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ソメイヨシノの落ち葉でストールを染める

2021-11-28 | 染色

紅葉のきれいな季節、葉が色をためているのをいただきます。

今回はソメイヨシノの落ち葉です。

木から落ちてすぐのきれいな葉を集めて水に浸けておきます。

採集は今月10日ころ。

本日、染めます。

葉を浸けた水は赤茶色に変化。その汁を使います。

あとは媒染用のミョウバンと染色用のインドシルクのショール。ネット通販で買いました。

こちらの本を参考に。

晒し木綿でサクラを付けた液を濾し、40度に熱します。

そこへショールを入れ、40度をなるだけ保ちつつ、20分煮ます。

火を止めて1時間放置。

ミョウバンを湯に溶かして媒染液を作り、ショールを入れて弱火で10分煮ます。

分量は大匙1に湯がカップ1杯半としました。

取り出して冷めたらもう一度染液に10分くらい浸します。

水洗いして乾かして出来上がり。

私はちょっと不安になったので、二回目に染めた後、姑様が持っていた茶色の塩でもう一度媒染しました。

出来上がりました。

もう少し赤みが強いのが希望でしたが、黄金色。

こんな感じで、捨てるつもりだったワンピース、もうしばらく着てみます。

寒くなるのでセーターなど重装備で、足元も冷えないようにして。

しかしまあ、なかなか本のようにいい色に染まりません。

今年は三枚染めました。セイタカアワダチソウはきれいな黄色になりましたが、アボカドの皮は赤くなるはずが地味な緑かがった鼠色、そして今回の黄金色です。

うーーむ、草木染の道険し。


追加。6月ころ、アベノマスクを分解して、玉葱の皮で染めたのを忘れていたので追加します。

一枚になったガーゼはとてもきれいな黄色に、ゴムはこっくりと深みのある茶色に染まり感動しました。

そのガーゼで、違う形にマスクを作りました。

ガーゼはやがて濃いベージュに変化、布マスクは今はしないので、また分解して小さなハンカチに縫い直しました。

政策には???ですが、せっかくのガーゼ、捨てずに使っています。


セイタカアワダチソウで草木染め

2021-10-15 | 染色

秋になりました。どこの空き地にも元気よく繁茂するセイタカアワダチソウで草木染をします。

セイタカアワダチソウ150g

みょうばん大匙1杯半

染めるもの。今回は白い帯揚げ45g。

帯揚げはミョウバンを入れて中火で10分→冷ます

セイタカアワダチソウは短く切って中火で20分煮出す。

ザルで濾して染液を作る。

帯揚げが冷めてから、染液に浸ける。すぐに黄色に。

中火20分。途中でゆらゆら混ぜる。

染め上がったら水洗いして陰干し。

残りの液で台拭きを染めます。

色が頼りないので、セイタカアワダチソウをそのまま入れて煮出しながら染めます。

こちらもきれいに染まりました。

乾いて出来上がり。帯揚げではなくて、スカーフとして使う予定。

絞りが絡み合っていい感じになりました。

今、黄色の花があちこちに咲いています。皆様もよかったら是非お試しください。

ミョウバンはスーパーで、ナスの漬物の色止めに焼ミョウバンで代用できるようです。

とっても簡単にきれいな色に染まりました。

姑様の残したミョウバンを使って、材料費は無料。台所で鍋を使って手軽にできました。

今度はまた別なもので染めてみたいと思います。

 


藍染めのストール、バッグなど

2021-08-31 | 染色

少し麻が入っているかもしれないごく薄い木綿地、縦に二つ折りにするとストールにちょうどいい。

今の時期は暑いけど、冬ならかさばらず紬の襟もとに寒さ除けで巻いてみましょう。

下はテーブルセンターをテレビ台のホコリ除けに。

昨年、藍染の端切れを縫い合わせて作ったショルダーバッグ。軽い。


機織りは少しずつ。

織り機に渡した板に座っていたけれど、椅子に替えてから楽なった。

何よりも立ち座りが楽。経糸を緩めたり、落としたシャトルを拾ったり、とかく高機は面倒な動きが多い。

余談だけど、最近、ヤフオクに地機が出ている。経糸を腰の後ろに固定して、姿勢で糸の調子を整える、人類が考え出した初めての織機。世界のあちこちで発生。

今でも結城は地機で織るらしいけど、私には無理。諦めた。


昼休み、急に姑様の病院へ行くことになった。県内の義妹も昼までには来る。県外の義弟にも連絡したらしい。

病院へ行くのはショルダーバッグの一択。ハンドバッグや、肩掛けトートバッグや、まして山葡萄では邪魔になる。

藍染めにしようと出してみたけれど、遊び心がややあって、人の印象に残るのはこの際不適。

結局、ラシットの紺一色の軽いバッグに。長らく使っていなかったけど、病院へ行くのはこのくらい大人しめがいいようで。

一緒になって動揺するよりも、私は私にしかできないことをしてより近い人を支える。

今朝は早く目が醒めて、機織りして、台所の換気扇磨いて、洗面所と風呂場の排水口にパイプクリーナー撒いて、庭の伸びた枝を切って、植木鉢の整理して・・・って、普段しないこともたくさんした。

何かの知らせだったのでしょうか。続きはまた。。。。


玉葱の皮で染めるアベノマスク

2020-10-03 | 染色

アベノマスクを染めます。

材料

玉葱の皮 マスク ミョウバン(色止めとして)

皮は染めるものと同じ重さ以上。写真以外のあるのを全部使いました。

レッドオニオン中サイズ15個分くらい。

ネットに入れて30分煮ます。

30分後、こんな色になりました。

煮ている間にアベノマスクを分解します。

ガーゼ60×25㎝が一枚、ゴムが2本。

姑様のマスクも併せて4枚分、使います。

2枚は碁石、輪ゴム、糸を使って絞りの模様を入れます。

2枚はそのまま。

短く整経した機織りの糸があったので、10㎝ごとに糸で縛ります。

ガーゼと糸を10分煮ます。

ガーゼと糸を絞って、玉葱液で20分煮ます。

沸騰しないように気をつけ、均等に染まるようにかき混ぜます。

続いて媒染をします。

姑様のところにあったミョウバンです。

50度の湯に1リットルにつき大匙1の割合でミョウバンを溶かします。

今回は2.5リットルなので2さじ半です。

水温を保ちながら20分浸します。

時々かき混ぜます。

黄色く染まりました。

優しい色合いです。

干します。

絞りの柄。

糸は縞模様に。

ゴムはしっかり濃い色に染まりました。

乾いたら完成です。

さて何を作りましょうか。ワクワク。

 


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