月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

はたけきのこ

2021-07-23 12:42:52 | キノコ
キヌガサタケを見に行った直後、子どもから風邪をもらってしまった。

なんでも今ひそかな大流行を見せている「RSウイルス」とかいう名前付きのやつ。ネットで調べると「免疫を持つ大人にはただの風邪だが、子供にとっては命!にも関わることがある危険なウイルス」などと書いてあったが・・・

高熱な上に鼻が詰まって息もままならない子供にマスクなどつけられるわけもなく、ゴホゴホとウイルス入りの咳を大量に浴びたせいか、看病する大人も重篤患者に。大人は高熱は出ないけど、とにかく体がダルい!そしてちっとも治らない!

動けなくはないから身体は動かすんだけど、動いたら動いた分だけ後でダルさが・・・ぜんぜんただの風邪じゃないやん。けっきょく治るのに2週間かかったよ・・・梅雨時のキノコがいちばん良いタイミングだったのに(T_T)


写真のキノコはブルーベリー園で雨上がりに大量発生していたハタケキノコ。
ハタケキノコ・・・なんてストレートな名前なんだ。直球すぎて逆にふざけているのかと思われそう。ちょっとかわいそうな気すらする。

あんまりこれといった特徴のないのが特徴、といった感じの小型キノコ。


おおきんかめむし

2021-07-10 22:05:24 | 動物
おおおお!これは!!
大変にびうてぃふるな虫を相方が発見!!

これは長年にわたり一度見てみたいなーと思ってきたキンカメムシだ!!

カメムシと言えば、とりあえず臭い虫、という評価しか思い浮かばないけど、実はとても多様な姿かたちをしていて生き方も様々。極端な例をあげればタガメやアメンボだってカメムシの仲間だ。

そんなカメムシの中でも、際立った美しさを放ち注目を集めるのがキンカメムシの仲間。
その艶やかな色彩はもちろん、まるでブローチのような光沢や造形も、ちょっとカメムシとは思えないゴージャスないでたちだ。

基本的に南国の虫で、本州のここいらではほとんどの種類を見ることができないけれども、中には姿を見せてくれるものがある。その1つがこのオオキンカメムシだ。


わりと鈍くさかったので捕獲して撮影会。すまんのう。気温が上がらないと素早く動けないらしい。
サイズはカメムシとしては巨大。厚みも普通の3倍くらいある。すごいボリュームで装甲も分厚く、コガネムシにだって負けなさそうだ。オレンジと黒のカラーリングは「私は不味いよ!危ないよ!」という典型的な警告色。いくらなんでも目立ちすぎて見てる方は心配になるが、これくらい過剰に主張しないと厳しい自然界は生き残れんのかもしれない。

キンカメムシは臭くないだろうとタカをくくっていじくり回してたら、キンカメも立派に臭かった(笑)


お腹側もまたどぎつい警告色。よく見ると青や緑のキラキラも見えて、宝飾品のようだ。

きぬがさたけ

2021-07-08 00:23:32 | キノコ
女王様のお出まし!

梅雨時になると、そろそろかな?そろそろかな?と、気もそぞろになるのも無理からぬこと。毎年のことながら気になるのはキヌガサタケの発生状況。

出るのはもっぱらモウソウチクの竹林、直径5センチくらいの卵から、早朝に成長を開始してわずか数時間のうちにキノコを完成させてしまったかと思えば、その日の正午にはしおれてしまう。

そんなコスパの悪い(?)発生パターンから、出会いはまさに一期一会の美麗キノコ、それがキヌガサタケなのだ。

この偶然を偶然でなくする方法がひとつ。
菌友ネットワークを使い、キヌガサタケポイントを監視してもらい、発生状況を教えてもらうこと!

幸いにも、私の菌友には類まれなる菌運の持ち主がおり、なんと自宅のすぐ前でキヌガサタケを観察できるという。こんな奇跡があろうか。もしや召喚魔法か何かを使ったのではないかというレベルだ!
すいません、キノコ使い様!今年もお願いします!


美麗ーーー!

キヌガサタケが属するスッポンタケのグループには、強いニオイを発するものが多い。ニオイでハエなどをおびき寄せ、胞子を拡散させようという戦略のようだ。

キヌガサタケもてっぺんのグレバという部位に強いニオイを持っており、撮影しようとカメラを構えている間にもプンプンと匂ってくる。基本的には悪臭なんだけど、クサいだけとも言い切れないものも感じる。私はそんなニオイを「公衆便所で誰かがラーメン食ったあと臭」と名付けているが、どうだろう?諸兄姉の意見を伺いたいところだ。

ちなみにこの白いレースは、暗い林床で自分の存在を主張するため、植物で言うところの花びらの役目を果たしていると思われる。まあ、そんなこと知ったことかとダンゴムシやらシデムシやらがムシャムシャ齧っていくんだけどねー。あゝ虫まみれ。