しばしのお別れ！歌舞伎座

　皆様ご存知の通り、４月を持って歌舞伎座が閉場です。寂しいです


　私も機会があって、４月の上旬にさよなら公演に行って来ましたが、華やかなこと華やかなこと。演目も役者も何もかもが


　私が観た演目は、
　☆御名残木挽闇爭（三津五郎・海老蔵・勘太郎・七之助・獅童・染五郎・菊之助　他）
　☆熊谷陣屋（吉右衛門　他）
　☆連獅子（勘三郎・勘太郎・七之助・橋之助　他）

　でしたが、私にとってもこれまで観た歌舞伎の歴史に残る最高の舞台でしたし、しっかりと目に焼きつけました。
　なかなかないですよね～こんな豪華キャストが一堂に会すことなんて．．．．．

　特に、尊敬する勘三郎さんの親子連獅子を観た時は、震えるほど素晴らしかったご本人も演技終了後、薄っすらと微笑まれたように見えました。
　
　
　新歌舞伎座は平成２５年完成予定だそうですが、表の顔（建築）は、今の面影を残されると勘三郎さんも新年会でおしゃっていましたし、新築披露公演を少しばかり首を長くして待ちたいと思います。


　歌舞伎ついでに、１月の勘三郎さんの新年会にて写した写真をご披露します。
　勘三郎さんの奥様と勘太郎の新妻である女優の前田愛さんと撮っていただきました。愛さん、やっぱり美しいですねエ

　



　余談ですが、昨日ちょっとした用事があり宮内庁に伺った際に、広大な敷地内に薄紫の花を発見し、近寄ってみると、やっぱり私の大好きな紫のリラことライラックでした。
　その他にも、八重桜、ボタン、シラン、ツツジ、藤等々が咲いていましたが、何よりも印象的だったのは新緑と清々しい空気でした。
　いつも感じることですが、お濠の内側は、都心でありながら都心にあらずといった光景です。