棋王戦本戦4回戦、阿部八段戦。

2008-10-25 | 対局

振り駒で先手に。最近は先手になることが多いです。

 

             

 

相矢倉の定跡形から1図に。△4二銀と補強したところ。

第一感、▲2四歩△1四銀と気持ちの良い突き出しが先手で入るので、かなり優勢なのかと思ったのですが、実際は僅差。先日の竜王戦も二枚換えで竜が出来れば良しと思っていたように、どうも第一感、大局観が悪いようです。いまさら簡単には良くなりませんが、少しでも正しい判断が出来るようになりたいです。

この直後に露骨に攻めるべきだったのを緩んでしまったために、苦戦に。

 

             

 

 

2図は終盤、形勢は難解。

実戦は▲3五金△2六玉▲1九香と▲3八桂△同と▲1七金の詰めろをかけましたが△1六歩で際どく届かず。他に▲2四金△2六玉▲1九香も考えたのですが△3七歩成でダメ。

2図では▲3五金、▲2四金を保留しての▲1九香が正解。どちらかに金を打たないと心細いと思ったのですが、そうではありませんでした。感想戦ではそれでも以下△1六歩▲2四金△1五玉で難解ながら後手勝ちそうでしたが、本譜より数段難しかった、これくらいは指したかったです。

 

負けてベスト8で敗退。感想戦は難解だった終盤戦を中心に1時間ほど。

 

帰宅して夕飯を食べながらテレビを付けたら高津投手を追った「スポーツ大陸」がやっていました。とても面白く、また色々と考えさせられました。

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