晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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「斎王の宮」3階エレベーターから廊下

2009年11月09日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その3の続き。

私たちが宿泊するお部屋のある3階に到着しました。



3階のエレベーターの扉は蝶が舞っている絵でした。
ほかの階の扉はどうなのでしょう。
エレベーターの外と内部のボタンが大きいのは、押しやすくていいなと思いました。




お部屋へ通じる廊下には几帳(きちょう)が飾られていました。
平安時代好きには胸キュンものです。

几帳の文様を拡大!



地文(じもん)は三重襷(みえだすき)に花菱(はなびし)・・・かな。
上文(うわもん)は浮線菊(ふせんぎく)ですね。

二陪織物(ふたえおりもの・ふたべおりもの)で素敵。

うちもこんな几帳欲しいな~。
置くところがありませんが。(笑)


そして視線を移すと・・・



伊勢型紙が額に入れて飾られていました。
繊細な切絵を見ているような気分です。うっとり。




伊勢型紙の額の下には、伏籠(ふせご)と香炉(こうろ)のミニセットがありました。
香りを衣裳にうつすための道具ですが、インテリアにも用いられます。




廊下の様子。夜に撮影。

廊下の壁には、「斎王群行(さいおうぐんこう)」の様子が描かれた絵が飾られていました。
「斎王群行(さいおうぐんこう)」の絵は次の記事にてご紹介させていただきまーす。


その5へ続く。


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