ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

最近みた映画「ライオン」

2017年04月15日 13時20分17秒 | 本・映画 ら行
映画「ライオン」





インド・!の貧民窟で暮らす幼い子サルーが兄とはぐれ、

列車で1600キロも離れたコルコタまで運ばれてしまう導入部に、いたたまれなさを感じます。


人さらいの魔の手から逃れ、食べ物もあの手この手で見つけてたったひとりで過ごすサルー。

救護院で暮らす中で、運良く親切なオーストラリア人夫婦に引き取られますが、

家族のことを忘れられません。



エンドロール後に、タイトルの「ライオン」の意味が明かされます。



実話を元に映画化。エンドロール前に本人たちが登場します。



それにしても驚いたのは、サルーがひとりで苦労するくだりだけでなく、

オーストラリア人夫婦の考え方。

子供を産める環境なのに産まずに、あえて養子を育てるという選択をしたこと。

「自分の子供を育てても世界が良くなるとは限らない。

孤児を育てることで、世界は少しだけよくなるのでは」という考え。

この映画を見る限り、自己満足ではなさそうです。

真似はできませんが…。


感涙度 ☆☆☆★

はらはらドキドキ度 ☆☆☆★

居眠り度 ★


総合 ☆☆☆☆★

あしあと