのは、次のような意味です。
仮に定年が60歳で現時点での退職金規定だと60歳定年での退職金が2000万円だとします。更に、退職金の積み立て金の運用利率は現時点で10%を見込めるとします。(定期預金ではとても不可能ですが、海外の株式や債権を組み合わせて運用する場合は少なくともこれに近い利率で運用されているのも珍しくないと思います)
この時、30歳の職員がいたとすると、この人は後30年勤める予定なので、割引率は0.5(1から10%を引いた率)の30乗、つまり0.0424です。ですから、この人に対して今の時点で引当てなければならない額は、2000万円×0.0424=84万8千円に過ぎないのです。
この引き当てるべき額は、多くの場合、その30歳の職員の現時点での退職金の実際額よりも少ないのです。(かつての日本の大企業のように、極端な年功序列賃金で退職金の月数(退職金が月給の何ヶ月分かという係数)も在勤年数に応じて加速度的に増加する場合は、要引当て額が若い時点での退職金の額よりも多い事態が発生し得ますが)
という訳で企業会計での退職金引当必要額と現時点で全員が辞めた場合の退職金総額では話が全く違います。そして、退職金に関しては、企業会計のルールが社会の常識なのです。
という訳で、もしも一部で非公式に語られている退職金の現時点での総額が1億5千万円の根拠であるならば、それは明らかに棋士の方々を特定の選択肢に追い詰めようとする為の作為的なレトリックなのだ、という事をお心に留めて頂きたいのです。
そうすれば、連盟理事会が朝日移管の必要性の根拠としている1億5千万円の算定根拠を正確に把握しておく事が、26日の重大な意志決定をされる上で、どんなに重要かも御理解頂けると思い、こんな質問の形で書かせて頂いた次第です。
誤>割引率は0.5(1から10%を引いた率)の30乗、つまり0.0424です。
は、正しくは、
正>割引率は0.9(1から10%を引いた率)の30乗、つまり0.0424です。
です。お詫びして訂正致します。
解説とかでしばしば登場する「プロは指す前に考える」というフレーズはもう使えませんね。
言う事は一流でもやる事は三流という典型ですよ、将棋連盟の執行部は。
雪山に普段着で登ろうとして遭難してる馬鹿者と大差ありません。
教育と将棋についていくら力説しても、説得力持ちませんよ。
行き当たりバッタリの共催提案、毎日新聞に対しても朝日新聞に対しても失礼極ですよ。
共催提案なんて私に言わせれば「思い出王手」ですよ。終局近しですね。
順調に行けば挑戦者決定戦以外は問題なし
羽生さんからタイトルを奪取する日を楽しみにしています
名人戦問題については前に書かせていただいた事以外のコメントは差し控えさせていただきます
村山四段も竜王戦6組決勝進出、おめでとうございます。挑戦に一歩近づきましたね。決勝トーナメントに進出したら、竜王とのお付き合いは、しばらく中止された方がいいですよ。ライバルですから。(出るからには、挑戦権を目指さないと)
棋士総会の結論を待ちましょう。竜王といえども、1票は1票ですから。(ですよね?)ただ、今、一番急がれるのは、理事会の総辞職です。特に会長と、副会長。お騒がせしましたと、早くやめてください。そして、プロ棋界も、シニアトーナメントを作って、年寄りは、そちらでお指しになればよろしのではないでしょうか?引退して、連盟の運営に当たっても、ろくなことしませんから。
そして勝利報告を確認したときにはうれしくて・・・まだ初戦なのにまるで竜王が王座を取ったことのように喜んでしまいました。
次は丸山先生ですね、次々に強豪が現れ気の抜けない戦いが続きますが、竜王の度胸のよさを武器にこれから健闘をお祈りしてます。
しかし、冷や水を浴びせかけるように名人戦問題。朝日、毎日両方のメンツを汚しているような気がします。
しかし名人戦がどういう結果になるにしろ、私が将棋ファンであることに変わりがないでしょう。
(正)これからも健闘を…
そしたら竜王戦廃止(!)ですよ。
プロ1年目の順位戦C2組最終局が思い出すな。
あの時は矢倉戦でしたね。
あれに勝ってたら、もうA級まであがってたかもしれませんね。
そうだったら竜王とってるかどうかわからんけど・・。
今期は、山崎6段に快勝して、文句なく昇級といきましょう。
確かに世間一般の視点からみれば今回の事態は皆さんの仰るとおり極めて不義なことですし、目先の駒得ではなく長期的構想の練り直しが必要なのはわかるのですが、米長、中原御両名なりの「義」もあるのかな、とふと思った次第です。
どの棋戦でもそうですが、ベスト8にもなると、強い先生ばかりなので、勝ち上がるにも、指運みたいなものがあるかななんて考えてしまいますが、どんな時でも竜王くらいになると、楽しいものを見せてもらえそうで、次次と、すでに先が楽しみになっています
羽生三冠とのタイトル戦、久しぶりに見せてくださいね
ところで、実は支出を減らす方法がもう一つあります。トップ棋士の賞金を減らしちゃうのです。野球選手は若い時に一生分稼がないといけませんから1億円プレーヤーもありですが、将棋はその気になれば長くがんばれるわけですから、タイトル戦上位の莫大な対局料を今の2/3でもいい。減らしちゃうのです。どうでしょうか。1億円くらい簡単に捻出されますが。
無論、竜王のブログにこんなこと書くなんて大変失礼なことは重々承知の介です。3200万が2000万になって、将棋連盟が救われるのならばどうでしょうか?
どこかに米長会長が小泉に見える、と書いた人が居ましたが、僕は逆だと思いますね。米長会長は格差社会と逆の護送船団をやっているわけです。将棋は格差社会でもいいんじゃないかと思いますが、上の方が少し我慢なさって解決するならば、米長会長も「赤字だから朝日」などとしばらく言えなくなるでしょう。彼の退任後、改めて下位を切り捨てる思想の会長が現れればいいと思います。
囲碁の世界と同じように、給料制をやめて、トーナメントで稼げない棋士はレッスンで稼げばいいというコメントもいくつかありましたが。本当に苦しいのであれば、上位が我慢するか、下位を切り捨てるか、痛みをどれだけ分かち合うか話し合うことになるのかもしれませんが。
しばらく前の将棋世界の対談で、堀江貴文が米長会長に、ネットの普及が将棋の発展に役立つと教えていました。ネットで収益増を図るとか、野球のようにIT産業のような成長産業に新たなスポンサーを求めるとか、棋士の収入を減らす前に、収益源を増やす試みをできるだけすべきなのだと思います。
そして、今問題になっているのは、一つは、今の理事会のやり方が将棋連盟の収益増になるのかということがあります。
将棋連盟の収入の多くは、新聞社に依拠してきたわけですが、ネットの普及で、今、将棋欄のために新聞をとる人はあまりいないでしょう。にもかかわらず、新聞社が以前と同じように将棋連盟に金を払うのは、要は、大衆的人気のある将棋を他社と較べて疎かにしていると思われると、部数減になるのではないかという恐れがあるからでしょう。
今の理事会の対応は、新聞社に将棋にかける金を削る口実を与えることになるのではないかという危惧があります。
そもそも、何も問題が起こらなかったとしても、名人戦が朝日に移ると朝日オープンがなくなるから、数年後には収入減になるという試算もありました。
例えば、今の日本では朝日と読売が二大新聞だから、収入減になるとしても、二大棋戦の名人戦と竜王戦を朝日と読売でやりたい、朝日も、収入減にならないよう協力金を出すと言っているといった説明であれば、将棋ファンの反応は今とは違っていたでしょう。
今の理事会は、小手先の細工で墓穴を掘ってきたように見えます。今回の米長会長の、朝日と毎日の共催提案のような小手先細工が、意味があるとどうして思えるのか不思議でなりません。
それは我々凡人達にはできない、トップ棋士達のすばらしい将棋がみたいから、ではないでしょうか?だからこそ、スポンサーが付き、何十億というお金が動く価値あるものでいられたと思いますが。今、谷川、羽生というすばらしい将棋指しが居ながらこれではこの先、どうなるのやらという
暗い気持ちになりますが、将棋というゲームは不滅だと思いますし、渡辺さんというすばらしい方が出てくれたことによって、まだまだ安泰だと思う方も多いかと思います。
逸れましたが、格差とかそれは別問題であって、トップ棋士の賞金カットなんてよく思いつきますね。と言いたい。そもそも勝負の世界なのだから。スポンサーとしても出すお金は変えず、優勝賞金下げる意味も解らないし。
それより、勝てないプロでもぶら下がりではなく指導やいろいろ努力すれば、将棋のプロとして活躍できる環境作りの方が大事かと。他にも難しい問題が多いとは思いますが。
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