王位リーグ1回戦対中川七段戦。

2006-02-22 | 対局

中川七段とは研究会が一緒なので良く指していますが、公式戦は5年振りの対戦です。王位リーグは先後が決まっていて、先手。

              

昔は良く指されていたそうですが、近年では減っている戦法。中川七段にはこれがあることを忘れていて予想していなかったので戸惑いました。図では▲3六飛か▲3二飛成ですが、少考して▲3二飛成。△同銀▲3八銀△3三銀▲1六歩△4四歩▲6五角△3一飛と進行。

              

飛金交換ですが、後手が歩切れなのと、自陣に飛を打たせているのでいい勝負。

              

ここで▲2五角と飛び出して次の▲3三銀不成が受けにくく優勢になりました。後手は陣形が悪いので、苦労が多い将棋だったようです。以下、押し切って勝ち。2戦目以降も頑張ります

終了後、戸辺と一緒に会館を出る。村がこっちに向かっているのとのことだったので、武蔵境で待っててもらい3人で夕食。いつもの焼肉ではなく、時間内食べ放題のしゃぶしゃぶ。酷評会議を一時間半して帰宅。

王将戦第5局1日目、見たことがない展開になっています。詳細はスポニチ紙面にて。

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コメント
 
 
 
武蔵境 (オジサン)
2006-02-23 08:51:25
昔とは大分変わってるだろうなあ、40年以上前だもんなあ・・・トオイメ
 
 
 
祝! ()
2006-02-23 09:22:48
まずは1勝おめでとうございます!



王将戦は、佐藤棋聖が2手目から奇手ですね。

羽生四冠の7六歩に対して、3二金!

今日の結末が楽しみです。
 
 
 
ほんとに強いねえ (オベロン)
2006-02-23 09:39:03
明竜王はほんとに強いねえ。中川七段はたいした実力者なのに。そうしてまたこのサービスが憎いねえ…。
 
 
 
まずは (haru)
2006-02-23 10:17:36
先ずは第1関門突破おめでとうございます。

ダブル トリプル タイトルへ アクセル

全開でお願いします。

 
 
 
幸先いい (tsune)
2006-02-23 10:24:22
まず一勝おめでとうございます。

王位戦は短期決戦なので一勝が大きいですね。

白組が波乱の幕開けに対し、紅組は実力者が勝利していますね。

強敵も多いですが、挑戦まで突っ走ってください。
 
 
 
素晴らしい!! (katton)
2006-02-23 11:10:03
わたしは、あの、

羽生先生と村山 聖先生の

一局を思い出しました。

(あとで本棚を探しましょ)

展開はずいぶん違うようですけど。



まず、一勝、おめでとうございます。
 
 
 
ここで飛車切り! (オベロン)
2006-02-23 11:30:20
ここで飛車切り!そういうもんですか。私は谷川名人が「感覚を破壊された」と言ったあの対福崎戦を瞬間的に連想しましたね…。
 
 
 
確か (katton)
2006-02-23 12:06:54
羽生先生が本に書いた

これにて先手良し、の局面から

故村山 聖先生が

ねじふせたんでしたよね?



あぁ…、き、記憶が。



村山先生の唯一のタイトル挑戦だから、

王位戦?



誰か助けてくださいませ~。

 
 
 
↑竜王、 削除してくれ~、ガセネタだ~ (katton)
2006-02-23 12:31:07
調べましたが、村山 聖先生の

唯一のタイトル戦は、42期王将戦

でした。

王将は、谷川先生。



でも、平成14年に、

2度、羽生VS村山 聖戦が

”王将戦”であるんだよな~。
 
 
 
↑ 14→4 (katton)
2006-02-23 12:35:18
平成14年ではなく、

平成4年でした。
 
 
 
神様除去 (オベロン)
2006-02-23 13:27:35
平成4年(’92)~平成6年(’94)の村山聖八段は、羽生善治にとって鬼門だった。そう王将戦での2度を含めて対村山戦4連敗を喫しています。私は羽生の七冠はこの村山あることによって阻まれるのではないか、と固唾を呑んで注目しておりました。…うーん私は、残念に思う。あの鬼づよだった村山聖対明竜王の、息の長い戦いが見たかった…。
 
 
 
びっくり (蓮根)
2006-02-23 15:31:54
30年前に流行った作戦ですね。

▲3二飛成から、後手が必ず悪くなる……が結論だったと思いますが、まだプロの間でも指されているのに驚きました。
 
 
 
私の記憶が確かならば (masuda)
2006-02-23 15:33:59
第42期王将戦の挑戦者決定リーグは羽生5連勝、村山4勝1敗で最終局を迎え、村山が羽生を破って双方5勝1敗でプレーオフに突入。プレーオフでも村山が勝って王将挑戦を決めています。だから王将戦で2度対戦してるんです>kattonさん。プレーオフのほうは角換り腰掛銀で、「羽生の頭脳」に自戦解説も載っているはず。



ちなみに羽生という人は「これに勝てばタイトル挑戦」という勝負には無茶苦茶強い人で、同じ相手に挑戦決定戦で連敗したのは後にも先にもこのときだけじゃないかなぁ。



 
 
 
レトロ (95)
2006-02-23 16:07:00
強敵を破っての1勝、まずはおめでとうございます。この戦型を見ると 花田八

段、木村名人 塚田八段といった名前が浮かんできます。確か木村名人と塚田八段との名人戦でもこの形があったのでは。(記憶が不確かですが)当時は先手有利の結論でしたが、当然中川七段にも成算があってのことでしょう。そのあたり、観戦記が楽しみです。
 
 
 
連盟に苦情 (しみず)
2006-02-23 16:56:30
どこに書いていいかわからなかったので。

棋士に対しては緘口令を敷いておいて、一方で記録のページにカウントするのは納得できません。
 
 
 
もしかして・・・ (ssay)
2006-02-23 19:30:30
もしかして・・・。

市代さん???。

竜王、解説をおねがいします。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-02-23 20:55:07
記録のページ見ないでいたらいい
 
 
 
masudaさんへ (katton)
2006-02-23 21:00:28
ありがとうございます。
 
 
 
 (Unknown)
2006-02-23 21:20:23
>記録のページ見ないでいたらいい

そうゆう問題じゃあないだろう!
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-02-23 23:03:37
>棋士に対しては緘口令を敷いておいて、一方

>で記録のページにカウント



これってNHK杯や銀河戦などのテレビ収録棋戦の結果ってことですよね?多分。
 
 
 
うーん (わかばマーク)
2006-02-24 01:40:41
単純な事なんですけど、どうして戦法には、流行があると思いますか!?

研究が進んで勝てなくなったり、より勝率の良い戦法が出て来て、そちらへ流れて行くのでしょうけど、では何故中川先生は、古くなったかも知れない戦法で、やって来たのでしょうか?(当然、中川先生なりの工夫はあったと思いますが)

竜王は、対局相手であって、真意を解らなくても当たり前なのですが、竜王は序盤作戦の岐路に立った時、何を持って、指して見ようと決められるのですか?

先の竜王戦の時の、一手損角換わりの様に、先に決めて行かれる事もあるでしょうが‥
 
 
 
これからも頑張ってください。 (古代人)
2006-02-27 19:40:52
朝日・夕刊をみて面白く読みました。昔、昔

将棋に夢中の頃、木村・塚田・舛田・大山各

棋士がこんな戦法を指していた記憶があります。その後、駒を持つことはなくなりましたが、この棋譜を見て、若い頃を懐かしく思い出しました。今後、ときどきつなぎたいと考えています。
 
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