ぱぐぱぐ通信

環境にわるいペットボトル飲料を買わないジョー・てるりんの絵日記みたいなものです。

今日の中田島砂丘(2020年7月25日)

2020年07月25日 18時21分20秒 | 写真
新型コロナウイルスの感染者が増えていても人気なのが中田島砂丘です。



波見る教の信者もほれ、この通り。



昨日までの雨で砂丘にはいつものように池ができていました。




今日の宝物。




けっこう多かったな。

テークアウトの飲食店が増えたせいか、

プラ皿やらプラフォークがたくさんあった。

手荒い、うがいも大切だけど、

プラ容器はそこらに置いておいちゃいけないね。

駿河湾フェリー

2020年07月25日 17時57分15秒 | ささいなことですが
8月末まで半額キャンペーンをしているということを知り、

行ってきました「駿河湾フェリー」。

清水次郎長でおなじみの清水港から出港し、

行き着く先は土肥港。

近くに土肥金山があることで知られています。

待ち時間があったので、待合室に行ってみると、

入港する船の一覧表があり






その中に「おりえんとびいなす」の名が。



てるりんが若かりしころ、300人の仲間と中国に渡ったときに乗った船です。

もう何代目かになっているとは思うのですが。



次ぎに驚いたのは、県道223号。

なんと、舗装工事がいらない県道なのです。

なぜかというと、清水港から土肥港を結ぶ海の道なのです。






というわけで、フェリーに乗り込んで、

土肥港を目指します。




デッキには、てるりんのような庶民が入れないエリアが

確実にあるんですね。船旅の奥深さを感じます(涙)



快晴ではないものの、逆に強い日差しがなく、

風も快適です。いざというときには、救命ボートにのるんですね。





土肥港から車で3分ほどの場所に砂金取り体験ができる土肥金山があります。

入り口には幕府の役人がで霧を厳しく見張っています。

このご時世、マスクで新型コロナウイルスを予防するのはいいのですが、

こしゃくなことにそのマスクが金色。



じっくり見てやろうと近づいたら、

いきなり「ようこそ」

なんぞと声を出してあいさつするもんだから、こちとら

「ひゃ~」と驚きの声を上げちまったぜ。ったく。


庭園を歩くと、池には金色のヒゴイが泳いでいます。

見詰めている人形も金色と、



どこまでいっても金づくし。

そして坑道探検。

怖いもの知らずの我妻はどんどんと先にいってしまいます。



江戸時代の砂金採掘の現場を再現している人形が立ち並びます。

女性も働いていたらしい。




坑内には、仕事終わりにさっぱりできるように、

風呂の用意もあったんだって。

あれまあ、女湯までありますよ。




坑道探検も終わり、いよいよ砂金取り体験。




ユーチューブで予習していたんですが、なかなかうまく採れません。

赤ちゃんの耳くそみないなものが数粒採れただけ。

それでも記念にと、キーホルダーにしてもらいました。

1100円です。



このキーホルダーを土産に、帰りのフェリーに乗り込むのでした。




ちゃんちゃん。



最近見た映画「人間の時間」

2020年07月13日 12時55分21秒 | 本・映画 な行
映画「人間の時間」





元軍艦のクルーズ船の閉ざされた空間を舞台に、

乗り込んだ新婚夫婦や次期大統領候補とその息子、やくざ一派、娼婦たち、乗組員、物言わぬ不思議な老人らが

欲望をむき出しにして生存を求めるハードSF。


海上を進んでいたはずのクルーズ船は一夜明けると、

どことも連絡が付かない不思議な空間に浮かんでいて、

限られた食料を巡って暴動が頻発します。

新婚夫婦はすぐにやくざらに仲を引き裂かれて、

正義感のある夫(オダギリジョー)は序盤で亡くなってしまうという怒濤(どとう)の展開。

次期大統領候補が強権を発動し、ピストルを持つやくざたちが自警団をかってでます。


食料の不公平な分配、居住空間の差別など、暴力をふるうのをいとわない者と

権力をかさにきるのを躊躇しない者が世間を牛耳る内容は、

現実社会の縮図か。



設定がそもそも架空だし、時間の進み方も独特なので、

リアルを求めて鑑賞するとひどい映画と感じるかもしれません。


クルーズ船は地球だとも思えてきます。

人間の物欲がさらけ出された時空で起きるモラルなきさまざまなことは、

歴史の随所に現れていると、あらためて思わせられます。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆

感涙度

居眠り度


総合 ☆☆☆



最近読んだ本「常在戦場」

2020年07月12日 23時51分20秒 | 本・映画 さ(ざ)行
本「常在戦場」

火坂雅志著




関ケ原の合戦前後の混乱の時代、徳川家康公に仕えた7人の武将や女人の武功を、

一章ずつ記した短編集。

「ワタリ」は、家康公が幼いころに人質として過ごした今川家で、

慰めるとともに励ました鳥居元忠の物語。



「井伊の虎」は、

後に徳川四天王となる井伊直弼を送り出した浜松市の井伊直虎の生涯を描く。



「毒まんじゅう」は、

家康公の家臣でありながら家康公の正室で今川家から嫁いだ築山殿に慕情を寄せる石川数正の苦悩に迫ります。


「梅、一輪」は、

1568年の遠州堀川城攻めの初陣で武功を上げ、

家康公から陣羽織を受けた大久保忠隣(ただちか)の働きと流転の人生を記しています。



「馬上の局」は、

家康公に添い遂げた側室の阿茶の心の機敏がわかります。



「川天狗」は稀代の商人で、

家康公に請われ保津川や富士川の水運の向上を図った角倉了以の苦労と野望を描いています。



表題作の「常在戦場」では、関ケ原の合戦に間に合わず、

いったんは汚名にまみれた牧野忠成が、

家康公の間者として豊臣家を探るさまが描かれます。

☆☆☆☆

今日の御前崎海岸

2020年07月12日 23時44分35秒 | 写真
同僚から

「ごみが多いのは中田島砂丘だけじゃないよ。

御前崎海岸もそうとうなもの」

というメッセージが届いたので出掛けました。



♪ ソーダ水の中を漁船が通ります。

自慢のカメラの倍率を上げると



こんな感じです。

遠くには富士山も望めます。




「いいところじゃないの」と思いながら堤防を越えると…




なかなかのものです。


15分ほどでこんなにも宝物が拾えました。




御前崎海岸の特徴は、穴の空いた石がたくさんあること。

なんだろうとよく見ると、穴はどうも貝が開けているみたい。




お土産に二つ、持ち帰ってきました。

帰宅途中には浜岡砂丘にも立ち寄りました。

話題の浜岡原発のすぐ近くです。










最近読んだ本「犬はどこだ」

2020年07月12日 23時33分46秒 | 本・映画 あ行
本「犬はどこだ」

米澤穂信著





アレルギーが元で働いていた銀行をやめ、

無為な6ヶ月を過ごして開いた調査事務所に舞い込んだ仕事は、

行方不明の若い女性の捜索と、村に伝わる古文書の解読。

関係なさそうな2つの依頼は微妙に交差し、事件に発展します。

調査事務所の所長で主人公の紺谷は「おれが始めたかったのは犬探しなのに」。

25歳の紺谷が最初に手がける事件を描く青春私立探偵小説。



紺谷の妹の愛車がオープン2シータ-の「コペン」ということだけで、

「いい本だなあ」と思うコペン乗りのてるりんです。


☆☆☆

最近見た映画「透明人間」

2020年07月12日 23時28分47秒 | 本・映画 た(だ)行
映画「透明人間」




若き光学博士の元から逃げ出した愛人の女性シー(エリザベス・モス)が、

目に見えない誰か(透明人間)に脅かされ始めるSFサスペンス。

逃げ出してしばらくすると光学博士は自殺し、

「光学」博士だっただけに「高額」な遺産が弁護士を通じ、

身を隠しているシーの元に届くのですが、

夜中に寝ていると布団が不自然にベッドからずり落ちたり、

かすかな息遣いが近くて感じられたりと、不気味な日常が始まります。

「本当に光学博士は自殺したのか」と疑問を持つシーですが、

周囲の人たちはシーの精神障害を疑い始めます。



精神的に追い詰められてゆくシーの表情と演技が秀逸。

カメラワークも、シーを狙って背後から少しずつ近づいて行ったり、

シーを撮影したあとにそのまま横に移動して誰もいない空間をしばらく映し出し、

誰かが潜んでいそうな雰囲気を漂わせてまた、シーに戻ったりと、

観客の恐怖心を高めます。



ただ、

とびきり美人でもないシーに光学博士がなぜこんなにも執着するのかが分からないのと、

シーが逃げ出した理由が薄情で、

「どこかで明らかになるのかな」と小さな疑問が続きます。

それと、BGMが大き過ぎ~。



ハラハラドキドキ度 ☆☆☆☆☆

居眠り度

感涙度

総合 ☆☆☆☆



もう一言

ジュール・ベルヌ原作の「透明人間」とはまったくの別物です。


さらに一言

もちろん往年のアイドルのピンク・レデイの「透明人間」とも

まったく関係ありません。

昨日見た映画「銃2020」

2020年07月12日 14時27分35秒 | 本・映画 さ(ざ)行
映画「銃2020」





ストーカーに追われる若い女性、東子(日南響子)が、

逃げ込んだ古ビルのトイレの洗面台で拾った拳銃により、少しずつ人生が狂い始めます。

意図的でしょうが、終始、暗い画面。

廃虚と虚無と精神崩壊が漂います。



中村友則が原作。

2年前に公開された「銃」の主演虹郎もちょこっと出るほか、

佐藤浩市さん、リリー・フランキーさん、友近さんらが脇を固めます。

リアル感が乏しく、入り込めません。そのせいか、BGMも煩わしいかも。


はらはらドキドキ度 ☆

居眠り度 ☆☆☆☆

感涙度

総合 ☆


ちょっと一言

お勧めしません。

前作「銃」の方が画面的にもストーリー的にも数段上の気がします。




あしあと