1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽楽しい人生に】読者が「住職は、同性愛の方との縁は」と。最初は大学時代。バイト先の60代男性既婚者。いつも拙僧の股間をぎゅっと、それが挨拶。

2021-11-21 19:20:40 | 法話
日本では『 LGBTQ 』への理解は進んでいるのか、という物議が度々。が、昨年夏に行われた世界価値観調査の「同性愛を認めますか」で日本は「認める」が55%であった、と。これは75ヵ国中の18位と。トップレベルではないが、上位には入っていると。「住職さんの意見はどうですか」と聞かれる事、度々にて。

【追伸】
所謂、『 LGBTQ 』といわれるものは、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、心と体の性不一致者、自分の性不理解者などの方々の呼称。昨年の春の朝日新聞世論調査で日本人が「同性婚を認めるべき」と回答した割合は、18歳から29歳は86%と。30代は80%と。60代は66%と。そして、70代以上は37%との統計が。これを踏まえて「住職の意見は」に対する答えは「拙僧は、認める、かな。様々なリスクを十分に理解している人達の人権を、侵害するはよくない事だと思う。近年、『懐妊数週間は、全員女性である』との見解が専門家から。突然変異で女性から男性に。よって、突然変異で無理が掛かる事から、男の子は女の子に比べ、病弱で体が弱いと。子育ても、男の子の方が、よく病気するという印象が高い。自身の体験と他者の子育て状況を見ると。平均寿命においても、男性が女性を上回っている国は1ヵ国もないとの事。この事(懐妊数週間までは、全員女性)が世に知れてから、特に、同性愛差別が何となく緩んだ様な気がするかな。あくまでも、拙僧の感覚ですが。この世に『これ、正解』は、ないですもんね。自分にとって、それが、正解か否かだけ、かと」と。




【住職の法話、考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽な人生に。2315話目】 拙僧は波乱万丈幼少期なれど、当時はあっけらかん。が、妻が「パパの幼少期の写真、笑った顔が1枚も」と。写真は正直に。

2021-11-21 17:48:36 | 法話
読者30代の男性が「番組『僕らの時代』で、ギタリストのチャーさんが『今でもデビュー曲を歌うと17歳に戻れる』と。私は仏壇の母の遺影(写真)を見る度に、7歳の頃の自分に。ご住職は、どうですか」と。対し「4歳の頃の自分になら、いつでも戻れるかな。その歳くらいから、ヘビーな生活が続いたからね」と。

【追伸】
この男性が「ヘビーな生活って、なんですか。話せる事ですか」と。「話せる事だよ。4歳の頃にはもう、家庭の中に会話はなし。両親の関係が冷え切っていたんでね。加えて、祖母と母親の不仲(嫁姑戦争)。その為、母親は、ほとんど実家の方へ。拙僧は、祖父母に育てられた。5歳の頃には『近い内に両親は離婚するだろう』と薄々感じていた。結局、拙僧が9歳の時に両親は離婚。即、父親が再婚。今度は義母に気を遣う生活が始まった。その間に自身の大病と、祖母の大病。その道の専門家が『平々凡々に生きてきた人は、記憶があまり残らない、記憶に残るは衝撃的な出来事だけ』と。『小学校低学年までの記憶があまり残ってない』と言う友人達の話を聞いていると、家庭が円満だった事の話が多いかな。拙僧、4歳の頃からの記憶が、結構鮮明に残っているは、衝撃的な生活のお陰かな。そのお陰が、今の仕事の役に立ってる」と。