Gute Reise!!

実りの秋が近づいていますが、お天気が安定しません。
旅行の計画がある人はちょっと心配ですね。

御用納め(仕事納め)日のご挨拶

2007年12月28日 | Weblog
12月28日

 夜中に目が覚めて携帯電話で時刻を見たら、「パキスタンブット元首相暗殺」のニュースが流れていました(携帯電話の機能がアップするのはいいのですけれど、暗い情報も知ってしまうという陰の部分もあります)。結局その後眠れずに朝を迎えてしまいました。

 もうすぐお正月のおめでたいときですが、世界全体を眺めると悲惨な事件が多いですね。津波の被害に遭った人たちは今どうされているのでしょう。

 ところで、帰省ラッシュはもう始まっているようですが、皆さんのお正月の予定はいかがですか?

 海外へ旅行する人もいらっしゃることでしょうね。

 私は朝からまた片付けと掃除で一日が終わりました。でも、全部は無理でした。水周りと居間が中心の掃除です。しっかし、家族はそれぞれの仕事に忙しく、誰も手伝ったくれないのが悲しいところ

 やれやれと一段落してPC に向かっていたら、ラジオからまたまた石原裕次郎さんの歌が流れています。『ブランデーグラス』。昭和56年の大ヒット曲ということですが、知りませんでした

 今のJポップといわれる曲に比べ昔(?)の歌はゆっくりで歌詞に味わいがあって、今さらながら感心しています

 スピードの時代、メールの時代、何でも簡単に済ませてしまう風潮ですが、あまり急ぎすぎると何か大切なものを置き忘れてしまうのではないかと心配です。老婆心ながら(ちなみに、昨日の新聞のエッセイに「恋」という字は昔は「戀」と書いた。「いとしいとしというこころ」の意味をよく表しているとのこと。「なるほど…」。そういわれてみると難しい字の方が味わいがありますね)。

 何はともあれ、今年一年Gute Reise!!にお越しいただきまして本当にありがとうございました。

 来年も、おりにふれいろいろな出会い「人」、「風景」、「自然現象」「野の花」、「小動物」などをテーマにまた書くつもりです(たまに辛口エッセイを書くことがあるかもしれません)。

 皆様にとって2008年が明るく希望に満ちた年でありますように!

 追記
 今は御用納めとは言わないのですね。「御用納め」などというのはいつの時代だ。公務員だった父がそのように言っていたので、どうも身体に染み付いてしまっているらしいです。
 

スムーズに眠るための心得

2007年12月27日 | Weblog
12月27日

 昨日、今日と晴れているので年末の大掃除には本当に助かるお天気です。

 掃除の合間に、読書をしたり、来年の旅行計画を立てたり、少しは楽しみも混ぜています(というより、歳のせいで長時間集中的に掃除をするのがきつくなったといえるかもしれません。お正月休みは実家で母の面倒をみることになっているため、エネルギーも少し残しておかなければいけないという事情もあります)。

 TVはこの時期視聴率が下がるのか再放送が多く、あまり楽しめません。

 来年早々の新年会のお誘いも丁重にお断りという、日頃に似合わない内向きな姿勢であります

 でも考えてみると例年冬は不活発になって、友達には「冬眠中」と言っていますので、いつものことといえばそうなのです。運動不足にならないよう、廊下の隅に埃をかぶっていた健康器具(いくつかあるのですが、そのうちの1つ)を引っ張り出して、お風呂上りに汗をかきました

 でも、専門家によると寝る前のウォーキングやジョギングなどの運動はよくないようですね。交感神経を刺激して睡眠を妨げるとか。眠れないので、ベートーベンのCDを聴いていたら余計眠れなくなりました。途中でカーペンターズに変えたらすっと眠れたので、寝る前は軽いストレッチと静かな音楽にしたほうがいいと悟った次第です。

 いつもは寝つきがよいのに、苦労した夜でした

まだ綺麗な紅葉

2007年12月25日 | Weblog
12月25日雲
昨日のクリスマスイブどのように過ごされましたか?
お休みの日だったので大切な人ととてもよい時間を過ごされたことでしょう。
私は夜寝る前、第九のCDを聴きました。
今日たまった用事を片付けるため駅への道を歩いていたら、まだ綺麗なモミジを見つけて嬉しくなりました。

あっという間に年の暮れ

2007年12月23日 | Weblog
12月23日

 前回の帰省はコンサートに始まりコンサートに終わったような気がします。

 東京駅構内は最近いろいろなコーナーがあって、とても楽しいような気がします(ゆっくり楽しむ時間がないのが残念ですが)。

 今年は家庭の事情もあってクリスマスの飾り付けができませんでした。

 子供達が小さいころは何にも前から準備して大変でしたが、今ではそれが懐かしく思い出されます

 街に買物に出たまいけるの話によると大変な人出のようです。人ごみ苦手な私はこたつに入りながら、年賀状の準備をしています。今年は25日までに投函しないと1日に届かないとTVコマーシャルで言ってますけれど、25日はちょっと厳しいです。

 毎年早めに業者さんに印刷を頼んでいましたが、今年は手書きでいくことにしました。浮いた印刷代は国際的な活動をしているNGO団体の寄付にまわすことにしました
(住所ラベルが前もって届くので、何だか寄付しないと申し訳ない気になってしまうのですよね)。

 パソコンでデザインするソフトも買ったのですが、気に入った絵柄がないのと自分の写真にも気にいったのがなかったので、それらも省略です。

 というわけで年賀状に時間がかかる分、家の片付けと掃除にしわ寄せがいきそうです。

 自宅に戻ると写真を撮る対象が限られてきてなかなかブログにアップできません。

 たまにする外出の折には何か見つかるかもしれないので、乞うご期待!

こたつで読書

2007年12月21日 | Weblog
12月21日

 先日土砂降りの雨の中、車で郊外の大型書店で見つけた本が村上龍・小池真理子著『美しい時間』でした。

 2冊で1セットになっていたので、「二人の作家を一度に読める、一石二鳥だ」と思い読んでみることにしたのです。

 村上龍『冬の花火』、小池真理子『時の銀河』です。

 帯には「温かな眼差しで豊かな人生の味わいと愛の深奥を描く村上龍『冬の花火』。「大人の女こそのせつなくもひたむきな恋心を謳いあげる小池真理子『時の銀河』。」とあります。

 冬の夜長をこたつに入って、あっという間に読んでしまいました。

 いっとき恋愛小説家を目指したこともあるkazukichi姉ですが、ある時小池真理子さんの作品を読んですぐにあきらめました。「一生かかってもここまでは書けない」と悟ったからです(でも、いつか書けるといいですが…)。

 村上龍さんの文章は読んだことがありますが、たぶん小説を読んだのは今回が初めてではないかと思います。

 『冬の花火』の最後の文章が好きです。

 「…わたしは妻の肩を抱いている。花火が打ち上げられるたびに、妻の肩が震えるのが伝わってくる。冬の空気の冷たさがわたしたちの身体と心の輪郭をくっきりと際立たせている。妻との距離が、目に見えるものとして掴める気がしてくる。今横にいる人と自分は本当はどのくらい離れているんだろうと、ふと不安定な気分が押し寄せるのだが、花火と重なるようにその不安が点滅、その直後完全に消滅する。他人を理解するのは不可能なのかもしれない。だがこの人と、夜空いっぱいに広がって消えゆく美しい光を見ているという事実は疑いようがない。確かに、冬の花火は何かを象徴している。そしてそれは、たいせつな人と一緒に寒い夜にきらめく一瞬の閃光を眺めた人にしか、わからない。」

 自然な心の表象を、男性の側からこのように表現されているのをあまり読んだことがないので、とても感銘を受けました。

 冬の花火、暖かい室内で小説を読んだあと、寒い外に出て本物も一度見てみたいです。

雪国の空は変わりやすい

2007年12月20日 | Weblog
12月20日のち

 一作日は友人と鍋パーティをし、久しぶりに学生時代の気分に戻りました。いろいろ話していたら止まらなくなってついに半徹夜状態になりました。

 独身時代に戻ったような気分でした。そのような経験をしたのはいつだったか思い出せないほど何十年ぶりのことでした。

 また昨日は街中を歩き回ったのですが、さすがに疲れました。まとめると一時間以上になったので、たぶん4キロ以上歩いたと思います。街のよさ、直したいところ、人々の優しさ、等などいろいろなことを感じた一日でした。

 故郷の街はいいですね。ちょっと歩くと中学や高校の同級生のお店があって雑談をしたりできるから。アポイントメントで人と会う生活をずっと続けていたので、たまにはこんなふれあいもいいものだと実感しました。

 と書いていたら、いきなり雷が鳴って、先ほどまで太陽がきらきら輝いていた青空がなくなってしまいました。

 本当に雪国のお天気は変わりやすいです。人情は変わらなく暖かいのに!