月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

『今日は菌曜日』

2019-12-30 00:24:59 | キノコ創作
『今日は菌曜日』 作:鳥居コデルマ

木曜日が終わった
時間に追われ疲れ果て
軋む体 重い頭
何をする気力もない
そんな時こそ救いは訪れる

今日は菌曜日
夜になればあの子に会える
今日は菌曜日
疲れなんてフル分解

君の笑顔は化学魔法
全てがエネルギーに替わる


菌曜が終わる
全てを溶かす君の糸に
触れた僕も溶けて
2人のタマシイは1つの部屋に
やがて迎える土曜日の朝

今日は菌曜日
木を食べて土に還す
今日は菌曜日
木に生まれ土に帰る

大地に芽生えた新しい何かが
太陽をうけて 光の粒を飛ばす



 

くさうらべにたけ

2019-12-03 02:05:09 | キノコ
わー!おいしそうなキノコー!!と思って近づくと、ぜんぶコレである。草浦ベニー。
食べれない。毒キノコ。残念至極である。これがハタケシメジだったらどれだけ幸せだろうか。いや、それでも私は毒キノコを愛する者として定評があるのだ。だが美味しいキノコが採れるんだったらやっぱりそっちの方がいい。

今年の秋は、ついぞキノコ探しをすることができなかった。正確には、まったく探さなかったわけじゃないし、多少は見つけてハツタケを食べたりもした。でもねー。

まあ時間がないと言えばないし、忙しいと言えば忙しい。でもそんな時でも夏はキノコを探しに行くのに、秋にはあまりその気にならないのはなぜだろう。

思うに
①意欲がない
②体力がない
③キノコがない

この3つだと思う。って、ぜんぜんダメじゃん(*_*;

①は主に撮影欲が湧かないという意味において。秋のキノコって概して白か茶色で背も低くて落ち葉になかば埋もれてて、すごく写真映えがしないのよねぇ。日がすぐ沈むから撮影時間も限られる。オマケに種類を調べても徒手空拳では分からんのがほとんど・・・

②は秋から冬にかけてキノコ栽培の業務が忙しく、気力と体力が削られて趣味に回す余裕がなくなることによる。バイタリティーのある人はそんなこと気にもかけず日夜飛び回ってるよなぁ。うらやましい。

③は三重県北部のキノコ事情。どうも鈴鹿山系は地質的にキノコが生えにくいらしく、仲間内でも『キノコ不毛の地』と自虐的にささやかれている。たしかに山に登ると、生えるのは木材腐朽菌かせいぜい落ち葉の腐生菌で、菌根菌の類はほとんど見ることができない。種類の特定できないフウセンタケ類がちょっとあるだけ。探し方が悪いのかなぁ?とも思うんだけど、それにしても無いんだよね。マツやコナラはたくさん生えてるのになー。

鈴鹿山系と言っても地質は一様ではないので、生える場所もきっとあるはずだ。が、もともと登山はシロウトな上に②の体力無し状態なので難しい。


とまあ、言い訳をつらつらと綴ってみたはいいが、そんなのを聞いて楽しい人いないよねぇ。すんまへん。

つーことで愚痴はこれくらいにして、もはやキノコのオフシーズンなので、まあそれでもキノコを楽しむことはできます的な記事を多少は書いていくつもりであります!(あくまでも多少)
よろしく~。