観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

夏休み中のイベントのご案内

2017-08-03 23:30:45 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

明日の干潮時間 9時10分 潮位 86cm
明日の満潮時間16時09分 潮位207cm

 

今日も曇りでしたが、午後からは陽が射す時間帯があり、昨日より暑くなりました。

気温が上がったため、野鳥観察館前の水たまりは、昨日より小鳥たちで賑わいました。

 

スズメの幼鳥が2羽並んで水を飲んだり、

 

シジュウカラの親子が水浴びに来たりしていました。 

 

この他、ムクドリの大きな群れ、ヒヨドリ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラスなどが頻繁に水たまりを訪れていました。 

 

 

さて、昨日は「秋の写真展の作品募集」のお知らせをしましたが、今日は夏休み中の藤前干潟のイベントを2つご案内します。

どちらも夏休みの自由研究に役立つイベントだとも思います。ぜひ、ご参加ください。

 

1つ目のイベントは、野鳥観察館で毎月1回実施している「藤前干潟の渡り鳥調査隊」です。

「渡り鳥調査隊」は、野鳥観察に加えて、鳥類調査(野鳥の種類と数の調査)を体験してみるイベントで、カウンターという道具を使って鳥の数を数えたりもしてみます。


8月の渡り鳥調査隊は、19日(土)に行います。

6月、7月は観察できる鳥が少ない時期でしたが、すでにシギ・チドリの秋の渡りが始まっており、8月19日は干潟の鳥を代表するシギ・チドリが観察できるはずです。

藤前干潟や野鳥についての質問にもお答えしますよ。

【藤前干潟の渡り鳥調査隊】
 日時:8月19日(土)10:00~12:00
 場所:名古屋市野鳥観察館
 対象:小学生以上
 定員:20名
 参加費:無料
 持ち物:帽子、水筒、双眼鏡(お持ちであれば)
 申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160
 ※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 

2つ目のイベントは、小学1~3年生を対象として実施される「干潟を音であそぼ~ヨシや貝殻で打楽器づくり~」です。

風の音、潮が満ち引きする(波の)音、鳥の鳴き声や羽ばたく音など・・・、耳を澄ませてみると干潟にはいろんな音があふれています。

「干潟を音であそぼ」は、これらの「音」を聞いたり奏でることを通して、干潟の環境や生きものを知るイベントです。

講師に、プロのパーカッショニスト(打楽器奏者)である本多"taco-bow"正典さんをお招きし、

干潟の貝殻やヨシを使って打楽器を作った後、みんなで演奏をします。※昨年の「干潟を音であそぼ」の様子はこちら(2016年7月27日の日記)

↑「カキ殻とヨシのウィンドチャイム」や「小石とペットボトルのシェイカー」などを作りますよ。

【干潟を音であそぼ~ヨシや貝殻で打楽器づくり~】
 日時:8月22日(火)10:00~12:00
 場所:稲永ビジターセンター (野鳥観察館の隣)
 対象:小学校1年生から3年生(保護者同伴)(8/12募集締め切り)
 定員:20名(応募者多数の場合は抽選)
 参加費:無料
 申込み先:メール、はがき、FAXにて名古屋自然保護官事務所まで
     〒455-0845 名古屋市港区野跡4-11-2 稲永ビジターセンター内
     TEL 052-389-2877 FAX 052-389-2878
     Eメール WB-NAGOYA@env.go.jp
 締切:8月12日(土)
 主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
 ※内容や申込み方法、問合せ先等の詳細はこちら(名古屋市HP)

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ283、ダイサギ9、コサギ8、アオサギ10、マガモ53、カルガモ391、ホシハジロ8、スズガモ17、ミサゴ7、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン29、ケリ3、アオアシシギ14、キアシシギ1、ソリハシシギ60オオソリハシシギ1(♀)、チュウシャクシギ32、ウミネコ97、コアジサシ1

 

明日の干潮時間 9時58分 潮位 73cm
明日の満潮時間16時49分 潮位221cm

コメント
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