神楽坂に山せみさんが出来てもう3-4年になる。年が改まって最初の日曜日というのにしっかりお店を開けられていたので、久しぶりに入店してみた。
辛み大根を使ったおろし蕎麦を田舎で、というお品書きにない注文をしたが、全く問題なく通った。
程なくして、おろしと蕎麦猪口が出て来たが、今時に珍しく蕎麦猪口には全く汁が注がれていず、徳利にかぶせられた昔ながらの姿であった。これは、大いに見直した。
田舎蕎麦は色黒で、都会のお店にしては太い。
噛み締めると蕎麦の甘みがひき立つ。前回訪れた時よりもはるかによい印象を得た。
寒い時期でもあり、蕎麦粉のコンディションもよかったのかもしれない。
蕎麦は田舎らしい噛みごたえのあるものだったが、汁はお江戸風の出汁は見事に効いているが味の濃いもの。これでは、田舎蕎麦を田舎流に汁にどっぷりとつける訳にもいかない。綺麗に仕上がった細打ちのせいろを少しだけ付けるのにピッタリの汁だろう。
しかし、辛口のおろしに蕎麦汁を少なめに含ませれば田舎の蕎麦汁のような感じになり、こちらの田舎蕎麦とよくマッチした。
大根も、田舎蕎麦も寒い頃が食べ時であろう。少なくともおろし蕎麦を田舎で、という組み合わせでは、都内ではなかなか味わえないレベルと思われる。
基本的に蕎麦前を売りにしたいお店でありながら、サービスのスタッフの動きはスムーズとはとても言えない。なんだか歯がゆい感じの動きは前回の印象と変わらないが、蕎麦の質だけがぐっと上がった感じがした。
ご馳走様でした。
辛み大根を使ったおろし蕎麦を田舎で、というお品書きにない注文をしたが、全く問題なく通った。
程なくして、おろしと蕎麦猪口が出て来たが、今時に珍しく蕎麦猪口には全く汁が注がれていず、徳利にかぶせられた昔ながらの姿であった。これは、大いに見直した。
田舎蕎麦は色黒で、都会のお店にしては太い。
噛み締めると蕎麦の甘みがひき立つ。前回訪れた時よりもはるかによい印象を得た。
寒い時期でもあり、蕎麦粉のコンディションもよかったのかもしれない。
蕎麦は田舎らしい噛みごたえのあるものだったが、汁はお江戸風の出汁は見事に効いているが味の濃いもの。これでは、田舎蕎麦を田舎流に汁にどっぷりとつける訳にもいかない。綺麗に仕上がった細打ちのせいろを少しだけ付けるのにピッタリの汁だろう。
しかし、辛口のおろしに蕎麦汁を少なめに含ませれば田舎の蕎麦汁のような感じになり、こちらの田舎蕎麦とよくマッチした。
大根も、田舎蕎麦も寒い頃が食べ時であろう。少なくともおろし蕎麦を田舎で、という組み合わせでは、都内ではなかなか味わえないレベルと思われる。
基本的に蕎麦前を売りにしたいお店でありながら、サービスのスタッフの動きはスムーズとはとても言えない。なんだか歯がゆい感じの動きは前回の印象と変わらないが、蕎麦の質だけがぐっと上がった感じがした。
ご馳走様でした。
信州そばの基本ですね
写真を拝見していると
つい、蕎麦が食べたくなります
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ずいぶん黒いお蕎麦ですね。
信州でも、
なかなかお目にかかれないかも(蕎麦通ではないので)。
田舎といっても、都会的なお店の田舎(なんだか、ややっこしいですね)ですから、信州のものに較べて固めに打ってあります。汁も江戸風に洗練されたもの。蕎麦猪口の薄さをみれば、だいたいは推察いただけそうです。
そこへ、おろしという役者の登場で、全体が随分本当の田舎風になったという訳です。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
私の記憶では、善光寺参道に面した「大善」さんの十割が割と色黒だったように思うのですが。