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夫、食器棚を壊す

2021-09-30 | インテリア

本夕、食器棚を買った業者さんから、明日配達したいとの電話連絡が。

おやまあ、急な話で。

古いのを持ち帰ってくれないので、夕食後、今の食器棚を空にする。整理するうち、ガラス扉は外した方がいいと夫が言い出し、金具を外して扉を外す。

こうなったら、大型ごみに出さずに解体した方が早いことになり、あっという間にこのありさま。

どんどん壊していきます。

壊すの大好き。合板に化粧貼り、壊すのも簡単。

孫がいたら喜んで手伝うのに、と残念がっています。

廃材各種。これを明日以降電動鋸で裁断、燃えるゴミに少しずつ出すそうです。

次はこれ。私はピカピカの家具より、落ち着いた色が好みですが、民芸風は暗くなりすぎるし、アンティーク家具も他の家具に合わないし、結局、夫がいいというのをヤフオクで落札。私的にはイマイチだけど、最近の私、従順な妻のを道まっしぐら。ホントです。この私が。

送料込みで正価の四分の一くらい。同じ市内の業者さん、運賃も安くて済みました。

今までのは三十年くらい使ってきたけど、この先はそんなに長くは使わない筈なので新品買うのはやめました。

食器棚はこれで三つ目。

片付けながら、人生は短い、食器棚三台、夫はわずかに一人、のあっと言う間・・・と言ってみる。


まだまだ膝が痛い

2021-09-30 | 日記

25日の日曜日、低い山ながら一人で登山した後、治りきってない左ひざの痛さがぶり返し、月曜日から大変困難をしていたわけですが、少しずつ良くなりつつあります。

これ、服用しています。昔、実母に出していた残り、・・・20年以上前のに加えて新たに出してもらいました。

最初の一回で、あら不思議、膝の周りの痛みの固まりが半減した感じ。それからは徐々にですが悪くはなってない感じ。

で、昨日は、普段は歩いて数分のホームセンターへ自転車で行き、花の苗を買ってきた。

私は山野草が好きですが、最近はこんな花も買います。

山野草は一年中場所を取り、冬には葉もなくなり、花が咲いてもわずか一日から数日、街中の狭い庭にはそれだけでは寂しい。

年取って身の回りから華やかさがなくなりつつある今日この頃、せめて庭先だけでも少し華やかに。

このプランターは季節ごとに花を入れ替えて楽しむことにしました。

こちら夏バージョン。まだまだ元気。


今回の結婚のあれこれで顕わになったのは、この制度が、内にいる人には人間性の疎外として働き、外にいる人には人を差別しても構わないという感覚を補強するものとして働いている、と私は愚考するわけです。

すさまじい報道でしたね。相手の人の家庭に父親がいたら、世間でいうしっかりした家庭ならここまで言われたでしょうか。

まるで相手の人に欠陥があると言いたげなマスコミの論調。いまだに相手の人を呼び捨てにして攻撃する人が出ていた先日のワイドショー、見ていて気分悪くなった。

報道は、取り上げ方一つでどのようにも世論を誘導できる。それ以前に何を報道し、何はしないかという取捨選択の段階で、世論を構成することもできるわけで、そのことに自覚的な人がどれだけいるのかなと私は思います。

憲法に定められた制度ではありますが、担うのは今の時代に生きる生身の人間、その人たちを甚だしい人権侵害の中に放置してまで続ける価値があるのかと。

嫁いだ女性には男児を産まないといけないプレッシャー、それで精神的に追い詰められたのは女性を産む道具としてしか見ていない古い考えの結果。

人は生まれる親を選ぶことができません。どんな親の子かは本人の手柄でもなく、落ち度でもない。だからこそ、女性は人間として生きるために結婚して出ていくしかなかったのだと思います。

自分で決めた人と結婚する以外にどんな生き方がある?

関係ない人間がいい悪いと無責任に、娯楽のように話すのはとてもよくないと思います。一人の人間の人生が掛かっているのですから。と言いつつ、私も語っているけど。

たぶん今回の結婚は大方の日本人が持つ価値観に揺さぶりをかけるもの。でも本人たちがいいと思って選んだのだから応援してあげたいと私は思います。

大多数の国民の同意なんて、そんな事口に出したらますます収拾がつかなくなることは明らか。そんなこと必要でしょうか。

戦後、人間宣言というのがありました。私は神様ではなくて人間だと宣言する。また近年では生前退位の希望が叶い、今回の結婚です。

私達も人間、そういう悲痛な叫びが聞こえてくるようです。

奈良平野の南部で、昔々始まった政治的な制度は時代の制約として宗教性を合わせ持っていました。時々の権力者もこの古代性をまとった制度を利用し、制度の側でも権力にうまく載って存続してきました。

権威があるとしたらいまだに分かちがたいその宗教性。それはありがたがる人の感情の深いところにあるので、否定できない。がしかし、それを担うのが現代に生きる生身の人間。

結婚して制度から出て行きたい。この気の毒な人を自分の力で幸せにする。という風に今回の結婚を私は読み解きました。

そのためには日本に住めない、当然権利のある一億数千万円の国庫金も受け取らない。世論に合わない結婚への懲罰かなと私は思います。あんまりです。


お母さんの金銭トラブルですが、債権があるなら筋を通して返してもらえばいいこと。それでも無理なら法的手段、それでいいと思います。自分の感情をマスコミに吐露してもこじれるだけ。

私個人の意見ですが、付き合っていた時の援助は別れた後で返せは、なかなか難しいのではないかと思います。その時には自分で納得して出したはずなので。

相手の反応がはかばかしくないので頭に来たのかもしれませんが、こういうことは感情で動いても結果はよろしくない。お金を返して欲しいのか、それとも腹いせでマスコミに訴えたいのかわかりませんが、こういう微妙な問題はいちいち世間に言わなくてもいいと私は思います。

淡々と進めてはどうでしょうか。

どなたか、今回の結婚を社会学的に考察していただきたいのですが、上野千鶴子氏とか、いまだ目に見えないタブーがあるので誰もしないでしょうね。

こちらなどを参考に

小室圭さんのロン毛を見てストンと胸に落ちた 私は眞子内親王の新しい人生を応援します〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース


振袖を買ってしまった・・・

2021-09-29 | きもの

まだ届いてないので画像は一部だけお借りしました。

振袖・・・誰が着るのよという話ですが、もちろん昭和20年代生まれの私ではなく、中年に差し掛かった息子たちでもなく、インテリアとして掛けておこうかなと。

先日ラインで写真見せてもらったママ友が、オープンハウスで壁に着物掛けていて、とても素敵だったので。

もちろん着物なので着てもいい訳で。

身丈160 前幅24 後幅30 裄67と今の時代の標準サイズ。

孫娘が中学生になれば着せてみようかな。もちろん要るなら渡すけど、成人式にこれ着なさいと押し付けたりしない。それは本人と親で決めればいい。私は仕上がったのを美容院へ見に行く。そのとき着る着物ももう決めているけど、まだ間があるので変わるかも。

今回の振袖、うちへ来て一度着せて写真撮れば祖母は満足。

長じゅばんと小物も追々そろえる予定。

帯は私の若いころので、一度も締めたことのない袋帯を。

いえいえ一度、人に着せる練習で手すりに巻いて締めてみた。

2017年11月。

女の子のいない私、せいぜい孫で楽しませてもらおう。


来月半ばは四十九日。

葬式は斎条お任せで何もせずに楽だったけど、次回はそうはいかない。

と言っても写経へ行っているお寺の本堂でお経上げてもらって、あとは自宅へ戻り、配達のお弁当を持ち帰ってもよし、うちで食べてもよし。

まだまだ大勢の会食はしない方がいいので、残留組は各部屋に分散してとなりそう。

それだけで段取りあれこれ考えるだけでプレッシャーになっている。

実は私、この年まで法事のこと、一切したことがないんですよね。恥ずかしながら。

いつも姑様が仕切っていたから。手伝いを申し出ても、姑様は前日から義妹を呼んで二人で準備していた。なんで????

そのあたりの感覚は私にはわからなかったけど、今回突然に、自分の息子たちと嫁ちゃんたち、孫が来るのがとても嬉しいことに気が付き、姑様もきっとこんな気持ちだったんだろうなと腑に落ちた。そんな場所に私がいてはいけなかったんですね。

法事の席でもう私は遠慮しなくていいことにも気が付く。この年でやっとこうなりましたね。今までは夫の身内が多くて私と息子たちは少数派だったけど、今度はこちらが数が多い。法事だから盛り上がらないけど、心強い。

雨でなかったら和服着る。和服の喪服。

前夜は息子たちとゆっくり話したいので、夫側は夫がどこかへ食事に連れて行ってくれるのが希望。もう無理をしない。役割意識に捉われて自分で自分を窮屈にしない。

一周忌はするんでしょう?

せんといけんものかと夫は申します。

しないと息子たちに会えないので、してほしい老母です。

義妹が姑様の家の中を変えないで欲しい、と言っているけれど、その頃には方向も決まっているでしょう。私にはゴミ屋敷にしか見えないけど(失礼)、実家って何歳になっても落ち着く場所なんでしょうね。


MIXI久しぶりに開いたら

2021-09-29 | 日記

そこには8年前の孫がいました。

2014年の1月か3月ころ。前年の6月生まれ。

おせんべ大好き、ポリポリポリ。

クッションで両側から固定して座る。

このころは人見知りして、来ている間中、うんともすんとも言わずにこの姿勢で座っていた。

お腹がすくと「アン!」と一言訴える。

まるで赤ちゃんの置物。

ひいおばあちゃん宅で。

このベビー服は私が買ったもの。ストライプで男の子らしく。


四十九日は二人とももう大きくなったので、立派にできると思いますと嫁ちゃんにラインした。いつも元気いっぱいなので心配な祖母。

ひいおばあちゃんのこと、忘れないでね。

お姉ちゃんは家で介護中、「おじいちゃん、ひいおばあちゃん、いつ死ぬの」と小声で聞いていた。それは誰にも分らない。でもいつかその時は来る。

次は私たち世代の順番、私たちのことも忘れないでね。


9/19 牧野植物園と竹林寺

2021-09-28 | 旅行

画像たくさん。保存用。

かんぽの宿伊野、朝食。

二段重ねの重箱が楽しい。欲しい。

9時過ぎ。植物園到着。植物学者牧野富太郎を記念する植物園。

見応えがありました。

アプローチ。ワクワク。入口がすぐに見えないところがいい。期待が高まります。

この付近は高知県の植生を再現。

カンゾウの仲間。

ヌバタマ。ヒオウギの実

花はこちら。

2020年8月 大分県の八面山で。

元々はインド北部から中国、台湾、朝鮮半島、日本と広く分布する。

花が鮮やかでよく植えられるとのことです。

水辺にギボウシ

スダレギボウシと言うそうです。初見。

ハマアザミ

ハマアザミ(白花)

キンミズヒキ

オミナエシ

 

ムサシアブミ

ムサシアブミ。葉。

8月、浜田城にたくさんあった。

珍しいホトトギス。黄色の花。

確か牧野植物図鑑に1ページを割いて掲載されていた気がする。うろ覚え。

牧野図鑑は絵もよくできている。博士が描いたもので必要なものが網羅され、かつ無駄がなく、すっきりと素晴らしい。芸術の域。

イノコヅチはありふれた草ですが、葉が柳状が珍しい。

スダレギボウシ。高知県と和歌山県にだけ自生。

 

サギソウ

フウロソウの仲間。

ジュウガツザクラ。

薬草園のエリアもとても広い。

北向きの斜面は日当たりがそう強くなく、薬草には向いているようです。

いろいろあったけど

エビスグサ。種の漢方名がケツメイシ。ハブ茶として利用される。

スダレギボウシ。

豪華な花もあります。

カトレアの仲間。

ウバメガシも斑入りになると一気におしゃれに。

その他、この植物園では奄美、沖縄、台湾に自生する木もいろいろ。暖かいこの地ならではの植物たちでした。

ホトトギスがいろいろ。まだまだ暑いけれど、植物の世界はもう秋。

季節を変えてまた行きたいものです。

緊急事態宣言が月末解除だとか。地元植物園もやっと再開です。


続いて竹林寺へ。南門のすぐ外にある四国霊場です。前来たときは気が付かなかった。

ちなみに植物園と竹林寺は五台山という山の上にあり、植物園の中を遍路道が通っています。歩き遍路さんは入園料は無料と思いますが、植物は見ないかも。

はるかに山門。

古刹らしい風格。

本堂。

境内にフジバカマ。秋。

庭園と宝物館は有料。

宝物館は伝来の仏像多数。平安、鎌倉時代のが多かった。写真撮影は不可。

No.63:高知県・竹林寺の仏像/文殊菩薩侍者像、阿弥陀如来立像、千手観音立像、薬師如来坐像、ご朱印など|仏像リンク (butsuzolink.com)

五重塔。

帰ります。

紅葉の頃はきれいでしょうね。この中の仁王像も古くて風格ありました。


続いてはりまや橋付近で昼食。

最後なので名物の鯨の丼を。

ご飯がとても多くて助けてもらう。

たたきもおいしかった。

さていよいよ帰宅です。高知インターを入ったのが13時前。

15時には瀬戸中央道(瀬戸大橋)を通過。わずか2時間余りで四国縦断。

その昔、小学校の修学旅行で高松駅から土讃本線普通列車で6時間くらいかけて行ったのを鉄道大好きな息子に自慢するとうらやましがるかも。

トンネルも多く、スイッチバックの所もあった。

高速も車線を増やしたらしく、走りやすかった。

ピンボケ深謝。

車の旅行は早くて便利。運転できる間はせいぜい旅をしたいものです。


イタタタタッーー!! ああ膝が痛い

2021-09-27 | 事件、事故

徳島高知旅行から早や一週間、膝の痛いのもほぼ治り、昨日の日曜日、レジャーは各自での日となりました。

夫は昼過ぎから映画「MINAMATA ミナマタ」へ。私は駅裏の二葉山へ単独登山。

抜けるよう秋の青空を堪能するつもりが、真夏みたいに暑く、下りで膝に無理な力がかかったらしく、広島駅までようやくたどり着き、あとは市電で。

左膝の膝蓋骨は28年くらい前に骨折して、完治したはずだけど、二週間前くらいから痛みが復活。

いゃあ~、困っています。

今朝からしているのは必要最小限だけの家事だけ。掃除機は二階にあるので、昼休みに夫に下ろしてもらう予定。掃除は午後からかな。

実家へ行くと、母に掃除片付けができていないと注意していた私。母もずっと膝が痛くてそれどころじゃなかっんだなあと思った。ごめん、お母さん。

今回は骨折ではないので、安静にしていたらゆっくり治ると思うけど、明日の写経、行けるかなあ・・・・

人はこんなこと繰り返しながら年取って行くんですね。その予行練習というか、老化進行中。


食器棚は、結局、マルニ木工のものに。

ネットから画像お借りしたので小さめに。

扉は三枚、中は縦の仕切りがなく、棚板はそれぞれ幅いっぱいに通しでついているので、収納は今までのよりは便利かも。しかし、ものをため込まないように気を付けます。

マルニ木工は戦時中は、曲木の技術で戦闘機の尾翼や燃料タンクを作っていたほどのメーカー。

老舗と戦争 マルニ木工 | 国際平和拠点ひろしま〜核兵器のない世界平和に向けて〜 (hiroshimaforpeace.com)

(そこまで資源がなくて戦争するなんて。このことを教訓としないといけませんね)

我が家のソファーセットはこの家を建てた43年前、購入。一度張り替えたけど、木部は全然ガタつかず、スプリングもしっかりしてへたることなく、安心便利に使っています。

地元メーカーの強み。知り合いの伝手で、カップボードも一緒に安く買えた記憶があります。

そのあと小さなチェスト、サイドテーブルなどもマルニ製品を買い、今回が多分最後のマルニになるかも。

キャンセルしたもう一つのメーカーさん、ごめんなさい。こちらも地元メーカー。近くにショールームがあったけど、埋め立て地に移転した。社長さん宅は元宇品の入り口の豪邸だったけど、相続になったらしく今は空き家。広い土地なのでいずれマンションでも建つのでしょう。

次のが来るまで、今の食器棚の中の整理。膝は痛いけど、頑張ります。


高知は別天地

2021-09-26 | 旅行

モネの庭 9/19

絵画的。

水連と柳。

バラ?のアーチ。絵と見比べる。

展示と販売。

一休み。


続いてバイパス、高速などを通って二時間くらいかけて今夜の宿へ。

着きました。最近リニューアルしたらしい。

温泉は一階。立ち寄り温泉。丘の上にあるので露天風呂からの見晴らし抜群。

部屋からの眺め。

鉄橋見ると旅情もひとしお。

露天風呂。ホームページよりお借りしました。

石垣に登らないようにとの注意書きあり。

柵越しに仁淀川と伊野の街がよく見えます。

内湯もいろいろ。

こちらもホームページより。

ムカゴのご飯、栗入りのお汁粉、カツオはたたきと刺身と。いずれもおいしかった。分厚く切るといいと分かった。


宿では何もしなくていい。ゆったり過ごす。。。

のつもりが、荷物片づけたりするうち、和室の畳の上で転寝。ベッドでまた寝て、夜中過ぎには目が冴えるいつものパターン。

ずっと川の音。宵の口は時折、鉄橋を通る列車の音。。。。

翌日は牧野植物園と竹林寺に行きますが、それはまた次の機会に。


食器棚、メーカーのショールームの展示即売会でオーダーしたのを昨日キャンセル。

ネットでいいのを見つけので、申し訳なかったけど、正直に話したら快く解約してくれた。

今は在庫を持たず、注文があってから作るらしいけど、まだ作り始めてなかったような感触。買った後でネット検索、目移り、解約。これでは実店舗持つ業者さんはたまりませんね。

届くまでに食器棚の中身を全部出して半分くらいに減らしたい。引き取りサービスはないので市の大型ごみに出すつもりにしていたら、夫が壊したいとのこと。壊すの大好き。調子に乗って、家まで壊さないように頼みます。

今さら夫は変えられないので、せめて家具を変えて、残りの人生を楽しく過ごしましょう。

先日見た家具屋の中で、製造販売の業者さんがいいもの置いていた。

クルミ、クリなどで作って約50万円。納期は二か月。いいなあ。

でもいいもの買うのに若い時にはお金がない。年取るとお金と使う時間がない。眺めてひと時いい気分になって、帰った来た。そのメーカーは機織りの先生の御用達。

一人何十万もの織り機を使わせてもらい、お昼ご飯はこれまた立派な無垢材のテーブルで。今思えば何という贅沢。そのことを思い出していた。


高知は広い、そして暑かった、、、

2021-09-25 | 旅行

9/19 室戸岬からの続き

灯台がずいぶん高いところにあり、歩き遍路さん以外は(たぶん)横から車道で上がる。

上がった所に札所があるのを行くまで知らなかった。

24番室戸山明星院最御崎寺(ほつみさきじ) 大きくて立派なお寺です。

車道を上がり車を停めて、お寺の正面に回り込みます。

山門は南面して、昔の遍路道に向いて建っています。

室戸山という山号は、寺創建のその前から岩屋の中で行者が修行していたことを想像させますが、どうなんでしょうか(未確認)。

灯台へは山門から遍路道を下り、途中から岬の先へ行きます。

暖かいのか、観葉植物にするクワズイモがたくさん自生しています。

この付近で膝がますます痛くて、降りるのに難儀しました。

灯台への道は多分原生林。南国らしいうっそうとした森。

いつもは私が早いのに、夫の背中が木立の向こうに消えて行きそう・・・

着きました。灯台は立ち入り禁止。

建物は灯台守の宿泊所?

戦跡にしては新しい気もしますが・・・そのまま利用したのでしょうか。

水平線。海と空の永遠。

人少なし。

帰りは境内を通って

珍しい植物があるそうです。ギンリョウソウみたいなのかな?

ミニいろは坂のようなカーブにの多い車道。どの角度からも快晴の太平洋。

食事処はどこにもなくて、やっと道の駅併設のレストランへ。

大勢のお客さんでしたが何とか食事しました。私は海鮮丼、夫は焼肉定食とかそんなの。いちいち写真撮らない。魚はおいしかった。どれも厚切り。土佐の人は豪快。

海岸へ降りてみます。あのずっと向こうが高知市街。

途中の吉良川町を見学。

備長炭の積出港として栄えたそうです。重伝建に指定された落ち着いた街並み。

壁にぐるりと巡らせた庇のようなものに驚きました。

これは水切り瓦と言って、台風の雨風から建物を守るためだそうです。

そう思ってみれば、高知市へ向かう途中、民家に似たような水切り瓦が付いています。あるいは窓の上だけにつける庇をぐるりと建物を一周させています。

その土地では当たり前の眺めもよそ者には珍しい。風土に根差した建て方ですね。


続いて道沿いから少し上がって北川村のモネの庭。以前から行きたかったけど、あまりに遠い。昔は読売旅行の弾丸日帰りツアーなどありましたが、今はないようですね。

弾丸ツアーと言えば神戸日帰り4,000円だったか、4,500円だったか、京都でもそのくらい。往復バス10時間くらい乗っているんですが、帰りは寝ればいいし、毎回一人で行くので行きは本一冊読了。バス会社も私もめちゃしていましたね。

神戸市街でタクシーに乗ってその話したら、ドライバーさんが市内でタクシー乗ってもそのくらいする、広島から?往復で!!と驚いていた。

イルミネーションのツアーもよくありましたね。

すみません、弾丸ツアーで長引かせて。広島発一泊二日上海弾丸ツアー39,800円というのもありました。もちろんホテルも食事も観光もついて。飛行機で。

「モネの庭」はモネのスイレンの絵をイメージした庭園。

民間経営なので高かった。JAFカードで100円割引。

暑くて膝が痛くて泣く思いで池のあるところまで上がる。

パリへ行って、オランジェリー美術館の前まで行ったのに中に入り損ねた私。いつかまたと思いながら、その日が果たしてくるのでしょうか。。。。


四十九日の準備を少しずつしています。来月半ばです。

何しているかと言えば、最近は食器棚の買い替えのための下見。

それが準備かと言われそうですが、お姑様を見送ると、体の周りに直接風が当たるような心もとない感じ。これからは夫と息子たち嫁ちゃん孫たちで仲良く生きていくしかない。いろいろ相談したり、一緒に喜んでくれた人はもういない。しみじみと寂しい訳ですが、残り人生、新たな気持ちで頑張るために、まずは家具の買い替え。

と、やや強引な展開。

それに、四十九日に来る三男の嫁ちゃんは超きれい好き。今から家具買い替えたり、家の中を掃除したりして、気持ちよく過ごしてもらいたい。姑も辛いよ。

今の食器棚は1989年の6月ころ、横川の小田億本店で買った。お店でばったり、小説の同人誌で一緒だった人に会って、その人もとうに故人になられた。

30年以上使って扉の金具が錆びてうまく閉まらなくなった。我慢しつつ使ってもいいんですが、残りの人生、すっきりと暮らしたいので。

秋分の日は、車運転して一人で下見。廿日市、商工センター、横川、出島と5つの家具店を見た。昨日はデパートとアンティーク家具、旧西国街道沿いの老舗家具店へ行く。

で、分かったことは今は家具としての食器棚がほぼ絶滅しいてるということ。

家で人をもてなさないので、食器をあまり持たなくなったこと、一戸建てにはシステムキッチンとして初めから収納部分があることなどが原因かなと愚考するわけですが、唯一、地元メーカーが作っている。

マルニも昔は重厚な応接セットや豪華なリビングボードなどがありましたが、今はシンプルな曲木の椅子などが主力製品。

立派な食器棚に皿器入れて喜ぶのはどうもばあちゃんの行動様式のようです。

さてどうしますか。この結果はいずれまた。


さて四十九日が終われば相続ですが、私には一切関係ないので一切の感想、口出しもしないと固く心に決めています。

先日、相続税はかからないはずと夫は申していましたが、そんなことないと思うとだけ言いました。みんなの意見をうまくまとめて無事に終了するよう陰ながら祈っています。

耳をそろえての納期限が10か月でしたか・・・四十九日終えて気が付くともう二か月近く過ぎていて、残り八か月。私の経験から、この期間はとても速く過ぎて行きます。わが人生で一番大変な時期でした。でもそれも言わない。

期限までに納めないと、高利の延滞税がかかります。早めに税理士に相談した方がいいけれど、それも言わない。何も言わない。

長男は何かと大変です。心身を壊さないよう乗り切ってください。


9/18 自宅から徳島まで 翌日は高知へ

2021-09-24 | 旅行

9/18土曜日13:15自宅発・・・岡山県・・・瀬戸大橋・・・香川県・・・

香川県の東部、津田の松原サービスエリアで夫に運転代ってもらう。

真夏みたいに暑い。左の方、松原に海水浴場。正面遠くに小豆島。

17時過ぎ徳島着。駅前のホテルは駅がよく見える。ヤシ?の木が南国風。

ホテルから駅を見下ろすところが大連みたい、と言いたかったけど夫がひがむので黙っている。

大連 2009年8月

ホテルの部屋は30階、今回は9階、写真は3階から写したらしい。

高度が全然違います。

大連駅が上野駅に似て見えるのは気のせい?

いずれも東北への入り口ということで、満鉄が意識して設計したのかもしれない。(未確認)

南側は眉山があります。どことなく南国風。

部屋はシングル二室。この方がよく眠れます。

外へ食事に行きます。歩いて行ける和食屋でお任せ定食を。

お魚が新鮮でどれもおいしい。特に左上、鰆のたたき。皮が香ばしくて、身は柔らかくて・・・

煮魚。この他に三品くらいあったかな。店はこじんまりと、常連客と旅行客が半々くらい。

ホテルへ帰って、最上階の温泉へ入ってこの日は寝ました。


9/19 8時過ぎ出発です。ホテルは複合施設の中にあり、別館との間を通って裏の駐車場へ。

日当たり悪くても元気に育つ鉢植え、参考にしたくて写真撮りました。

きょうは室戸岬を経由して高知のまだ先の伊野までのロングドライブです。頑張っていきましょう。

国道55号線をひたすら南へ。小さな町を次々と通り過ぎ、旧日和佐町の薬王寺前を通ります。道の駅に車を入れて引き返してお詣りします。

このお寺は長男が二歳のころ、高松の父の車を借りて日和佐まで来て宿泊、翌日お詣りしてから43年ぶりです。

前はあんな立派な多宝塔はなかった気もするけれど、記憶も茫々と薄れがち。

1歳に満たない次男は母が預かってくれた。あまりにも遅いけど、あの時はお母さん、ありがとう。私は29歳、どんな顔していたのかなあ。それからまあ、月日の流れるのが早いこと。

オート三輪を撮ったのでした。

山門。暑い。膝が痛い。石段がきつい。とコンディション悪し。

多宝塔。コンクリ製。遠くからよく見える。

今は美波町。砂浜に夏にはウミガメが産卵に来ていたけど、今もそうでしょうか。

きれいな砂浜は立ち入り禁止でした。

お経の声が聞こえます。

お詣りする人たち。

ここから運転代って、室戸岬までまっすぐな道、楽勝と思ったけど、それは地図の上でのこと。信号はないけど、左右にカーブ、よそ見ができずに残念でした。

途中で車を降りて海を見る。多分、まだまだ徳島県。

ここもカメが産卵に来るのでしょうか。きれいな砂浜です。島と水平線も。


11時半ころ、室戸岬に着きました。

灯台はずっと上。そうなんだあ。

暑い。トベラ?が繁茂している。

ハマゴウ。

ハマアザミ。

ハマナデシコ。

これは地元の海岸にもあるけれど、こちらは花が大きくて元気がいい。

ハマユウ。

どの植物も強い日差しに負けないよう、葉が分厚く進化しています。

岬の先の海。

岬の灯台。

札所の最御崎寺へはここから遍路道を20分くらい上がりますが、今回は横の車道から上がります。

このあたりでいっそう膝が痛くて岩の上を歩くのにたいそう難儀しました。転ばないように慎重に。やれやれ。

この後お寺と灯台、遅い昼ご飯に吉良川町、モネの庭と行きますが、真夏のように暑い日、最後の高知の先の伊野まで、苛酷なロングドライブとなりました。

それはまた次の機会に。

 


「かんぽの宿伊野」の折り上げ天井

2021-09-23 | 旅行

かんぽの宿伊野、部屋の天井は豪華に折り上げ天井のデザイン。

真ん中を深くして周り縁を巡らせる。寝室の単調な天井は見上げると疲れる。

非日常感もあっていいアイデアと思います。

全部の部屋が同じ考え。素晴らしい。

このデザインは元々洋風建築から来るものでしょうか。よく知らないけど。

参考画像。

ベルサイユ宮殿。ふむふむ、折り上げというよりも、天井自体が一つの豪華な空間。

白いのは和紙。湿気を取るために貼っているとかでした。2014年4月。

こちらロシアのエカテリーナ宮殿。天井は・・・

フラットのようですね。照明器具もないし。2015年8月。

こちらは近年、観光用に整備されたそうなので、いずれは天井もそれらしくなるでしょう。

かんぽの宿伊野は最近リニューアルしたそうですが、応接セット、天井など少し前の豪華さが感じられてよかったです。

我が家を建てた40年くらい前、天井はどうしますかと聞かれてフラットにしたけど、してよかった。複雑にすると何かとホコリがたまりがち。


先日、嫁ちゃんからのライン。

**ちゃん(小学生、女児)はヒメスカシバの幼虫を10匹くらい手に乗せて遊んでいました。

エエエエエエェーーーーーーー!!!!!!

と恐々スクロールしたけど画像はなかった。

決して画像は見せないでねと頼んだら、大丈夫です。撮り忘れてもう蛹になりました。

ゾゾゾゾゾーーーーーーーー!!!!

私もきもいけど、**ちゃんは虫と遊んで幸せそうでした。

ワアアアアアアーーーーーー!!!!!

小さい時から、怖いもの知らずの度胸の据わった子だったけど、虫めずる小学生だったとはーーーーー!!!!

ばあちゃん、初秋の恐怖体験でした。


お出かけメモ 再録

2021-09-22 | 旅行

お出かけメモ - ブログ (goo.ne.jp)

忘れないうちにまたまた整理。

★は夫と。◎はツアー、公民館、県人会の行事、友達と。無印は一人でうろうろ。

今回、背景をカラーにしたのはその年で印象に残った旅行。

2009年10月以後はまとめていません。どこへ行って何をしたやら・・・


2009年  
10/1~10/3 京都買物旅行

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★9/19~9/22 四阿山、黒斑山、小諸など(長野県)
8/30  極楽寺山  一人でバスで。早く行って早く帰るはずが、電車で寝過ごす。夫は義母と松山へ(義母が友人の施設を訪ねて行った)
★8/22~8/23 九重連山 九州・九重連山。快晴。夏休みで人多し。遠くまで見えて気持ちすっきり。
◎8/8~8/10 立山 雨に曇る立山三山。デジカメ忘れて写真もなく(富山県)。。。
★8/2 白木山塊・名もなき山 鬼が城山に行くつもりで全然違う山へ。上深川と中深川を間違えてこおのありさま
★7/18~19 京都 夫と二人で。愛宕山はやめて清滝、鞍馬などをうろうろと。
7/5 深入山 夏山のトレーニング、になったかな?
6/25 三景園 アジサイが見ごろ。種類多し。和服で行くとお菓子がもらえる。
6/18~19 京都骨董市 ツアーでなく自分で行った。夏帯を買った。
★6/14 向原しょうぶまつり 地元の方がイベントをいろいろ企画されて面白かった。
◎5/17 八幡湿原オフ会 久しぶりのオフ会。大雨の中、野草のてんぷら大会。
★5/3~5/5 済州島 夫と二人で。日本語、日本円も通じるので、外国の感じがしない。
◎4/23 五日市造幣局 友達と。楽しく遊んだ。
4/8 向原 カタクリ 一人で。向原高校隣の丸山へ。地元の方が保護しています。
★4/5 防府 1,000円高速を試してみた。天満宮の裏山全体が桜。つい頂上まで。
◎4/2 神ノ倉山 友達と。しゃべりながら。道に迷った。
3/27 京都骨董市 ツアーで。時間がなくてあまり買えなかった。
◎3/23 神ノ倉山 友達と。お互いいろいろ悩みを話し合って、嫌なことは山に置いてきた。
3/21 赤穂、備前 青春18切符で赤穂市坂越まで。備前焼へも寄る。
◎3/8神ノ倉山 公民館行事で。眺めよし。パラグライダーが見えた。
◎3/1 神戸 神戸東急イン、昼食はお値段以上の豪華さ。ファッション美術館、南京街など。ネットのお友達に半日、神戸を案内していただいた。
◎2/16~17 高松他 ヴィラ讃岐に宿泊、眺めよし、湯よし、高松からも近い。実母、従妹と三人で
★2/11 尾道 義妹、夫、私、三人で尾道を歩く。私、和服。。。。
★2/1 銭壷山 山口県の銭壷山へ。河口水産のジャンボ寿司、ゆう温泉と盛りだくさんのレジャー
1/26 宮島 一人でプリンスホテルから船で。宮島町家通り、喫茶店のマスターと話し込んだ
★1/1 呉市大崎御手洗地区 昨秋橋ができて呉から行けるようになった。海上交通の要衝も今はひっそりと。

2008年
★12/23 香川県の屋島と八栗 一日で札所二つを歩いて巡る。うどんも二回食べて、帰りの福山付近走行中、長男より寝耳に大洪水の電話が。
◎12/7 大野権現山 前夜の雪が残っていた。結構歩いた。
★12/16~17 高松 高松空港横の高松空港グランドホテルに泊まる
★11/15 三景園 広島空港隣接の和風庭園。和服で行くとお茶とお菓子がもらえる
★11/2 六甲山と有馬温泉 ついでに中華街で食事して帰る。おいしくてリーズナブル
◎10/15~16 実家へ。友達と田園の中の隠れ家でランチ。その後アンティークの店へ。定休日。長尾寺も。電車で実家へ。母に着物を押し付けられそうになったので、お盆をもらって帰る。
◎10/11 安芸の小富士 いいお天気。眺めよし。嫁に来て初めての登山がここ。それから幾星霜。。。。
◎10/5 道後山 公民館行事。雨、視界ゼロ、前の人についていく。
★9/28 小田山 いい山だった
★9/14 大峯山 夫と二人で。水辺で遊んだ。
9/7 八幡湿原 一人で車で。
9/4 深入山 一人でバスで。
★8/12~15 信州 夫、息子二人、私・・・高原逍遥
★7/19~21 道後、天狗高原、内子 暑かった。民宿風宿がよかった。
★7/6 武田山 暑かった。帰りは祇園北高校から。
6/5~6/13 イギリス 念願のイギリス旅行。イギリスの自然を満喫した。
★5/18 雲月山 好天に恵まれいい山行だった。知らない人から野生のウドを頂く。美味。
★5/3~5/5 信州 好天に恵まれいい旅だった
4/30 有田陶器市 陶器市見学。
4/24 造幣局の花見 八重桜、見学。
4/16 岡山、倉敷 ウコン桜見学。
★4/6? 藤が丸山 結構歩いた。広島駅新幹線口の花見弁当はイマイチ
★3/15,16 京都 信楽 いよいよ息子が卒業。荷物を預かって帰る
★2/11 光 梅見 義母、夫、私で。隣の天満宮のお祭り。人多し。
★2/7 レオマワールド 実母と一緒にただいま激安期間中。ツインの部屋に一人ずつ、二食付きで8,800円
★1/13,14 小豆島 久しぶりの小豆島、冬でも暖か
★1/2茶臼山 正月登山、夫、三男、私


2007年
★松阪、伊勢、名古屋
12/8~9 イルミネーションとお伊勢参り
三景園11/26 紅葉の盛り。広島から遠いので平日の人はまばら。
★津和野11/25 夫を誘ったらついてきた。城跡がよかった。
★十種ケ峰11/23 開発されすぎ!!
◎紅葉狩り11/18 県人会で。
◎二ツ城山11/11 友達三人と。女の山歩きは寄り道、おしゃべり、おやつの分けあいこ♪
三本木山11/4 一人で運転、一人で登る。
京都節約トホホ旅行
10/13、14 一日乗り放題3,000円*2枚。京都でのトホホな体験
京都大骨董祭10/8 激安ツアー。紬などを買った。
下津井 牛窓 9/29 読売ツアーで。下津いのホテルは良かったが、牛窓はブームも去った?
★鳥取・投入堂ほか
9/16~17 台風接近の中、雨の合間を縫って見学。感動と迫力、恐怖の投入堂登山
◎讃岐うどん名店巡り9/9 友達と二人で参加。観光化したB級グルメ
◎神戸フルーツフラワーパーク三田アウトレットモール8/26 友達と二人で参加。フルーツフラワーパークの食事は学食並みとビミョー
八幡高原8/18 観察会に行くつもりで戸河内インターまで。気が変わって一人で観察
深入山8/15 バスで往復。帰り、年配男性と話すうちにバスに財布を忘れた~~~
極楽寺山8/14 頂上まで車で。スリル満点。ここをクリアーすればたいていの道は走れる?
★羅漢山8/5 暑い、きついで隣の山断念。
六甲高山植物園7/27 どうしてもニッコウキスゲが見たくて一人で。う~~む、高くついた。
★氷ノ山7/14~15 台風後の晴天を梅雨明けと勘違い。翌日霧で登れず。
くら屋7/9 大町近くの古民家カフェ。いゃあ、いい!!
★四熊ケ岳6/10 美しい棚田。昨年オフ会で一緒だった方とばったり。話が弾んだ。
★なみ滝藤原園と並滝池6/9 池畔のひなびた公園には廃墟となった宿泊施設など。ササユリが満開。
★ 芸術農園「四季の里」八千代の丘美術館 午後から可部のちょっと先。農園は100人人が来ないとペイしないそうで、イチゴが空しく熟れていた。備前焼風カップを買う。
◎福王寺山5/13 友達みんなで総勢五人、楽しい女の山歩き
★二日市温泉と湯布院温泉
湧蓋山(わいたさん)
4/28~30 連れ合いは博多郊外の二日市に子供のころ住んでいた。大丸別荘での食事、湧蓋山、湯布院の露天風呂つき宿と盛りだくさん。
◎竜王山4/8 西条の裏山 女五人おしゃべりと植物観察のお花見登山
★鬼ノ城山3/18 総社市の古代山城跡らしいが・・・隣の岩屋寺も面白かった。
九州窯元巡り3/15 中国新聞のツアーで。半分以上が陶芸家講師のお弟子さん。ハイソなツアー
庄原・セツブンソウ3/4 かれんなセツブンソウ。地域の人が保護していた。
◎島根ルイスティファニー美術館 絵付けの先生と閉館真近の美術館まで
可部 トンガ坊城遺跡 広島市内ながら山陰の影響を強く受けた弥生式遺跡、その上に古墳時代と戦国時代の山城が。市の教育委員会の説明会に参加。
東広島市志和 藁葺集落2/18 広島から車でわずか三十分。癒しのふるさと
茶臼山2/11 サンコウトラベルツアーで。
★水ケ丸山2/4 瀬野川運動公園から登る。暖かい。
三景園1/14 一人行楽。空港至近、素晴らしい公園。
★蓮華山・鞍掛山1/1 正月登山


 2006年
鞍掛山12/24 クリスマス一人登山。変なテープに誘導され道に迷った!!
竜王山12/10 一人登山
極楽寺山(693m) 11/12 スピーカー作りで家にこもる夫を放置。一人で運転して山頂まで。紅葉がみごと
◎水ケ丸山(636m) 11/5 友達二人を誘って、久々の女の遠足。喋って、おやつを分け合って楽しい一日。
砥部焼き窯出しツアー11/3 昔の砥部焼きはよかった。今は絵が悪くて高い。このままではやばいよ!!
毛無山(1143,7m)10/30 バスツアーで。朝の五時まで起きてたけど登頂成功!!お弁当がおいしかった。
信濃追分、軽井沢 10/16~18 追分、軽井沢文学紀行。ずっと行きたかったので感動の嵐。
京都美山町、嵐山 10/3 感動の茅葺集落。感動の大河内山荘。5980円の激安ツアー。
四国カルスト 9/30 激安旅行、坂出往復したので激安にはならなかったけど
津和野、SL山口など9/23 津和野のアンティークドールミュージアムへ。
塩飽島 9/10  咸臨丸を操り、150年前に荒海を渡った先人達。本島には信長の朱印状など。
名古屋、伊吹山 9/3 新幹線で行くイタリア(名古屋イタリア村)、伊吹山花絵巻
巨木観察ツアー 8/20 ひろでん中国新聞旅行者主催の巨木を巡るツアー。木と吾妻山の花の観察
★筒上山(つつじようざん) 
1.859m 8/13 四国、石鎚の南。日帰り登山ツアーは初めて。手軽でコンパクト。バスが窮屈で泣けた。。。
★浜田、益田、etc 8/6 三男と三人でドライブ。暑かった。どこの海岸でも海水浴をしていた。
◎深入山  7/30 友達と二人で。夏の花が満開。キスゲ、オオバギボウシなどが夏空の下に広がっていた。幸せ
★龍頭峡  7/23 雨模様、静かな渓谷歩き。夏休みの小学生が野外活動、キャンプなど。ご苦労さん。
宇野千代記念館(岩国) 7/17 広島から高速バスで50分。片道700円。錦帯橋はパスしてマイナーな旅。
★武奈ケ岳 1.214m  5/4 比良山系最高峰、眺めのいい山。ついでに京滋の古刹めぐりも。
◎坂山  499.8m  4/23 総勢四人での山。山菜取り。コシアブラ、ワラビ、クレソン他収穫多数
岡山のウコン桜  4/14 急に思い立って岡山まで。花は六分咲き。のんびりした春の一日。
☆ネットオフ会・大江高山 4/9 こういちさんのサイトのオフ会。山よし、花よし、人もよし。山里の春もよかった。
京都近代建築最終章 3/24 いよいよ息子も卒業。よく遊ばせて貰って有難う!!
★坂山 3/26 いい山だった。瀬野から登り、中野東へ下山。眺めよし。
★鉾取山 3/21 夫と二人。よく道に迷う人です。そっちじゃないと後ろから必死に叫ぶもどんどん下山。途中の大きな倒木で道の間違いに気がついて引き返し事なきを得る。
☆蓮華寺山 3/19 しいの実会例会で案内役をした。初代代表死去以来久し振りの山。皆さんもっと山へ来たいとのことだった。
吉浦、竹原 3/12 きょうは夫は友達と山へ。呉線沿線はと・お・い。写真は昭和初期の建物@竹原
★蓮華寺山  3/5 夫は新しい登山靴の足慣らし。春まだ浅き山はそれでも暑かった。
尾道日帰り一人旅 1/15 ・・・・・・・
★さぬき冬の里山 1/8~9 低い山でも高度感抜群。降りてはうどんと温泉。和みの山旅
  

 2005年
▲倉敷  12/27~28 倉敷チボリ公園のイルミネーション。泊まりは倉敷ステーションホテル。
神戸、芦屋、大阪、京都1 〃212/16~17 週に二回も神戸へ、年に三回も京都へ・・・これには深い事情があるのでした。
神戸 12/11 激安ルミナリエツアー。往復8時間のバスの旅。帰りは熟睡。
◎蓮華寺山(374.0m) 11/23 友達と二人で。静かな山歩き。身の上話をいろいろと。楽しかった。
★石が谷峡 11/13 名前は聞いていたが・・・渓流沿いの林道。紅葉ちらほら
★向山 (665.9m)10/30 広島市街から近い山。登ってみると開発の凄まじさに改めて驚きました。
★掛頭山(かけずやま)
  (1126.1m) 9/23 久しぶりに芸北へ。夏と秋の花が混ざり、高原はまさに彼岸の中日。楽しみました。
京都1  京都2 京都3
(9/9~9/12) いったい何をしているのか息子から音沙汰なし。子離れしない愚かな母はまたしても京都へ向かうのでありました。
★由布岳(1584m)8/14 早朝登山開始。涼しい樹林帯。登山客との楽しい会話。花。夏山を満喫しました。
★三瓶山(1165m)7/17 男三瓶 女三瓶、子三瓶、孫三瓶からなる火山群。頂上付近には旧火口もあり
◎竹林寺篁山(535m)6/23 この山へ登る時はいつも、道がないと地元の人に言われる。歩いて登る道も道は道、だからそんな不審そうな目で私たちを見ないで、お願い。
▲龍頭山(928.4m) 6/12 総勢八人で。早朝出発。山を降りてから有名蕎麦屋での昼食。お世話くださったK先生、有難うございました。
★奈良、三重。初夏の旅 飛鳥と室生  曽爾高原と倶留曽(くろそ)山  赤目四十八滝と今井町
★福王寺山(496m) 4/29 南原口から登山のつもりが登山口が分かりにくく、またしてもあちこち捜し歩き・
花を訪ねて2005 吉野と京都へ。その気になれば関西は近い。今年は何本サクラを見ただろう。
★高尾山(424.5m) 1/30 広島市のどこからでも岩肌の見える山。しいの実会の思い出を辿りながら・・・

 

2004年
▲児島・金毘羅宮  12/8.9 125年ぶりの奥書院公開。44年ぶりに出かけ、収蔵品をゆっくり見学しました。
★下高山(203.1m)   11/4 広島から海上20分、港から山頂まで1時間、遮るもののない瀬戸内の大パノラマ
奈良、名古屋、京都
     10/28~30 大宇陀の葛作り、名古屋の「ノリタケの森」、紅葉などをアップしています。
★傘山(649.9m)    10/11 連休最後、やっといいお天気に。河平連山まで行くとクマが出たとのことで、中止。手前の山へ。
★宮島1、宮島2    9/26 県北の山へ行く予定が雨の予報で中止。替わりに高速船で宮島へ。
沼田町奥畑1 2  9/23 秘密の隠れ里。城南通り西へまっすぐ。市街地に近い山里です。
★信州1 信州2 7/17~19 梅雨がようやく明けた海の記念日、蓼科登山、霧が峰、馬篭宿、関が原など
★竜王山(1,256m)7/11 先週の向かい側の山。熊野神社、那智の滝。深い山を登るとやがて草原が・・・
★牛曳山他を縦走7/4 比婆山とは谷を挟んだ向かい側。島根県境。山野草多数。
京都、花の寺6/18 お寺の多い京都。花、駐車場、ライトアップとさまざまな工夫が。
開聞岳(922m)と九州5/1~5/3 開聞岳に登る。高千穂峰 韓国岳はまたまた雨にたたられ・・・
高松 4/14 昔の高松駅周辺は国鉄連絡船、鉄道などとても賑やか。今は奇麗になりすぎて・・・
★蓮華寺山(374.0m)4/11 家から登山口まで車で20分、登り一時間、下り50分。コバノミツバツツジ、フデリンドウなど
★春の京都3/20~21 他人の振りをするから・・・と言って子供の落語を見る。京都の喫茶店は素晴らしい。
★鞆の浦・ひな祭り2/29 鞆の津は万葉集にも歌われた古来からの港町。旧家に残る素晴らしい雛人形の数々。
公開した各家、運営スタッフの方々に深謝します。
★吉名鷹ノ巣山 (428.1m)2/1 竹原市吉名町の山。登山口まで広島から二時間、登り1時間、下り40分くらい。瀬戸内に展望がよい。
★鈴ケ峯(312m)1/25 広島は街を外れるとすぐ山になる。いいのか悪いのか。団地の裏山、広島湾の眺めよし
★児島 1/18  いい日旅立ち・JR西日本編の鷲羽山へ。絶景、製塩業者の豪壮な屋敷も。
◎上海1/10~11 今回は知り合いの女性と。蟹は食べたし、SARSは怖し。会社に消毒に来られたら迷惑だとか、子供を残して死ぬなとか、皆さんいろいろ言われて参加したようです。
★黒滝山(266m)1/1  2004年の登り初め。初詣の登山客多し。年末からの風邪でこの高さが限度でした。


  2003年
★東京12/27~28 イルミネーション 旧岩崎邸 朝倉彫塑館 浜離宮などへ行きました。
栗林公園12/18 長い間、ちょっと苦手だった公園。何しろ作り過ぎで。しかし、まあこれはこれでいいんじゃないかと思います。
三滝観音12/7 広島市中心部よりわずか20分。風雅な紅葉の名所。手軽な散策にぜひどうぞ。
広島城と周辺11/12~13 (旅行ではありませんが)ここには原爆以前の「軍都廣嶋」の名残りがあります。明治天皇が滞在した大本営跡の車廻しにはクロガネモチの大木が・・・
大阪、京都10/24.25
 大阪は絵付け用具の専門店で買い物。京都、二条城、吉田神社、西陣、千本釈迦堂(国宝四点)、北野天満宮(北野天神縁起絵巻、北野大茶会高札)&骨董市。最後は子供の落語サークルの寄席へ。日中の京都は汗ばむ暑さ、、、


2004年お正月明けの上海。前年中国ではSARSが流行り、旅行中、その話をする人も。今の新型コロナに比べるとささやかなもので、ワクチンは出来ていないけど、その後収束。

同じ年の7月の信州。蓼科は火山で岩山、山野草はほとんどなく、下山後、立ち寄り温泉で大失敗。

服脱いで風呂場へ行くはずが、勘違いして外の廊下に出たーーーー!!!

なんで「ゆ」という平仮名が逆さになってるのかと思いつつ暖簾をくぐると、向こうの方に服を着た人が歩いていた。慌てて引き返す。

2007年GWの湯布院、夫の予約した宿は素泊まりだった。こんなことが何度か続き、以後は私が予約を。


一週間くらい前、座布団三枚を椅子代わりにして脚を伸ばして座っていたら、膝に無理な力がかかったらしく、痛くなった。25年くらい前、息子の自転車に乗っていて足が届かず転倒。膝蓋骨骨折。その古傷が何かあると傷む。

車と部屋のエアコンで冷えて、左膝がさらに痛くなる。

今まで、人さまが膝が痛いって言われるのは他人事だったけど、一歩一歩、どれだけ大変か実感した。特に痛かったのが、室戸岬の札所から灯台へ降りる道。岩がゴロゴロ、膝はがくがく、泣く思いだった。

何とか今は収まりつつありますが、しみじみと歳。


かんぽの宿伊野・特別和洋室に泊まる

2021-09-22 | 旅行

探したのは一月くらい前だったでしょうか、高知市内の目当ての宿は只今工事中とかで庭に重機が来ている。

でこちらにしました。「かんぽの宿伊野」

ホームページからお借りしました。高知の市街地からさらに西へ。仁淀川沿いの宿です。

私は人と同じ部屋だと眠りにくいので、部屋数たくさんの、最上階特別和洋室を9/19で予約。

名前は特別でもお値段はとってもリーズナブルなのは、元郵政省経営の宿だからでしようか。

料理は普通。でも自分で作らなくていいのなら、どんなものでもOK、御馳走たくさん食べても太るだけ。と庶民が苦しい見栄を張ります。

手前、和室6畳、向こうがリビングで眺め良し。左奥がベッドルーム。

ヨッコラショと立ち上がって・・・

冷蔵庫にペットボトルを入れる。ペットボトルの中身は水ではなくて、持参の飲みもの。

奥がベッドルーム。セミダブルのベッドが二台。

化粧台付。窓の横で明るくて自分の顔がはっきり見えた。見たくなかったけど。

窓を開けると気持ちいい風が。

でも川の流れの音が気になって閉じる。

ベランダ越しの川。水の音に加えて、時折、鉄橋を渡る列車の音が。

とても懐かしい響き。そう、こんな音をよく聞いていたなあと・・・

長い間その音を忘れていた。一人でしみじみします。

左のドアの向こうが廊下とクローゼット、入口ドアなど。右のドアはトイレに風呂など。温泉に入ったので風呂は使いませんでした。これは夜になって撮った写真。

和室は一段高くなっている。

カウンターの下に空の冷蔵庫。

カウンターは広い。

下は物入。何、入れる?

子供なら、喜んで隠れんぼしそうです。

扇風機が標準装備。

このロケーションなら、窓から風を入れて扇風機回す方が気持ちいい時もありそう。

宿はいろいろあるけれど、扇風機は珍しい。民宿っぽくてよかったです。

これ一つで平常心を取り戻し、気取らなくていい秘密のアイテム。


この後、同行者のイビキで眠れず。ソファの上で寝ても、壁越しに聞こえるので布団を持ってさらに和室ヘ移動。

障子を閉めきると一つの部屋に。

外から見るとこんな感じ。やれやれ。

特別豪華な宿ではないけれど、温泉も濃厚、露天風呂からは仁淀川と伊野の街が見える絶景。くつろぎました。


朝もまた温泉に浸かり、朝ごはんいただいて出発です。

最上階の廊下から、我が家の車も見えます。

周りは郊外。JRの駅も近いようで、車でなくても便利なお宿のようでした。

このあと高知市内の牧野植物園に行きます。植物園は二度目。前は時間がなくて駆け足でしたが、今回はゆっくりと。

天気もよそさそうです。

つづきはいずれまた。


徳島・高知の旅 室戸岬への道

2021-09-21 | 旅行

連休は、かねての予定通り旅行していました。

四十九日も終わらないのに行っていいの。

黙っていれば誰も何も言わない。

夫は施設に入れた時から少しずつ、お母さんは死んでいったと申します。その上、コロナです。会えず、言葉も交わせず、遠いところにいる。それが亡くなるということなら、肉体はこの世にあってもすでに遠いところへ旅立ったと思っていたのでしょう。

しかしそれは、精いっぱいのお世話をしてもうできないところまで頑張ったからこそ言えることでしょう。

旅行中、夫の知らないお母さんのエピソードを、思い出すままにあれこれ話す。

いちばん受けたのは、私に嫌味を言い続けていた人♀が、夫の祖母が亡くなった時に病室に現われ、さめざめと泣いたこと。我が姑様とは嫁同士。バッグから口紅出して仏様になった大姑の唇に塗り、またさめざめと泣いていた。

ずっと地元にいたらしいけど、元は転勤族、病室へ来ないのでどこか遠くにいると私は思っていた。


姑は大姑を預かり、医療面は舅が担当していたけれど、細かな身の回りの世話は姑が一人でしていた。一年くらいいたと思う。

今気がついたけど、ずっとオシメ当てていて、今みたいにいい紙オシメがなかったので布オシメでお世話していたと思う。

愚痴は一度だけ私に、下着が汚れても替えを同居している長男(夫の伯父)が持ってきてくれないので私が買っている。

あと、下の世話の愚痴は一切言わない人だったので、たった今まで気が付かなかった。さぞ大変だったことでしょう。

大姑のなくなる一週間くらい前、姑は交通事故に遭って入院して葬儀には出ていません。最後のお別れが叶わず、とても残念がっていました。


一度も顔出さずに亡くなってからパフォーマンスしても白けるだけ。よくお世話したあんたのお母さんはとっても偉かったって、夫にそう言って褒めました。

だからこそ、息子に最後まで心を込めて世話してもらえたのだと思います。夫もやれるだけはやったと思えるので、亡くなっても涙も出なかったことでしょう。

少しずつ認知症が進むのを夫がまだ受け入れられなかった頃、姑がおかしなことすると夫は怒っていました。布団の中で小さくなって、袋縫うから布頂戴って私に訴えたことも。お母さん、何の袋ですか?何でもいいの、布くださいって・・・それが最後の自分の心のよりどころだったのでしょうか。

ほっとけ、明日になったら忘れてると夫は言っていました。

しばらくしてその話を持ち出すと、悪いことしたと夫はハラハラと涙をこぼすのでそれからは言わないようにしていました。

汚物を触りまくった時にも、爪の間の汚れをブラシで丁寧に洗い落としながら、「きれいになったね」って言って、この人は仏様かなあと思ったのです。すみません。夫褒めで。

私も同じことして試してみようかしら。餡子かなんかで。

ねえ、ねえきれいにしてぇ~ん♪

きっと相手にされないと思うけど。

姑様が懸命に大姑のお世話する姿を見せていたので、世話してもらえたのかなあと今になれば思います。


で、旅行中、いいお母さんだったと褒めまくって、あれこれを偲ぶ会話を心がけました。少しは元気になったでしょうか。

室戸岬灯台。

手前の建物は、おそらく戦跡。アメリカ軍飛行機を偵察するための建物かなと思いますが説明版はありませんでした。

あるいは自動化される前の、灯台守の宿泊所かもしれません。頑丈な建物は台風に備えて。

この灯台の後ろの少し上に24番札所、室戸山最御崎寺(ほつみさきじ)があります。

薬王寺多宝塔/徳島県美波町(旧日和佐町)

23番、徳島県の薬王寺からは77キロ離れていて、札所の間の距離がいちばん長いところ。普通に歩いては一日でたどり着けません。山が海に迫っていて、長い区間、家も全然ありません。

昔の歩きお遍路さん、さぞ大変だったことでしょう。

地図で見るとまっすぐな海岸線、これは運転が楽なはずと替わったら、もちろんまっ直ぐではなく、景色はとてもいいのによそ見するわけにもいかず、残念でした。

海と空、そして水平線。磯に打ち寄せ砕ける波。そこを黙々と歩く遍路旅。

要らないものが見えない場所は、此岸と彼岸が近いのかもしれません。ここにはいない誰かと対話しているのかもしれません。

旅行は追々追加していきます。

しなければならないことがいろいろたまっているので、きょうからコメント欄、閉じることにしました。再開は未定です。いつも見ていただいてコメントくださった皆様、ありがとうございました。


9月の花散歩

2021-09-20 | 日記

道沿いにキンミズヒキを植えているお宅があった。

20坪くらいの花専用の畑。街中では贅沢。

乾燥にも強い丈夫な花のようです。

びっしりついた小さな花の中に、黒い小さな種が隠れている。

いつか自分で植えて、種、取ってみたい。

空き家にムラサキシキブ。

今の庭、姑様が植えていたけど、増築して日陰になって自然に消滅。残念。

近寄っただけで匂っている。虫を引き付けるため?

マンション。

 

公園で幼児とお母さんが遊んでいた。

公園でお母さんたちと話すのが苦手だった私。息子たちよ、ごめん。

なぜ・・・遠い日のほろ苦い思い出。

クロガネモチ。空き家で。

シラカシ。公園で。

オシロイバナ。中学校の植え込みの下。

 


旧国鉄線路の法面で。

上を国鉄の線路が走っていた。広島駅と港を結び、軍事物資を運ぶ。

兵隊は?

兵隊は足があるので、揃って行進。港から外地へ出征。日本の近現代史は戦争の歴史。

涼しくなったのでまた歩いてみましょう。


「染と織り」萩野健太郎

2021-09-19 | 読書

2012年刊行。民芸の教科書シリーズの一つ。

伝統的な染め、織りの知識から始まり、日常に使うものに用の美を生み出し、日本における民芸運動の先駆けとなった柳宗悦などの功績、全国の産地を訪ねての詳細なレポートなどなど。あとは買い方、身近に置いて楽しむためのアドバイスなど。

各地の染め、織りの現場を訪ねて作り方を聞き、作品の紹介をしている部分が特に読みごたえがあった。安価な工業製品がいくらでも手に入る時代に、伝統産業を継承、作り続けてまた次世代に伝えていく。大変な努力がいる。

材料なども手に入りにくく、人手がかかるので高価。それでもそれらの作品に引き付けられるのはなぜか。

それは無駄なものがない美しさではないかと私は思う。長い間に選び取られた一番いい材料で、無駄なく、手間はかけて一つのものを生み出す。近道しようとごまかすと余計なものが入る。それを排除して仕上げた作品は、職人の手技が反映された誠にすっきりとした仕上がり。そういうことかなと思う。

沖縄戦でほとんど失われた沖縄の織物の復活、植物の葛から糸を取って布を織る気の遠くなるような作業。着尺一本に20万回、葛の茎から取った繊維を結んで糸を作る。

その二つに特に感銘を受けた。

葛布に草木染した着物、今ではとてつもなく贅沢だけど、ある時代の人はそれを日常着にしていたことでしょう。

食べ物を作り、着るものを作り、住まいを作る。遠い昔からの手技の中に人の知恵が詰まっている。お金出して何でも買う今の時代の私たちは、手仕事という面では劣化しているのでしょうか。わざわざ伝統工芸品買う必要はないけれど、繕い物一つの手の使い方など、体が忘れていくことが怖いですね。

山陰は絣が盛んだっそうです。

米子市の弓浜絣。2016年、米子市のアジア博物館、井上靖記念館で。

左上。小さめの絵絣が弓浜絣の特徴。

雲州平田は海を埋めた低湿地、塩分の残る土地は綿がよくできたそうです。

2018年頃。

平田の商人が、毛利氏築城の折、広島へ呼ばれ町普請をします。以前は平田屋町という地名が市内にありました。本通りの北側。

あと、月山富田城麓の広瀬絣、記念館へ行ったけど写真見つからず。いずれまた。

旅先で機織り体験をし、藍染体験をするのは楽しい。その土地の心に触れた気がする。


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