観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ホウロクシギ飛来

2017-08-23 19:41:50 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 6時36分 潮位261cm、19時17分 潮位266cm
今日の干潮時間13時00分 潮位 31cm

 

今日は風が強く吹いたかと思ったら、黒い雲が近づいてきて雨が降ったり、その後は青空が広がったり、かなり不安定なお天気でした。

そんなお天気でしたが、干潟には今季初、ホウロクシギとハマシギを確認できました。

ホウロクシギの飛来は今年は少し遅かったように思います。

 

そして、先週土曜日(19日)に引き続き、今日も夏羽の赤いサルハマシギ1羽を観察できました。

導流堤脇の干潟にいたサルハマシギを撮影したので、遠いのと、陽炎で、よく分からないと思いますが、左から2番目がサルハマシギです(その他はメダイチドリ)↓。

 

ホウロクシギとハマシギが加わって、藤前干潟に飛来するシギ・チドリの種数がだいぶ増え、にぎやかになってきました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ2、メダイチドリ16、ダイゼン59、ケリ6、トウネン2、ハマシギ1、サルハマシギ1、アオアシシギ15、キアシシギ1、イソシギ3、ソリハシシギ58、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ5 の14種、172羽でした。

 

野鳥観察館前の護岸では、餌を探すイソシギとキアシシギを観察できました。

 

【藤前干潟のイベント等のお知らせ】

☆8月26日(土)~9月24日(日) 秋の野鳥写真展~シギ・チドリ~&藤前干潟写真展詳細はこちら(PDF)  

☆9月2日(土) ふれあいトーク「受け継がれた地域の技と知恵~湿地と人の暮らし~」
 
日時:9月2日(土)14:00~15:30
 場所:稲永ビジターセンター
 講師:日本国際湿地保全連合事務局長 佐々木美貴さん
 内容:国内各地の湿地文化(スポーツ・グルメ・動植物の保全活動など)をご紹介します。
 主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
 →詳細はこちら(名古屋市HP)

☆9月9日(土) 藤前干潟の渡り鳥調査隊~9月~
 渡り鳥調査隊は、野鳥観察と鳥類調査を行う野鳥観察館のイベントです。→詳細はこちら(PDF)

☆9月10日(日) 生物多様性講演会「ペンギンから見た地球温暖化」
 
日時:9月10日(日)13:30~15:30
 場所:稲永ビジターセンター
 講師:国立極地研究所准教授 高橋 晃周(たかはし あきのり)さん
 定員:50 名(応募者多数の場合抽選)
 申込み:8月31日まで
 参加費:無料
 主催:名古屋市港保健所南西部公害対策担当/NPO法人藤前干潟を守る会
 ※申込み先等はこちらをご覧ください。→藤前干潟を守る会HP 

☆9月17日(日)・18日(月・祝) 秋の野鳥イベント2017~藤前干潟でシギ・チドリを見よう!~
 探鳥会や野鳥のおはなしなどのイベントを野鳥観察館で行います。→詳細はこちら(PDF)  

 

明日の満潮時間 7時15分 潮位256cm
明日の干潮時間13時33分 潮位 44cm

コメント
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