蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

和み  神楽坂

2011-03-09 22:15:48 | 蕎麦
神楽坂進出ほやほや(昨年9月)のお店です。
福島の蕎麦粉を打ちます。


気温が低い事もあり、いきなり日本酒を注文すれば、鶏わさのお通しが出てくる。酒は、山口でも特徴的に辛口な東洋美人。


キスに海老の天麩羅は、藻塩で。
どうにも、白身の香りが素晴らしい。


続いてイカの沖漬。
まさしく、盛りの時期で非常に美味。


出汁巻き玉子は、大変な幸福感。
箸で切り分けても、中から汁が流れ出すような事は全くなく、その技法に感心した。




露に蕎麦。
出汁のレベルは、汁をちょっと嗅いで見るだけで凄いものが感じられる。
さて、蕎麦の味見。


福島の十割らしい香りが、満ちている。それも、少しだけ汁に漬けた食べ方が最高だった。
しかし、それ以外の食べ方でも、本当に満足できる繊細さ。

なかなか福島まで気軽に足を延ばせない人には、文句なしの三つ星の蕎麦です。


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2 コメント

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Unknown (j-garden)
2011-03-10 05:44:55
お酒は福島のではないんですね。
店主の拘りでしょうか。
お蕎麦が少し小盛のような気もしますが、
肴が充実してますから、
ちょっと飲んだときには、
ちょうどいいんでしょうね。
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Unknown (kikouchi)
2011-03-10 21:54:03
>j-gardenさん
福島の蕎麦に、山口の酒。
戊辰戦争の事を考えたら、まずあり得ない組み合わせです。
そういう事に拘る人が、もう居なくなったのだろな、と感じます。それとも、現地に行けば個々人の棟の中は未だに熱い想いで一杯なのでしょうか。

もちろんですが、福島の酒も用意されてました。
蕎麦の盛りは、不思議に江戸風に小盛。いろいろと、ハイブリッドなお店とも言えます。
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