月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

告知!『めっちゃかわいいきのこ展』

2018-09-30 21:31:12 | イベント
10月11日から11月11日まで、滋賀県の能登川博物館でキノコの企画展が開かれます。その名も「めっちゃかわいいきのこ展」!

「かわいい」をテーマに、子供から大人まで感覚的に楽しめる、手作り感あふれるキノコ展です。

多くの写真や、解説分の一部などを私が担当しています。時間のある方はぜひお越しくださいませ。




しろそうめんたけ

2018-09-26 00:34:42 | キノコ
レポーター「今日は、伝統的な製法にこだわったそうめんを作り続けている『くらばり製麺所』にお邪魔しました。こちらが工場長でいらっしゃる蔵梁(くらばり)さんです。
こちらでは、かなり珍しい製法でそうめんを作っていらっしゃるそうですねえ」

蔵梁「ええ、ウチは、全国的にもここだけっていう、『ときどき枝分かれ製法』を守り続けて創業百年になります。」

レポーター「百年!すごい歴史なんですねえ。長い間、守られ続けるだけの価値がその製法にはあったということなんでしょうか?」

蔵梁「そう、この製法で作られたそうめんを食べると、舌触りやのど越しに、独特のひっかかり?みたいなものが生まれるんですな。ツルツル、じゃなくてツルツ、ル、みたいな。
これが、単調なはずのそうめんに、なんていうんですかねえ、アクセントを、いや、そんだけじゃなくて、奥行きと広がり?みたいなものを生むんです。で、食べてても飽きが来ないんだなぁ。いくらでもツルツルいけちまう。」

レポーター「ツルツルじゃなくて、ツルツ、ル、ですね?」

蔵梁「あ、そうそう。ツルツ、ル(笑)」

レポーター「では、今回特別に料理を準備してくださいましたので、試食させていただこうかと思います。」

ズズ、ズズズ・・・

レポーター「うん、おいしい!あっ、思ったよりずっとコシがいいですね!で、この、ときどき麺が太くなる感覚があって、それが舌と喉に、こう。」

蔵梁「そうでしょ!やっぱりね、枝分かれなんですよ。しかもこれは時々じゃないといけない。いっつも枝分かれするとね、からまるんですよ、グチャっと」

レポーター「その微妙な加減が重要ということですか。一見して簡単そうに見えますが、非常に繊細な技術・・・いわゆる門外不出というか、やっぱり先祖代々引き継がれてきたものなんでしょうねえ」

蔵梁「ああ、それがな・・・まあいろいろあって、一筋縄じゃねえのよ・・・枝分かれだけにな!」

レポーター「うまいこと話にオチをつけましたね(笑)以上、『くらばり製麺所』から中継でした!」






はなおちばたけ

2018-09-20 00:01:27 | キノコ
拝啓

ご無沙汰しています。いかがお過ごしでしょうか。

巷では秋雨をうけて、残暑の夏キノコ大フィーバーの様相ですね。おそらく、昨年・今年と出そびれ続けていた夏キノコのエネルギーがここにきて一気に爆発したものだと思われます。
この酷すぎる暑さは木々にとっては大きなストレスでしょうが、過酷な環境ゆえに菌根キノコに託さねばならない面も大きいと思われ、夏キノコにとっては、もしかしたらプラスかもしれないと思っています。

おそらく今回の夏キノコ祭りはすぐにも終息し、気温が下がり次第、すぐに秋のキノコが始まることでしょう。
木材腐朽系のキノコにとっては極端な暑さと乾燥はマイナスかも・・・などと危惧しておりますが、それでも待ち遠しい秋です。今年も短い秋になりそうですね。

私はと言えば、あいかわらずキノコ観察にあまり時間をとれないのですが、実家に帰ったところ、偶然にも竹やぶにハナオチバタケの群生を見つけたので撮影することができました。
普通種にもかかわらず、ながらく狙い続けて撮れていなかったので良い収穫となりました。写真を添えますのでどうぞご覧ください。

朝晩は涼しいですが、まだ暑さが残ります。体調を崩しやすい時節、どうぞご自愛くださいませ。敬具