月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

おおみのくろあわたけ

2012-09-30 17:28:17 | キノコ
ぜんぜん雨が降らないと思ったら、こんどは台風直撃の大盤振る舞いか。おごってくれるな。このひと月というものキノコに見放されているからストレスがたまる。埋もれたままのキノコ画像をほじくりかえして暇をつぶそう。

オオミノクロアワタケ……でいいと思うんだけど、自分の知ってるのよりサイズがずいぶん小さい。傘の直径が5センチくらい。本当に合っているんだろうか?


別の場所で見るもの。傘の直径10センチほどで、ヤマドリタケと間違いそうなほどがっちりしている。
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『きのこシール』

2012-09-28 22:02:06 | キノコ本
『きのこシール』 大作晃一

きのこシール!リアルきのこをぺたぺた貼っちゃえ!以上!それ以外に何がある!


10センチ四方の正方形。ちっちゃくてかわいい。全24ページに238枚ものきのこシールが収められているぞ。写真は『きのこワンダーランド』や『おいしいきのこ毒きのこ』などにも写真提供してる大作さんの手によるもの。品質に間違いなし。

いちおう分類順に並んでて、図鑑の体裁をとっているのが少し切ない。シールとして使っちゃうと欠番の出る図鑑なんて!(悲哀)



美菌・タマゴタケとベニテングタケは1ページ貸し切りなのだ。うははははは

巻末には、偽キノコ切手や、すげー書くスペースの狭いきのこ付箋が。何に使ったらいいんだ!っていうかもったいなくて使えん!

とりあえず、使う用と見る用とで、二個買うのがデフォルトですな……

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コンパクトデジカメ購入

2012-09-27 23:54:26 | 撮影
コンパクトデジカメを衝動買いした。

今まで使っていたリコーのGX200、別に使えないわけじゃないし、使い慣れているからいいんだけれど、さすがに一眼レフの写真と並べてしまうと、激しく見劣りが……そこで耳にしたのがソニーのRX100。コンパクトなまま撮像素子に1インチのセンサーを使用しているとのこと。

まあ細かいことはおいとくとして、従来型の1/1.7型のセンサーと比べたらかなりの画質アップが期待できるんじゃなかろうか。接写はちょっと弱そうだけど、どの道スナップ中心に使いたいのでかまわない。さて、どんな感じかなー。

見せてもらおうか、1型センサーの性能とやらを!


ちっちゃい!
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きのこ撮影メモ・レタッチ

2012-09-25 23:09:08 | 撮影
せっかくのデジタルなので、基本的な画像処理(レタッチ)くらいはできるといい。

画像処理ソフト
私はアドビの「フォトショップエレメンツ」を使っている。けっこう値段が高い(1万円以上)、使い方覚えるのが大変、パソコンが重くなる等があって、あんまりむやみに推奨できないけど、これがあればまず大抵のことはできる。キノコ写真の画像処理でするくらいのことなら、無料ソフトでもある程度できるはずなので、探してみるといい。

1.切り抜き(トリミング)
全体の構図を考えながら切り抜く

2.色かぶりをとる
ホワイトバランスを調整。色かぶりしていなければパス。フォトショップなら「レベル補正」で行える。

3.明るさ・コントラスト調整
全体の明るさ、コントラストの強弱などを自分のイメージに合うように調整。ヒストグラムを見ながら行う。フォトショップなら「レベル補正」または「カラーカーブ」で調整できる。ここまで来てどうにもならない写真はボツ。余裕があればキノコと背景を別々に調整してもいい。

4.彩度調整
彩度を調節する。たいていの場合はちょろっと彩度を上げれば見栄えがする。余裕があれば色ごとに彩度を調整してもいい。ほとんどの場合レッド(土・落ち葉・樹皮・キノコ)とイエロー(青葉・草・キノコ)をいじれば事足りる。彩度の上げ過ぎに注意。フォトショップの「色相・彩度」。

5.シャープをかける
輪郭をはっきりさせる。ただ、手ぶれやピンぼけは少ししかごまかせず、こまかな質感も飛ぶので、基本的に使わないほうがいい。フォトショップの「アンシャープマスク」。

6.画像サイズを縮小する
用途に合わせてサイズを縮小する。印刷するならそのままのサイズでいいけど、ブログやホームページ、メール添付などに使うならほどよい大きさに。フォトショップの「画像解像度」。

7.別名で保存
原版は残す。

※ピンぼけ・手ぶれ・白飛びは画像処理でも修正できない。

※いずれも処理は最低限にとどめるのがセオリー。あまり極端な処理をすると不自然さが目立つ。

※その他、邪魔な小枝や草を消したり、虫食いを消したり、ピント位置の異なる二枚の写真を合成したりなどのインチキ小細工をするなら、フォトショップの独壇場。面倒くさいから自分はあまりしないけど。

さしあたって大事なのは1・3・6番。他はなくても大丈夫。もちろん、画像処理になど頼らなくて済むような写真を撮るのが第一。


青かぶり写真とその修正。発生頻度の高い色かぶりで、暗い場所で起こりやすい。キノコの色がくすむ。


緑かぶり修正。光を通しやすい葉をもつ落葉樹林や竹林などで快晴時に撮ると起きる。


原版→切り抜き→青かぶり修正・コントラスト調整→彩度調整。コントラスト調整まででほぼ勝負がつく。

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せいたかいぐち

2012-09-24 18:42:17 | キノコ
セイタカイグチ。今年はこいつの当たり年かもしれない。わりとあちこちで見かけた。カッコいいんよね。東日本では稀らしくて、ちょっとだけ優越感にひたれる。もっとも、ナメコだのマイタケだのハナイグチだのに対する劣等感は、そんなものでは全く埋まらないことは言うまでもない。

ちなみに最近、きのこ本とかの埋めくさ系記事が増えているのは、今月のはじめの方でフレキシブルに休みを取りすぎて

もう休みが残っていない

からであります。当然キノコ写真撮る時間もなし(/_;)

はやく来月になれ。休みのご利用は計画的に。
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『カイエ・ソバージュ』×『地上の星』

2012-09-23 00:27:01 | キノコ本
『カイエ・ソバージュI 人類最古の哲学』・B面

私がこのブログでたびたび触れている、「キノコ的」存在と同じようなものが、この本に取り上げられている。それらは世界各地の古い儀式や“古”神話の物語の中でたびたび登場し、核心に近い重要な役割を担う特異な存在「仲介者」として紹介されている。

たとえば、豆。

著者は、節分の豆まきで、「鬼は内、福は内」とする例があることを引き、こう述べる。

≪豆は生者と死者のそれぞれの境目にたって、ふたつの世界のコミュニケーション回路を開いたり閉じたりする役をするのですから、どうしても「両義的な」な存在でなければなりません。鬼=死者をも引きつける力を持ち、またそれを追い出すことができるわけですから、豆はとても複雑な性格を持っていなければなりません。《中略》死者の祭りであるお彼岸には、小豆やきな粉がまぶしてある、ぼた餅を食べますが、それはおそらくは、小豆が死者と生者を媒介して結びつける「仲介者(mediator)」の働きをしているからでしょう。≫

同じような役割を持つものとして、貝(子安貝)、燕(鳥)、かまど、ヘーゼルの木、魚、毛皮などが挙げられている。

「燕」で思い出したのが、これを最初に読んだ当時、流行していた中島みゆきの『地上の星』だ。

風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

ここでいう「空」は彼岸を、「地上」が現世ということになろう。その中間に位置し、双方を見渡せる「つばめ」が生死をつなぐ「仲介者」という図になる。

そう考えた上で、この曲を解釈するのならば……

この曲が主題歌となっていたNHKの『プロジェクトX』にて称えられた、偉業をなした無名のオッサンたちは、その過去の偉業を称えられていたのではない。地上では見えるか見えないかの明るさでぼんやりと光り、やがて消え、いずれは誰にも悟られぬうちに星となる、その存在そのものが称えられていたのだ。
成功とか挫折とかはどうだっていい。そこに在り、彼(彼女)なりに懸命にもがいてわずかばかりの痕跡をとどめたあと、消える。そんなとるに足らない存在が、でもときどき、どうしようもないほど愛おしくなる。

「クソ、おめーら美しすぎる」

つばめの眼で地上を見下ろしたとき、『地上の星』の意味が自然に理解されて、われ知らず涙したものだった。
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『カイエ・ソバージュ I 人類最古の哲学』

2012-09-22 00:39:30 | キノコ本
『カイエ・ソバージュI 人類最古の哲学』 中沢新一

宗教学者・中沢新一が「比較宗教論」の名でおこなった講義をまとめた「カイエ・ソバージュ」シリーズの一冊目。

なんだか小難しそうなテーマとタイトルの人文書だけれど、大学生にわかりやすいように組み立てられた講義をもとにしているので、わりとすんなり読めてしまう。

この本のテーマとするのは「神話」。神話と言えばギリシャやエジプトなどの古代文明に伝わっているもの、という先入観があるけど、ここでいう神話は、それよりもっと古くて、文字による記録を残していないようなもの、世界中で親から子へ口から口へと代々語り継がれてきた「神話のプロトタイプ」とでもいうようなもののことを指す。それは、万物を治める神や国を治める王の存在を権威づけるためといった不純なものではなく、もっと、人間の無意識の混沌から生まれたような、人類最古にして最高の純度を持つ「哲学」のエッセンスを含むものだ、と著者はいう。

「なに言ってんだワケわかんねえよ」という声が聞こえてきそうだけど、意外や意外、その“古”神話の原型を残したまま現代まで生き残っている物語を私たちは知っている。

「竹取物語」と「シンデレラ」。その中でも特にシンデレラ物語を論の中心に据えて、講義が展開されていく。
抽象的なテーマを誰もが知っている物語で解きあかしていくという著者のテクニックは鮮やかで、元になった講義もとてもスリリングなものであったろうな、ということがうかがえる。

まあそれはさておき、本書の終章にはベニテングタケが登場する。

古代インドの宗教儀式でトリップするために用いられた「ソーマ」の原料として有名なキノコと、そのキノコが登場するカムチャッカの神話を引きあいに出し、現代日本でバーチャル世界へ埋没しつつある人の姿を、キノコの誘惑に負けて現実を放りだす神話上の人物になぞらえる、といった内容だ。
神話的世界は、実は日本文化に色濃く残っていて、とりわけサブカルチャーの分野で開花している。ただ、バーチャル空間のように実体をともなわない文化は、ベニテングタケに似てとても危険だ、ということらしい。なんだかすごく説得力があるような……。

このベニテングタケの章以外にも興味深い話がたくさんあるんだけど、この人は文章力や構成力がハンパじゃなくて、読むとその手際にうなってしまう。これはもう学術というより、ちょっとエンターテインメントの世界に入ってるような気すらするが、文化人類学あたりに興味を持つ人にはお勧めの本だ。

B面に続く
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きのこ撮影メモ・白飛びを防ぐ

2012-09-20 20:08:56 | 撮影
手ブレとともにキノコ撮影の大敵となるのが白飛び。撮影の際、明るすぎる部分が画像に表現しきれず、その部分だけ真っ白に抜けてしまう現象だ。白っぽいキノコや、背景の木がない部分(特に空)が白飛びすることが多い。

〇白っぽいキノコ

背景はまだしも、メインのキノコが白飛びするのはNG。ヒストグラムを確認しながら露出を調整すれば防げる。白っぽくないキノコでも、直射日光が当たってる時などに白飛びを起こすことがある。日傘のようなものでさえぎるか、光の向きが変わるのを待つか、あきらめるかの三択。

〇背景
通常、白飛びするのは空なので、ローアングルにするほどリスクが高くなる。ローアングルはキノコ撮影の醍醐味なので難しいところ。

・カメラの位置を少しだけ上げてみる
・左右に移動する、向こう側に回りこむ
ほんの少しアングルを変えるだけで防げる場合がある。

・露出を下げる
常套手段だが、写真全体が暗くなってしまうのであまりおススメしない。

・キノコを明るくする
空の明るさは相対的なもの。主役のキノコに光が当たれば、キノコに対する空の明るさは軽減されることになる。反射板や補助光を使う。

・逆光を避ける
上と同じ理屈。カメラの向く方向に光源がある状態でもある。


ほんのちょっとした角度の違いが白飛びを防ぐ。


撮影後の画像処理でトリミング(切り抜き)を使えば、かなり白飛び範囲を削ることができる。最初からズームして撮れって?えへへ(笑ってごまかす)


一般的にはタブーとされる白飛びだけど、ことキノコに関しては、本人がOKだと思えばべつにそれで構わないと思う。アングル極度に制限しちゃうし。要は好みの問題。





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べにうすたけ

2012-09-19 19:39:22 | キノコ
鮮やかなオレンジが暗い林床でひときわ目立つベニウスタケだけど、残念なことにむじゃむじゃと生えるので、まったく絵にならない。

ところがこいつはひとりぽつねんと遊歩道のわきにたたずんでいた。変なのーと思いながらも撮る。こういうのもいいか。

ベニウスタケって言うけど全然紅色じゃないよな……
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『おさんぽきのこ』

2012-09-18 18:28:13 | キノコ本
『おさんぽきのこ』 石塚倉よし (「よし」は言べんに喜)

きのこ王国、信州から新機軸のきのこ図鑑登場。その名も「おさんぽきのこ」!

いや、全然図鑑ぽいタイトルじゃないし、そもそも最初に「本書は図鑑ではありません」と断ってるじゃないの……なんてそんな言い訳は聞きません!これは図鑑!なんたって図鑑!

この本で扱うのは、食用キノコを中心に、毒キノコや気になるキノコもとり混ぜての約100種。キノコ採りのベテラン・しもじサンが、その豊富な経験と、たっぷりな行動力を余すことなく詰め込んだ内容は風味濃厚で、その軽めの語り口やポップな編集と相まって、キノコを放り込みすぎて何が何だか分からなくなったチャンポンきのこ鍋的様相になっている。

あくまでも私的に書きたいことを書いただけで、図鑑を作りたいとか、そういうんじゃないんよ……という言い分もわからないわけじゃないけど、図鑑がワタクシ的でもいいじゃない!図鑑に思い入れを表現してもいいじゃない!……なんて思うわけであります。私個人としましては。


実を言うと私の地元の三重じゃ、ここで紹介されるようなおいしいキノコなんて、一本見つかればいい方で、美味キノコで袋いっぱいなんてのは、ほぼ妄想の世界。もう別世界のことだと割り切って読むしかないんだけど、それでもひとつひとつ経験に裏付けられたキノコの話は、楽しみながら読める。

写真もたっぷりで、図鑑顔負けの掲載量だけど、レイアウトもそれなりに練られている。チャナメさんのかわいいイラストがいい。キノコがシーズン別に配置されてるのと、「おやじクッキング」の情報もありがたいなー。

うらやましがるだけじゃなくて、自分も一度は本当の「きのこ狩り」をしてみたい!なんて思ってしまう一冊だ。

ちなみに、この図鑑ではハイカグラテングタケが食菌として掲載されている。マジであれを食べるのか?俺が当たったマツオウジも「ぜひ挑戦して」とか載ってるけどな……!もちろんキノコに当たるのは当たったヤツの責任!きのこ採りに栄光あれ!

著者HP「きのこ好き」
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あんずたけ

2012-09-17 19:14:56 | キノコ
アンズタケ。恰好よく撮るのが難しい……なんてことを言ってると一生撮れなさそうなので、なんでもいいから撮ってみた。

暑い時期によく生える。同じタイミングでオレンジ色のベニウスタケも生えてくる。

ドロ跳ねが多くてあんまり美味しそうじゃないので、今まで食べたことがなかったけど、今回試しにオムレツに入れてみると、歯触り、香り、旨み、いずれも十分楽しめるキノコだということが分かった。
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『里山のきのこ』

2012-09-16 18:53:19 | キノコ本
『里山のきのこ』 本田尚子

身近な里山に生えるキノコを中心にあつかった画集。

ただ、画集といいながらも、キノコの形や色、大きさに着目したり、食毒やにおいに着目したりと、テーマごとに紹介してあり、少ないながらテキストもあるので、ちょっとした図鑑としての体裁も持っている。

絵は水彩画。筆致はやさしく、丁寧。生態図では里山の林床のほの暗い雰囲気までがきちんと表現されており、それを含めて、キノコを現場できちんと観察していなければ描けない絵だということが一目でわかる。著者のキノコに対する優しい眼差しまでが思い浮かぶようだ。

キノコのセレクションにまったく気取りが感じられないのも好感が持てる。私が普段フィールドにしている里山で、ごく当たり前に見かけるようなものばかりだ。美しいか、美味しいか、珍しいか、有名か。そういうのもあるけど、たとえそれらに無縁なキノコでも、それはそこに在る。そういうことをきちんと知っている人なんだと思う。

ええ、とっても素敵なキノコ本です。子供に持たせてやりたい。


地味菌大活躍。
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ぶどうにがいぐち……ぽい

2012-09-15 19:52:52 | キノコ
ブドウニガイグチ……ぽいキノコの幼菌。

ぽい、ていうのは自信がないから。そもそもブドウニガイグチというキノコが、けっこう図鑑の掲載から漏れていて、まともな記述があまり見当たらない。手元の図鑑では『北陸のきのこ図鑑』にもっともまとまった記述がみられる。

以下引用
 径5~1cm、半球形→饅頭形→縁部反転ぎみ。表面粘性なく帯紫赤褐色で全面霜降り状に見える。 5~13×1~1.5cm、逆棍棒形で中実、表面は傘同様で頂部淡く下方ほど条線密で基部白色。管孔 上生~離生し孔長5~8mmで白色→淡紅褐色、孔口角形で2~3個mm。断面は徐々に暗褐色化。 白色で厚くしまり苦渋く臭温和で断面は淡赤褐色変。胞子紋 淡紅褐色≫


去年同じ場所で撮った成菌ね。特徴はだいたい符合しているが、傘の「霜降り状」というのがよくわからない。あと肉は苦いが、渋みはなく、肉質がしまっている感じもしない。

また、ほかの図鑑には「傘はビロード状」の記述もあり、ちょっと混乱してるような気もする。さらに、ほかの図鑑やネット上で当たってみると、これがまたそれぞれ色が違ったり形が違ったりで、どうにも「同じ」という確信が得られない。

っていうことで、これが本家ブドウニガイグチかどうかって以前に

どれが本家かおしえてくださいよ!

っていうのが偽らざる本当の気持ちです。


ついでに言うと、この地域には、より小型で背が低く、傘がビロード状・淡桃色で苦みのないタイプ(通称・モモニガ)もある。


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はいいろおにたけ

2012-09-14 18:32:44 | キノコ
歩道わきの土手の高い所にシロオニ系の何かが生えてた。傘から白い飾りをさげていて美しい。でもこのままじゃ種類がわからないから、無理やり土手に登る。斜面が急なのですべって落ちそう……


えーっと、ハイイロオニタケでいいのかな?コシロオニタケではなさそう、柄の感じからして。
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富士山に行ってきた

2012-09-13 18:38:03 | イベント
今月のはじめに富士山合宿に参加してきた。

日程は二泊三日だが、その内容は金曜日の夜出発して深夜に現地着・仮眠をとり、土曜に朝駆け、そのまま一日歩き回り、晩は旅館に泊まって日曜帰るという、まあまあな強行日程。ええ、なんともございませんともキノコのためならっ!

私は運転手役を仰せつかったので、メンバーを拾って合流、そのまま新東名を走る。ちょくちょく休憩しながら進んだので、富士山の足元に到着したのは夜の一時半かそこらだったか。そのままそこで仮眠する。

翌朝、呼びかけに応じて関東・東北・信州など各方面から集まってきた精鋭と合流して、20名ほどの部隊に。さっそく現地に乗り込む。

場所は富士山の三合目付近。結果からいえば、キノコは少なかった。とくに、見栄えのするテングタケやイグチなどの大型菌は少なく、フジウスタケやホウキタケ類が少数見られるほかは、大半がベニタケ・チチタケ類という状況だった。

さらに恨めしいのは天候で、朝から雲が立ちこめ、林床まで光が届かない状況。光さえあれば見栄えのしないキノコでもそれなりに撮れるものを、それすらもかなわない。しょうがないなーと呟きながら、キノコを探した。


緑色のベニタケ。名前は知らん。


ムラサキカスリタケあたりかー?


フジアザミ。


最初のと同じホウキタケだけど。これはこれで好きな絵柄だなー。

っていうか、こんくらいしか撮りませんでした。すいませんやる気なくて。

雨がぱらつくのはともかく、途中で散開しすぎて迷子が出たりもしたけど、まあそれなりにキノコ観察はできたので、よしとする。



宿に着いてから、キノコの品評会。なんだかんだ言って結構集まったのは、さすが富士山。撮りたかったオオキノボリイグチやドクヤマドリ、ドクツルタケもあるー。オオモミタケまであるぞっ。ブナ林ではツキヨタケも採って、発光する様子も見られた。

これらキノコを観賞しながら、妙に濃いメンバーによる妙に濃いキノコ談義で夜が更けていく……

翌日曜日は、朝から雨に見舞われたので追加のキノコ探しは断念。ぶらぶら観光しつつ帰路につき、日が暮れたころに無事到着できた。

菌友の皆さま、大変お世話になり、ありがとうございました。








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