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骨粗しょう症と皮膚がんの二択

2017年06月13日 08時36分16秒 | その他
 「ためしてガッテン」と言う番組をたまたま見ていたら骨粗しょう症予防のためには日頃から日に当たる事が必要と言っていました。

 骨を作るカルシウムはビタミンDの助けが無いと吸収されにくく、そのビタミンDは体内で日光の助けにより生成されるため、日光浴の意義があると言う訳。

 蛇足ながら、カルシウムは水に僅かしか溶けないため、仮に魚の骨をバリバリ食べても、吸収されるカルシウムはごくごく一部。カルシウムを含むと言われる牛乳、魚、野菜を単に摂取するだけではなく、吸収にも気を使う必要があります。

 周辺で見かけるご婦人達、夏でも長袖か長い手袋をまとい、サンバイザーかつばの広い帽子をかぶるなど紫外線対策は万全。肌を白く保つためとばかり思って居たら、皮膚がん防止のためらしい。誰かが誤った考えを広めたものと思います。

 健康に関する情報は年々変わるので、私の知識が怪しい事は認めますが、私の小さい頃、冬期の日照時間の少ない地域で「くる病」(乳幼児の骨格異常をまねく病気)が多く発生するため、乳幼児の日光浴させる事が推奨されていました。現在、乳幼児の日光浴が無知により危険視されていたら困りますね。

 過度な日光浴は皮膚がんの原因となり得ますけれど、実はこの皮膚がんは白人に多く発症し、日本人ではまれと言われています。日本人は黄色人種であるため、白人にくらべて皮膚が紫外線を吸収しにくく、紫外線の悪影響を受けにくいからとの事。

 紫外線対策万全の方々は皮膚がんを予防する事の引き替えに、高齢になる頃には骨密度が不十分になり、転倒すると骨折しやすくなる危険性は顧みないらしい。

 適度に日光に当たれば防止できる骨粗しょう症、医者も日に当たらないでビタミンD不足になっている事までは気が付きません。


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