蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

芳とも庵  納戸町

2014-02-16 23:37:36 | 蕎麦
その昔の廻船は青森を回った。
京都の文化は航路沿いに直に伝えられた感触がある。


津軽蕎麦は、手の込んだ製法が必要という。それは、都の文化の洗練を受けた地の処方の限りを尽くした姿にみえる。
おそらくは、地蕎麦はこのような洗練を持たなかったのであろう。それでも、それを伝える意識が大切に思われる。


ここは、東京都新宿区納戸町。
目と鼻の先にバブルの頃の超高級マンションが並ぶ。

津軽蕎麦は、一度地元で死に絶え、東京は池袋の横町で復活し、再開発とともに文京区の地蔵横丁に移転した。
今は、その親戚筋が納戸町で構えるお店が繁盛している。

昼時に入店した時、女性客が多いなと思ったのだが、蕎麦の食べやすさと微妙な関係があるのかもしれない。


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4 コメント

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Unknown (雪だるま)
2014-02-17 06:18:45
津軽そば
知りませんでした

いづれ機会があれば
津軽そばを食べてみたいものです
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Unknown (j-garden-hirasato)
2014-02-17 06:53:00
津軽蕎麦、
初めて聞きました。
「一度地元で死に絶え…」
津軽では、
もうそう呼ばれていない、ということでしょうか。
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Unknown (kikouchi)
2014-02-17 21:40:50
>雪だるまさん
津軽そばは、生地に豆乳を加えて打ち上げるそうです。その印象は、まるでかいこぐるみのような、肌触りならぬ舌触りの滑らかさ、です。
なかなか見事なのですが、道端の草の香りをめでるような十割蕎麦の世界とは大分かけ離れた世界のようです。
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Unknown (kikouchi)
2014-02-17 21:45:13
>j-garden-hirasatoさん
津軽そばは、生地に豆乳を加えて打ち上げるそうです。あえてつながりにくいような工夫にも思える製法です。
そのためか、津軽でもオリジナルの製法で打ち続けるお店がほぼ絶滅したのではないかと想像します。
この日注文したとろろと、津軽そばは非常に相性がよいように感じられました。
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